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はじめての表彰式

行って参りました。
表彰式!

私は書道を習っています。
そしてある展覧会に出品しました。
すると先日こんな事が起こりました。

賞を頂きました。


正装での出席です。

衣装は、考えた末…
ふんわりワンピースにジャケット。
入学式でよく見かける感じです。

寒いので、肌色のタイツを2枚重ね履きし、3センチのヒールを履き
いざ東京へ!

偶然にも、東京行きの高速バス停で先生と一緒になりました。

目的地を探す為にキョロキョロしなくていいなんて、私にはとても安心です。

バスの中では、先生と色んなお話をしました。
こちらもとても貴重な時間。

先生の先生…
大先生おおせんせいとお呼びします。

大先生は86歳でお元気な方。
今日の表彰式にもいらっしゃるとの事。
礼には、とても厳しく
「表彰式の時の賞状を受け取る時は
深々と、ふかぶかと、ね。」
と、先生。

大先生とお会いする事にとても緊張しました。

会場には、
受付時間よりちょっと早めの到着。

先生と、ぐるっと探索。

すると、先生が
「あ、大先生いらしてる」
と言いながら
大先生の所へ行きました。
大先生、お着物です❗️
とっても素敵です。
先生の緊張感が背中から伝わってきました。
因みに先生は、
ロングワンピースです。
「楽な格好でごめんね〜」なんて言ってました(笑)

先生がご挨拶をして、私を紹介して下さいました。

「大先生、おはようございます。
つぶあんと申します。
この度は大変お世話になりました。」

と、ご挨拶。
すると
「本日は、おめでとうございます。」
と、とても品のある大先生でした。受付時間まで、3人でロビーのソファに座りお話しをしました。
緊張していたせいか
申し訳ないのですが💦
何を話したか覚えていません。

ただ一つだけ覚えているのは
「とっても素晴らしい先生なんですよ。どうぞこれからも、先生の元でお勉強して下さい。」
と、大先生は私の先生をとても褒めてらっしゃいました。
表彰式後、展示会場で大先生は私の作品を見ながら
「この基本を忠実にされる事はとても大切な事なんです。紙の使い方など、指導者の良さが現れてますね。」
と、言って下さいました。

本当に、先生のお力は大きいと思います。
どうしたらその線の運びができるのか…
これまで頂いた先生の言葉や視点には、ハッとさせられる事ばかりでした。


お話は戻ります。
ロビーでお話した後
表彰式の受付をし、席に座りました。
先生は大先生と別のお席へ。

私の賞は、ランク的には1番末の賞です。
ですので席は、
ざっくりと、
こちらのお席、ご自由にお座り下さい。
でした。

上のランクの受賞者は
お席が決まっていました。

そこでふと思う。


「あっちの席、座ってみたい」


と、今の自分は思いっきり棚の上です。
ここにいる事さえ夢の様な事なのに
変な野望が出てしまいました。

ま、思うのは自由だし🤭


表彰式が始まりました。
皆さん正装してます。
当たり前なのでしょうけど
とにかく、この様な雰囲気は子どもの入卒式位で、とにかく初めてです。
審査員の先生方のご挨拶がありました。

そんな時、朝が早かったせいかあまりにも緊張しているのか…
眠気が襲って来ました。

ちょっと…
寝てしまった…

審査員の先生方のお話をほぼ聞き逃してしまった💦
が一つのフレーズはキャッチしました。

「線質で選びました」

線質とは
文字通り 線の質 です。
しかし私には、どの線質が良いのかわかっていません。
まだまだ修行中です。はい。


いよいよ表彰式が始まりました。
一人一人、名前が呼ばれ登壇します。

前に座られた皆さんは
賞状とトロフィー🏆
などの授与がありました。

トロフィーはキラキラ輝いてました。


そして終盤、そろそろ私の名前が…

「ん?え?あれ?」

つぶあん
ではなく
「こしあん」

と呼ばれた感じになりました。
一瞬、返事をして良いものか…
しかし
つぶあんに近い名前の方はいません。
こしさんはいらっしゃる?
名簿を確認…こしさんいらっしゃいました!けど
キョロキョロして誰も席を立たない事を確認し

「はい」

と、返事をして登壇。

「つぶあん殿 以下同文です」

(単に、こしあんと読み間違えたようでした)


「ありがとうございます」
と、賞状を受け取りました。

ホント有り難い。
私なりの感謝の思いで頭を下げました。
そして、どこかに座っていらっしゃる先生と大先生、拍手をして下さる皆さんに頭を下げました。

賞状をこうして頂くなんて、
中学の卒業式以来だなぁ…


大先生が礼に厳しい意味がわかりました。
確かに、
登壇して賞状を頂き、軽く会釈してササッと早く降壇する方を何人も見ました。
緊張と恥ずかしさからかも知れません。
けど陰では、審査して下さった先生方が一つ一つ作品を見て
「これ、いいんじゃない?」
なんて会話があったかもしれません。
そこで先生方は、
評価された人が努力している姿を思い浮かべ喜んでる姿を想像していたかもしれません。

そう思うととても有り難さを感じます。
でも
数秒のお辞儀でしか感謝は伝えられません。
この数秒はとても大切だと思いました。

表彰式が終わり
先生と作品のある会場へ行き
大先生がお帰りになった後
先生の視点で
沢山の作品の説明をして頂きました。
それがとても勉強になりました。

私の作品もかなりの反省点が見つかりました。
まだまだ、視野が狭いなぁ。
と、自分で気付く事ができました。

その後、先生とランチをしました。
雑談で盛り上がりました。
楽しい時間でした。

その後、先生はご予定があるらしく
私は一人で帰りました。
久しぶりのヒールで足が痛かったけど

とても気持ちの良い、
豊かな一日でした。



私の作品に携わって下さった皆様に
心から感謝申し上げます。


つぶあん臨


ありがとうございました❤️



✨🍀✨


読んで下さり、ありがとうございます💕

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