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1995 旅と空間と哲学。 琴線に触れる日常を

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最近の記事

ありがたいの本当の意味

ショッピングモールのトイレを利用したときの話。 便座に座るとドアに貼られたシールが目に入った。 「いつもキレイにご利用くださりありがとうございます」 あらためてトイレを見た。キレイ。 トイレットペーパーはきちんと補充してあって 便器の中はきちんと掃除が行き届いていて ゴミや汚れが目立つこともなくて、ちゃんとキレイ。 その光景がすごく当たり前のようなんだけど この”当たり前”をいつも維持してくれている人がいる。 誰だって触りたくないであろう汚れを 誰かの手で、誰かの時

    • 人の心が読めたら

      好きな人の気持ちを知りたい。 あの人が今何を考えてるのか知りたい。 仕事相手の本当の思惑を知りたい。 私のことをどうおもってるんだろう。 いつだって、誰だって その領域を侵せないのが「心」 あの人の心を読めたらどれだけ楽だろう。 こんなにも一喜一憂せずに済むのに。 相手の考えてることが分かれば 今後のビジネスもスムーズに進めれるのに。 生きていればこんなことを思わずには いられない時が必ず来る どんなにウソ発券機で嘘か本当かを 見分けることができたとしても その先の真実

      • 台湾ひとり旅 03

        前回の記事はこちらから⇧ ちなみに書き忘れてたんですが ちょっとだけ初日の夜は夜市に出かけてました。 ド定番な「士林夜市」へ いくつかの夜市があって その中でも最大規模! とにかく、人がゴミのようだ。ってやつです。 屋台がぎゅうぎゅうに並び 人もぎゅうぎゅうに行き交う ノスタルジックな昼間の風景とは変わり 赤提灯やカラフルに映し出されるネオンの屋台街。 歩いていると突如襲ってきた臭豆腐の臭いに 倒れてしまいそうなほどヤラれた私は 早々と雰囲気だけ楽しんで帰りました

        • 台湾ひとり旅 02

          前回から続き、今回は台北編から 今回の旅でお世話になったのが 台北駅から徒歩で行ける「スターホステル台北」 ゲストハウスと聞くとあまり清潔なイメージを もたれにくいけど、ここは設備も空間もとても綺麗! 綺麗なのはもちろん、 広場みたいな場所があって そこでは本読んだり 映画見たり 談笑したり お昼寝したり..自由な空間で すごく開放的に過ごせて良いなって。 こんな空間ほしいし、いつかは自分で作りたい。 普通にホテルに泊まるより断然安いし 基本は外に出かける人にはオスス

        ありがたいの本当の意味

          夢をかなえるゾウ

          書店で何年も前から見かけていた 「夢をかなえるゾウ」著:水野敬也 気にはなっていたけど なんとなく手に取ることはなかったこの本。 それが、今になって読んでみたところ 「何これ、めっちゃオモロイやん…」 タイトルにある通りゾウのガネーシャが これでもかっていうほどスベる。でも笑える。 ガネーシャはインドの代表的な神様で 4本の腕と脚にちょいとおデブな腹をしたゾウ。 ちなみに片方の牙が折れてるらしい。 この本では、何故かインド出身なのに ゴリゴリ関西弁をコミカルに放つガ

          夢をかなえるゾウ

          台湾ひとり旅 01

          今年4月に 3泊4日で行った 台湾ひとり旅について振り返ってみようかな、と 海外旅行は これで3カ国目。 (台湾以外にイタリアと韓国に行きまして) そして海外をひとりで行ったのも今回が初めて。 肝心の英語力はもちろん皆無 でも、大丈夫。 「どうにかなる」 このメンタルが日々、私を強くする。 #誰なん というわけで、まさか今になって記事を書くと 当時の私は思ってもみなかったので きちんとした写真もなければ旅程もうろ覚えだけど わたしが感じてきた「台湾の魅力」を 伝

          台湾ひとり旅 01

          好きの反対は無関心

          厳密にいうと 「愛の反対は憎悪ではない、無関心である。」 あのマザー・テレサさんが語った有名な言葉。 果たして本当にそうなのか?と思い、考えてみた。 ※ 一個人の考えであり ある一つの解釈なので  「正解」も「絶対」もないです 私の考える「好き」と「無関心」の状態を図にしてみると 「好き」↔︎「嫌い」= 関心がある状態 になります 働く力の方向(プラスとマイナスな感情)に違いはあるけど (図1) どちらも良くも悪くも関心から生まれる感情だとおもう。 物で例えるとする

          好きの反対は無関心

          空間がもたらす魔力と価値

          一人でいたい日や作業するときは 空間的にも感覚的にも 心地の良い場所で過ごすことで わたしの幸福度は、ぐんっと高まる。 洗練された空間に身を置くことは 自分の佇まいまでも洗練されたような 気持ちに どこまでもさせてくれる そんな不思議な魔力をもっている もう それだけで気分が良い。 もはやお値段以上なんじゃないか。 この日、初めて訪れたのは別府にある ゲストハウス&カフェ「 SUN LINE BEPPU 」 コンクリートと温かみのあるウォルナットが特徴で 個人的に、

          空間がもたらす魔力と価値

          山に住む。 -不便さを愛でる生活-

          22歳のとき初めて憧れの宮古島でリゾバを経験して (※ リゾートバイトの略称)

          有料
          100

          山に住む。 -不便さを愛でる生活-

          朝5:30 静寂に包まれる

          「外側ではなく内側から」 そのマインドにシフトチェンジしてから まずは毎日の習慣や生活を整えることからな気がした。 不規則な朝をしばらく過ごしていて 当たり前のように気怠いからだの重みを感じてた。 体と心は繋がっているように、 それは日々のメンタルの不安定さにも繋がる。 律する気持ちで朝5時に起きることを心がけて 早速、30分寝坊したけれど 起きた自分に 「できたじゃん。」 と、まずは誉めてみる。 (それぐらい人生のハードルはやさしくていい) 私は高い目標を立てながら

          朝5:30 静寂に包まれる

          満たされない何かの在処

          ふと気がついた。 「しあわせは " 外 "にはないんだ」 振り返ると いつも外側に何かを求めてた。 きっとある、この先にきっとあるんだ、と。 自分にとってのやりがいのある仕事や こうでありたいと願う理想の自分や生活。 きっと自分は何者かになれる日が来ると。 そうしてこの数年、 わたしを満たしてくれるはずのものは 自分の外にしかないのだと思い込んでた。 だけど追い求めても一向に見つからない 求めれば求めるほど空洞は広がっていく感覚 一筋の光はすぐそこにあるのに 手を伸

          満たされない何かの在処