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満たされない何かの在処


ふと気がついた。

「しあわせは " 外 "にはないんだ」


振り返ると いつも外側に何かを求めてた。
きっとある、この先にきっとあるんだ、と。

自分にとってのやりがいのある仕事や
こうでありたいと願う理想の自分や生活。
きっと自分は何者かになれる日が来ると。

そうしてこの数年、
わたしを満たしてくれるはずのものは
自分の外にしかないのだと思い込んでた。

だけど追い求めても一向に見つからない
求めれば求めるほど空洞は広がっていく感覚
一筋の光はすぐそこにあるのに
手を伸ばしても触れることができないような。

「幸せは外に探す限り見つからない」
「本当の幸せは外側ではなく、内側にある」


ありきたりなよく聞くフレーズ。
今なら少し理解できる気がした。

それは、わたしが喉から手が出るほど
” 外側 "に幸せを求め続けてきたから。

そうおもうと
「今までは何だったんだろう」と
虚無感に襲われるのかと思いきや
どこか清々しいというか、晴れた自分がいる。

本音を言うと、少しホッとした。

ゴールの見えない行き先をぐるぐると駆け回り
エネルギー(気持ちや違った努力)を消費し続けた
これまでに、きっと疲れてたんだなって。


遠くの未来にしか目を向けてこなかったけど

目の前のことや
今ある環境
身近な大切な人たちに

これからはしっかり向き合って生きていこう。




 


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