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鎌倉の大仏様

以前のことになりますが、鎌倉の大仏様を子供と見たくて訪問しました!抜けるような青い空。

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ま、きっかけはもちろん受験勉強なんですがね。日光東照宮ももちろん行きたいよね、、そのうち。

訪問した時の様子や大仏様に関しては私も改めて勉強して別の記事にしたいなとは思っているのですが。今回は宗教について。

我が家、一昨年までインドネシアのジャカルタという都市で生活していました。長女は4〜8歳、次女は1〜5歳。で、今イスラム教はラマダン(断食)の季節なのですが。お手伝いさんやドライバーさんがついてくれて、仲良くさせてもらっていたので、身近なところに宗教、特にイスラム教がある中で過ごしました。

私自身も子供も、毎日何回もメッカの方角へ向かってお祈りをする姿や断食してだるそうにしている姿、女性はヒジャブ🧕を被っている姿などを見ながら、宗教ってなんぞや?って思うところもあり。さらには国立博物館で日本語ガイドボランティアもしていたので、東南アジアの仏教や密教、イスラム教などについて勉強する機会が多くありました。もちろんキリスト教、ヒンドゥー教も比較対象として外せません。同じインドネシアのバリ島はバリヒンドゥーという独自の宗教文化を持っています🌴

私の中では宗教ってのは「心の拠り所」であって、自分の内面に存在する死への恐怖や、見えないものへの不安と戦うために生まれたものなのかな、と思います。人間の弱さは太古から変わってないんですね〜。やはり何か信じるものがあるとそれがコアになって人間強くなれるものかもしれません。

何かの本で読んだ内容だと、子育てに宗教はいい影響を与える面もあると。日本では授業で道徳があって単元として見ると似ているなと思うのですが。例えば万引きをしたとする。バレなければ罰せられはしないけど、教会へ自ら告白、懺悔に行く人なんかもいるわけですよね。自分自身だけは誤魔化せない、ってことですね。で、子供はまだ未熟で自分の後悔や罪悪感と折り合いをつけていくことが難しいから、「神様」っていう架空の第3の目に存在してもらうことで、人道に外れたことをしてはならない、とか自分を客観的に見る練習になったりする、といったことが書いてあって、「ほほ〜」と思いました。本のタイトル思い出せない、、💦

無宗教派が多い日本において、キリスト教系(プロテスタント、カトリック)や仏教系の私立中学って意外とたくさんあるけど、実はそういう内面の教育(特に思春期において)というものに宗教の教えがばっちり当てはまったりするから今も存在してるのかなって思います。学校の説明会やパンフレットにも、きちんと書いてありますよね。やはりそこは我が家が無宗教であったとしてもこちらからも歩み寄って理解、尊重したいなと。親が学校を選ぶ際の一つの指標にもなります。

というわけで結局お受験に行きついてしまったわけですが、宗教の世界は奥深い!そしてご神仏の美術鑑賞も面白い!子供にも分かりやすく、そんな世界もあるんだよ、ってちょこちょこ話したりしています🙏子供たちにどこまで通じているのか、私の言葉に何を感じているかな〜?

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