メディアの報道が"同情"を元に作られているワケ
メディアと同情
"判官贔屓"という言葉があるように、人間は苦境に立たされている誰かの話を聞くとたちまち公平的な視点を失い、同情や憐憫の気持ちから肩入れしてしまいがちだ。
某ニュースキュレーションアプリを見ていると、「おいおい、君たちはどう考えているんだ?」という注目のニュースランキングを見ていて感じる。
例えば、五輪の開催についてだ。最近は連日のように五輪がああだこうだという報道が流れている。
そこでは、医療従事者の苦難がピックアップされて、「こんなに大変な状況なのに五輪なんかやって感染が拡大したらもうやっていけない」みたいな意見には当然のように同情や応援する声が集まる。
そうかと思えば先日無観客での五輪開催が決まると、選手が「無観客は悲しい」と発言したり、観戦のチケットを保有した人たちが「一生の思い出になると思って楽しみにしていたのに…」とインタビューに答えた記事が注目ランキング1位になっていたりする。
様々な立場の意見を聞くというのはもちろん大事だと思うが、要はメディアは思想を持って発信するのではなく、その時々で注目されるような記事を書くことが中心になっているのだ。(あるいはたくさんある記事の中でそうした記事が注目されているだけかもしれないが)
それほど辛そうな状況に置かれた人というのは注目され、同情を寄せたくなるのが人情というものなのだろう。安倍前首相が病で首相を辞めた時、小池百合子知事が過労で入院した時、いずれも支持する声は高まりを見せた。
ただ、自分の中での判断基準を「その時可哀想に見えた人に同情を寄せる」ということをしていたら、何が大事なのかがブレブレになってしまうので感情論は抜きにして考えることも大切である。
今日の注目ニュース
素直に競技の観戦を楽しみにしていた人にとっては無観客試合は残念な結果となった。イスラエルのように迅速にワクチン接種を進め、重症化や死亡が減少している状況であればもっと応援する声も増えていたはずだ。
個人的には小学生の登下校を見ていると、こんな小さい子が大丈夫か?という気持ちにはなる。小学生が道路を歩くのは登下校以外でもあると思うが、スクールバスはある程度の解決策にはなるだろうか。飲酒運転の取り締まり強化を望む声も多い。
こういう個人間で送金できるサービスは割り勘をするときとかに便利だ。わざわざ小銭をじゃらしゃら両替して、ということをしなくて済む。また、pringは投げ銭可能な支援でも活躍している。個人やスポーツのチームなどを応援したいときに気軽に送金ができるような仕組みだ。
私も電池交換をできなくすることでわざわざそのサービス手数料を取るのが狙いではないかと邪推していたがそうではないらしい。取り外しを可能にすることで安全性を強化する必要があったり、今のように薄型でスマートな形でいられなくなるという話だ。まぁ劣化もそんなすぐというわけではないし、モバイルバッテリーもあるのでそこまで不満でもない。
一度ワクチンを打ったらずっと抗体が体内にいてくれるわけではなく、時間が経つと減っていくとのこと。半年ほど経過すると抗体が下がってくる話もあり、この先も定期的に打たなければならないようになりそうだ。また、変異に対応した新しいmRNAワクチンの治験も8月には始まる。ファイザーなどのmRNAワクチンを国内生産できないものか。
2020年の終わり頃には政府は緊急事態宣言を出すことにかなり否定的だったように思う。ただ、そのときに「政府の対応は後手後手だ」と言われ、それならば早めに出せばいいのだろうという感じだ。ただ、今度の宣言には反発も多く、もはや何をやっても叩かれている印象。
謝辞と実名顔出しについて
最後まで読んでいただきありがとうございます。
今日は何も作ることなく冷凍食品で済ませた。このマガジンと食事を早めに蹴りをつけたいという気持ちだったからだ。
ところで、実名顔出しで活動する人って結構な勇気を持ってその一歩を踏み出している人が多いと思う。
まぁそもそもが自分の名前が有名になって欲しいとか、後先を特に考えていないタイプもあるだろうけど。
最近は思わぬことからネット上の発言が炎上することがある。そうした時に、やたらと粘着質な人とかも現れることがあるわけでわざわざ家の住所を特定して嫌がらせをしたり、匿名で罵詈雑言を送ってきたりする。
そういう時に実名で顔出しだと特定されるリスクが高まる。
特に女性で活躍する人なんかは何もしていなくても顔や名前を出して活動すると、ストーカー被害に遭うことというのもよくある話だ。
ただ、その分それだけの覚悟を持ってやっているのだという信頼感も得られる気がする。
自分はあんまり自分の個人情報をさらけ出したくないと思う方だけど、信頼を得るためには必要になるのかなぁ。
どう思います?
ということでまた明日〜
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