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創作大賞のいっぽんマガジン

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#オールカテゴリ部門

雨の詩 【詩】

いい天気 けむる霧雨 しっとりとぬれた木々 真っ黒な枝々 その黒さは やさしい いい 天気…

nepa
1年前
85

「孤の家」第1章│自由のローン

小鳥のさえずりと朝日が私の目覚まし時計だ。この生活は、私が自分の力で手に入れたものだと毎…

宿木ゆき
11か月前
73

【追悼 渡辺雅弘】Girasoul ~聴く者の魂を揺さぶるヴォーカリストMamiと、パーカッ…

2023年4月25日に急逝した渡辺雅弘。 雅弘が遺した楽曲を歌い続けることを表明したMami。 事務…

五辺宏明
1年前
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ゴールマウスの恋人【前半】創作大賞2023応募作品

【あらすじ】 岡部鞠菜は、大学のゼミの教授から貰った、サッカーJ2リーグのチケットを手に…

YOKUMI
1年前
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最先端の原価計算と都市伝説(監査法人1年目の教科書)

 1962年で当時の大蔵省より公表された『原価計算基準』。現在も製造業の個々の条件に応じて、…

【掌編】祈り 〜蒼と優の物語〜

 世の中にはどこが好きか分からないけど、何故だか気になる異性が一人は居るものである。  …

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泪橋~須賀川下向(1)

 貧乏籤を引いた。  それが、一色図書亮の正直な感想だった。ため息しか出てこない。どうして、こんな鄙の地に足を踏み入れることになってしまったのだろう。  図書亮は名字からも分かるように、名門一色家の血を引いている。一色家は鎌倉時代に北条氏に睨まれ御家を潰されそうになったところを、足利家にとりなしてもらったという。そのため足利家には絶対忠誠の誓いを立てているのだった。一色家の祖である公深は鎌倉幕府に仕え、さらにその孫である直氏は、足利尊氏に仕えて鎮西探題の役目も拝領した。さらに

【短編小説】回遊する魚の噺#創作大賞2023#オールカテゴリ部門

(読了目安7分/約5,300字+α)  魚も、海の中で息苦しくなることがあるのだろうか。  雨粒…

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