暗黒タマタマ大追跡

映画クレヨンしんちゃん暗黒タマタマ大追跡を見ました。
他人の評価だと「ひまわりが産まれてから初の映画だからしんのすけの兄としての意識が生まれてくる映画で面白い」とのことで、見終わってから確かにみさえ、ひろしがひまわりばかりにかまってそれをおもしろくないとしんのすけは感じているんだけど劇中の大事件に巻き込まれている中でしんのすけが兄としての意識がついてくる精神面を描いてて良かったです。

村でひろしとしんのすけの会話シーンで「人は一人じゃ生きていけない」「だからひまわりを守るんだ」っていうのが良くてそれはひまわりだけじゃなくてしんのすけもひろしも、赤ちゃんのときがあってそのときにいろんな人が守ってきたから今度は自分が赤ちゃんを守るシーンなんだっていうしんのすけにも、いろんな人間にもだれかを守る意識を芽生えさせるような親子の会話が好きです。

初めて見た映画だけど大人目線だそういうシーンに目を向けて良いなって思うけどギャグ描写のほうが大きくてそれは大人の自分からみてもめちゃくちゃ笑えた。元気が出るくらい、笑ってしまった。

それと同時に派手なアクションシーンもあって下手なアクション映画よりもバトルしてるし逃走劇もあるしハラハラもある。その中におバカな描写もありつつ、真面目なシーンもある。けど基本的におバカで見ていて飽きない映画でした。どのシーンも「おバカ」って言っても過言ではないくらいだ。

Twitterでよく見るひまわりの元へ行くために濃い作画で運転している場面、ノリ・勢い・濃い作画だけで笑っちゃうからずるいくらい面白い。

あと劇中に原作者が出てくるのはまぁわかるけど自分が生んだキャラに殴られる原作者がいていいんだ。
そんな描写もあるくらい、全編ふりきっている映画でした。

上映した年が1997年なのですが昔だからこそできた映画だろうなっていうのもある。でも第一作目の「アクション仮面VSハイグレ魔王」1993年作のは本当に昔のクレヨンしんちゃんで当時だからできたろうなっていう　今だからこそ感じる　感想も抱けるのでオススメです。

映画クレヨンしんちゃん、わりと観てない作品もある。続き物じゃないから単体で楽しめるため、順番通り見るか、気になるやつを先に見るか、迷うけど元気がない時に見てみようかな。
でも視聴済であってもまた観たいクレヨンしんちゃん映画ってあるよね。
とりあえずゆっくり見ていきたいな。

おわり