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潮田クロ
2023年10月7日 10:39
高島俊男の本はだいぶ読んだが殆ど忘れた。「お言葉ですが……」シリーズとか「漱石の夏休み」とか「李白と杜甫」とか、「漢字と日本人」とか。随分楽しませてもらったことは覚えている。最初に読んだのは本書である。 だから、どれで読んだか分からんが、李白と杜甫で覚えているのは、1、李白は酔っ払って玄宗皇帝の前にでて就職をふいにした。殺されても仕方ないのに、それは許された。詩がうまかったから。2、李白は
2023年9月13日 07:26
本を整理してて、いったいいつから私は文学にイカレたのか、つらつら考える。何かきっかけがあったはずである。ドカベン命だった私を太宰大好き人間に変えた何かが。よおく考えたら、それは高校の時に読んだ「文学入門」だったかもしれない。それを私は滅多に行かない本屋で見つけた。そこは、ちょっと変な本屋で、青林堂の漫画単行本が大量に並んでたりした。そこで私は、カッパブックス1番、伊藤整「文学入門」と出会うこと