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設計士という仕事について想うこと

つづるです。約4ヶ月半ぶりの投稿になります。本業が忙しくなり、note更新が滞りました…この4ヶ月半の間に、何が起こったのか備忘録も兼ねて綴っていこうと思います。

【1】設計士の仕事が単純に増えた

わたしは普段、工務店で住宅設計の仕事をしています。年明け以降、人手不足につき、担当するお客様の組数が増えました。

「オンライン打ち合わせ」を取り入れながら、新しい進め方で仕事を行っていたこともあり、その場その場で必死に対応しているとあっという間に4ヶ月半経っていました☺

この「人手不足」と「新しい仕事の進め方」というのは、設計士という仕事について回るものではないかな、と個人的には思います。

・仕事内容が専門的であるため、人材教育に時間がかかること(設計士として成長するのに時間が必要なこと)

・常に新しい方法や考えを取り入れ、設計士自身が勉強をする必要があること(進化が無ければ競合他社との競争に生き残れないため)

この2点は、設計士という仕事の特徴といえるのかなと思います。

【2】ウッドショックがやってきた

「ウッドショック」って何?という方もいらっしゃると思います。簡単に言うと、輸入木材の価格が高騰し、日本の木造住宅の価格も値上がりしている状況のことです。

この状況は未だ続いており、どの会社も対応に日々追われていることと思います。企業勤めの一設計士である私にどんな影響があったのかを綴っておこうと思います。

ウッドショックによる住宅価格値上がり対応は各会社それぞれで異なりますが、わたしの会社では打ち合わせスケジュールをずらさないことがお施主様のお家の価格を上げない条件となりました。

つまり「設計提案で失敗できない」ということです。「失敗」というのは、お施主様にお家のヒアリングを行い、その後設計提案をして「大きく要望や意図を外して、設計変更が必要なる状態」のことを指します。

設計変更が出た時点で、打ち合わせスケジュールがずれる可能性が大幅にあがります。

ヒアリングから設計提案までが実質設計士の勝負どころとなるため、密にお施主様とコミュニケーションをとり、「失敗」のないように自分の仕事のスケジュールをしっかり抑える必要が より一層出てきました。

ウッドショックはまだ続いているため、緊張感の走る中で仕事を進めているのが現状です。どの仕事でも言えることですが、市場状況によって個人の仕事の進め方に大きく影響が出てくることを実感しています。

【3】研修が増えた

設計士は勉強をたくさんする必要がある職業のため、会社も積極的に研修の機会を与えてくれます。この4ヶ月半の間で忙しい本業に加え、研修もたくさん受けておりました。

研修を受けるたびに新しい発見があり、学ぶ楽しさを感じる反面 自分の実力を感じる機会でもありました。

7年同じ業界にいても、足りない知識や情報がまだまだたくさんあり勉強しても勉強したりないのが設計士の仕事なのではないかなと思います。

終わりに

本日はわたしのnoteに遊びに来てくださりありがとうございます。

アウトプットの場所として、noteを選び しばらく更新が滞ってしまいましたが、仕事が少しずつ落ち着きを取り戻しつつあるため、アウトプットの頻度も増やしていきたいな…と思います。


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