労災申請をしてみよう1

労働基準監督署に行って、方面への労働相談は、残念な結果になりました。

インターネットで調べていくと、労災申請についての内容を見つけました。
ただ、精神疾患の労災申請は30%程と認可率が低く、認定が難しいという事が色々と書かれていました。認定率が低いので、労務士や弁護士などに相談して申請するのが良いと言う風に書いてありました。

仕事で体を壊して休んでいるので、労災だと思い、申請をしてみようと思いました。労災申請は会社に喧嘩を売るようなものです。労働基準監督署の方面で相談した時には、すでに喧嘩になっている事は理解していました。まぁ首になっても貯金があるので何とかなるだろうと思っていました。会社に戻る事はこの時は頭になかったですしね。戻る席もないだろうし。

労災申請をするにあたり、私は弁護士を探す事にしました。
無料相談では"法テラス"が有名だという事を知りました。
しかし"法テラス"には収入と資産条件があって、私は対象外である事がわかり別の相談窓口を探しました。

※法テラス資産条件
 https://www.houterasu.or.jp/site/soudan-tatekae/goriyounonagare.html

ネットで調べたところ、東京弁護士会という所が、労働だと30分無料相談を受けれることを知りました。
私は東京弁護士会に予約を入れて、相談に行くことにしました。

東京弁護士会で相談で出てきた弁護士は、若い弁護士でした。
自分の状況や労災申請をしたい事、残業代を請求できないかなど色々質問をしました。弁護士は「労災申請であれば、自分でしてみては?もし労災が認可されなかったら再申請できるので、その時に弁護士を使ってはどうか」と言われました。話は続き、結局1時間相談をしました。はっきり言ってこの弁護士からはやる気がまったく感じることができませんでした。やりたくないオーラが出ていました。30分オーバーした為、追加料金で5000円ほど支払ったと思います。新しい情報や知識などなにも得ることはなかったです。弁護士はあてにならないという事を理解することができました。

さて、弁護士のいう労災が認可されなかったら再申請できるというのはどういう事でしょう?
労災申請は、申請して認可されない場合は、審査請求をする事ができます。さらに労災保険審査官の決定に不服がある場合には、労働保険審査会に対して再審査請求をすることができます。それでも認可されない場合は、裁判で国と争う事になります。
審査請求や再審査請求で認可される可能性は限りなく低く、裁判に移行しても認可される可能性は低いです。なぜかと言うと、はじめに調査した結果を元に、審査官が判断をするためです。同じ資料を基に判断をするのですから、それは判断結果が変わるわけがありません。特に再審査請求は限りなく0だそうです。
労災認定を受けるためには、最初の審査で認可を受けないと、その後の可能性は限りなく無いと思ってください。
つまり、この弁護士は無知なのか、わざとなのか断る文句に再申請をできる事を言ってきたのです。

弁護士会事務所での無料相談について
後から分かった事ですが、弁護士会事務所での相談で出てくる弁護士は、若い弁護士か、仕事の無い弁護士が出てくる事が多いみたいです。中には正義を元に忙しい中でも相談に乗ってくれる弁護士もいるかもしれません。おそらく法テラスも同様かと思います。(違っていたらごめんなさい)
はっきり言います。役に立ちません。
弁護士の相談費用は、有料の所でも大体30分5000円しますが、個人的には安いと思います。システム会社で仕事をしていたので、工数見積もりなどをしていました。一人当たり1人日いくらぐらいするのか(時給いくらのコストがかかるか)などを見ていました。これは給料の金額とは違います。会社は給料の他に労働者に対して色々なコストを負担しています。若手や派遣で来る人の単価でも結構高いです。弁護士は、勉強して勉強してやっと手に入れた資格なのに、1時間1万円の請求しかできません。普通に見れば高いと思いますが、仕事で原価を見ていた私から見たら、これは非常に安価だと思います。BtoBと個人向けの金額で、感覚が違ってくるので仕方がありません。まあそれでさらに無料相談だとやる気が出るはずがないですよね。

私は、弁護士会の事務所を後にして、自分で申請をしてみる事にしました。

まずはどのように申請をすればよいかわからないので、再度労働基準監督署に行って次は労災課に相談に行く事にしました。

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