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スーパーヒーロー戦記の勢い感想

スーパーヒーロー戦記見てきた!!

ネタバレ超ありありなのでご勘弁を。


・見る前は楽しみと不安があった。

楽しみはわかるけど不安というのは仮面ライダー総出演あるいはスーパー戦隊とのコラボ映画は春映画といわれ、俗に春にやるからそう言われているのもあり春映画といえばオールスター。そして包み隠さず言うと「あまり面白くない」という法則がある風潮があるからの不安もあった。

その不安要素はひとまず置いといて本編の感想を。


・セイバーとゼンカイジャーの雰囲気は先週放送されたニチアサのコラボ回でもわかったとおりゼンカイのカオス度とセイバーのシリアスという空気が違うけどコラボ回でもこの映画でもセイバーとゼンカイジャーのいい部分がよく出されていて違和感もない構成だったのが良かった。

本編でヒーローが一度やられてシリアス展開になるのだがそこはセイバーという小説家設定をうまく使った展開でその時のゼンカイは一切登場してなくてその引きもうまいと思った。その分、ふざける部分にはゼンカイ特有のカオスを発揮していた。例えば最後のバトルシーンでの非公認ギアを使うシーンはゼンカイだなぁって安心感があった。


・特撮ファンである鈴木福氏が今作のゲストなのだが映画でよくいるゲストの役目[謎の少年]役をやってそれだけでもいい役目なのにその正体は若き日の石ノ森章太郎先生。会ったころに名前が「しょうたろう」と名乗ったのだがその時に察したら案の定、そうだった。

さっき述べたセイバーのシリアス展開で漫画家の章太郎と小説家のトウマがヒーローを描くシーンがはすごく感動した。

セイバーの小説家、物語の書き手を原作者の漫画家と接点をうまく利用してセイバー本編を見てると「小説家設定いるか?」とか思う時あったけどこの映画につながると思うと仮面ライダー生誕50周年にふさわしいなって腑に落ちた。

本編もまだ終わってないから小説家としてもヒーローとしてのトウマがどんな結末を決めるのかも楽しみです。


・ポスターにぬるっといた不明のヒーロー二人。

やっぱり新ライダーだった。

仮面ライダー夏映画だと次回作新ライダーお披露目でもあるのだがこの戦隊との合作に出るとは思わなかった。

正直映画に出るまでポスターにいたこと忘れてたヨ・・・

映画終わったら急に新しい特撮ドラマ始まるから驚いた。

あそこまでがっつり新ライダー出るって珍しい。

次回作は「仮面ライダーリバイス」

二人の仮面ライダーでリバイス。

人間がリバイで怪人悪魔がバイス。

題名が人間仮面ライダーの名前じゃなくて人間と悪魔の二人の名前を足した題名なの、初では!?

デザインというか色がピンク?紫?マゼンタ?な感じでぱっと見引くデザインでもあるけどその歪さが逆に良くてかっこいいとまでなった。

もうすでに二人の関係性について妄想してしまうがまだセイバーが終わってないので完全にリバイスに浸かれなくてどっちつかずの感情でもいる。

リバイス、リバイとバイスって良太郎とモモタロス、映司とアンク、蓮とデザストのような人間と怪人の関係性が好きな人はすぐにハマると思う。それでもほかのライダーと怪人のようなものとは一味違うので「なじみ」もありながら「新しさ」もある番組になりそう。

個人的に東映版ヴェノムみたいと思いました。


・レジェンド出演

今作はレジェンド出演はどうしてもほかのテーマ、課題もあって難しかったけど個人的に好きなシンケンジャーのシンケングリーンがこの令和の時代に見れて令和に生まれた剣士のスーパー戦隊、キラメイブルーとの共演だけでも満足した。

一瞬マスターロゴスがセイバーの回想で出たしケントのお父さんもちゃんと出演したのでシンケンジャーキャスト三人そろいましたね

去年のライダーでもおととしでも充分レジェンドなのでゼロワンとジオウ、やっぱりいいね!

ジオウなんて戦わないけどオーマジオウも登場したし最初の変身で最終フォームのグランドジオウまで出すの、容赦なさすぎる。

ゼロワンはかっこよかったしC.VM・A・Oさんと共演はゼロワンでもアイちゃんとやったしワシピンクもアンドロイド系でもあるのでその意味でも夢の共演だった。

本郷猛(藤岡弘、)と若き日の石ノ森章太郎先生との対面。

その時代、一号の時代は生まれてないからわからないけど藤岡弘、の演技というか情熱でこみ上げるものがあって一番感動した。

この前の仮面ライダーの特集バラエティー番組で出演したとき「石ノ森先生が生きてた頃は~」みたいな話があがったのでそれも含めて原点としての情熱があってあれは演技というより本当に若いころの先生との対面のように見えて演技を超えたものがあった。

石ノ森章太郎先生が描いたヒーロー、死後、関係者、ファン、いろんな人が描いたヒーローの集大成、そしてまだつづくヒーローの物語として描く映画としてはすばらしい映画だった。

(春映画っぽいので不安と思ってた自分が恥ずかしかった。)

新ライダーも出すのもこれにそったテーマなら当然なのかもしれない。



・妄想

全ヒーローのバトルの時に急に彩度暗くなってアマゾンズだしてくれよう!

まぁここに呼ばれないのもアマゾンズって感じで好きですが。


冬映画!!

前作今作のライダー共演映画はゼロワンも欲しいっ!

オーズ&フォーゼのダブルとの新世代三体変身もその映画も好きなので令和時代三体変身も欲しいな!!!!!!



以上、勢い感想でした。

勢いなので触れてない部分もあるけどべつにいいよね。


公開日で観たのでリアルタイム感を楽しめる映画でした。

これからのスーパー戦隊も仮面ライダーも楽しみにします。

たくさんの子供もずっと好きな大人にも永遠に語り継がれてほしいヒーローです。