外出自粛の中で私たちのために働く人たちへの気遣い

保育の現場

看護師の子 保育園が拒否 医療関係者への差別や偏見 各地で | NHKニュース

今日本中が大変なことになっています。ほとんどの人が不要不急の外出を控えていて自宅に待機してるのが現状です。でも、日本の物流・医療・保安や生活に欠かせない仕事のために感染の危険があるにも関わらずひたすら任務を果たしている人が沢山います。

私たちが家にいて生活ができるのはそうした人たちが働いているからこそです。スーパーで働いている人がいるからご飯が食べられるし、その食料を遠くから運んでいる人がいるからスーパーに食材や生活必需品が並ぶのです。宅配便の人が働いているから安全な家にいて必要なものが手に入ります。特に医療関係の人たちはマスク・防護服・手袋など物資が不足する中で自分自身が感染をする可能性が一番高い場所で戦い続けています。こういう人たち抜きには外出の自粛は成り立ちません。

保育園が医療関係者のお子さんの受け入れを拒否しているということが各地で起こっているようです。おそらく施設や親御さんが感染を心配して色々と意見を言った結果でしょう。

もし、自分や家族が感染してしまった時に誰がその人の面倒を見るのでしょうか？間違いなくあなたが受け入れを拒否した医療関係者や看護師さんたちです。でも、登園拒否をされているので仕事ができず医療関係者や看護師さんが不足してあなたを受け入れることができずにたらい回しにされる場面が想像できるでしょうか？そもそもあなたが登園拒否をした結果です。

自分だって働くなくちゃ食べていけないとか意見は色々とあるでしょうが本来優先されるべきはそうした生活に必要な職についている人の子供達のはずです。拒否ではなくスペースを分けるとかなんとかして共存はできないものでしょうか。

何遍でも書きますが10人に1人は感染しているかも知れないという事。そして感染者のほとんどは他人に移さないということ。すでにあなたも感染して他人にウイルスを移しているかも知れないし、明日発熱して今度は差別される側に回るかも知れないのです。