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無題

30
気の向くままに
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#つぶやき

untitled 30

untitled 30

どうして君が隣にいないんだろう

独りで部屋にいる時いつもそう想う

もっと早く出逢っていれば

もしかしたら

いや

あの場所

あのタイミングでなければ

君とは出逢えなかったのかな

君みたいな人が存在すると分かっていたなら

もっと早くから探し回っていただろう

でも

僕の歩いてきた道に君はいなかった

やっぱりあのタイミングでなければ

君と交わることはなかったんだと思う

untitled 27

untitled 27

次に逢えるのはいつかな

待ち遠しくて仕方がない

話したいことがたくさんある

文字ではなく自分の口で会話したい

もちろんあんなことやこんなこともしたい

頭の中は妄想でいっぱい

寝ても覚めても君のことを考えてる

誰かのために何かしたい

僕の一番の行動原理

でもそれは他の誰かのためじゃない

今は君だけのために何かしたいと思っている

僕にできることは何だろう

どうしたら喜んでくれる

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untitled 26

untitled 26

最上級の料理を口にしてしまったら

他の料理を食べる気にならない

でもその料理のレシピを覚えたら

自分のアレンジを加えて作ってみたくなる

ここはこうしたらどうだろうか

これを入れてみたらどんな味になるのか

頭の中で色々組み立ててみる

実際に作ってみて想像通りの味に近づける

最上級料理のメイン食材はもちろん君

僕はそれを調理する料理人

素材を生かした調理法にしようか

それともあれ

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untitled 24

untitled 24

あの日から数十年間

僕の心は凍り付いたままだった

誰にも心を開くことなく

心を閉ざしたまま生きてきた

その間に女性から誘われることも何度かあった

好意を持たれているのは気付いていた

けれど凍ったままの心を溶かすことはなかった

好意に気付かないふりをしていた

時には相手の心を傷つけることもあった

誰も好きになりたくなかったし

誰も愛したくなかった

また失うのが怖かったから

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untitled 23

untitled 23

僕は真っ直ぐな愛情しか注げない

でもその愛情はとても歪んでいる

身体にぴったりフィットする衣装を着させて

身体が自由に動けないように拘束する

身体だけじゃない

一番重要なのはその美しい顔

他人から見た美しさではなく

僕にしか見えない美しさ

口だけ開いた全頭マスクを被った姿

表情が見えないからこそ美しさが増す

あるいは目だけ開いた全頭マスク

目は口ほどにものを言うという言葉の通

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untitled 22

untitled 22

ブルマと緊縛という歪な性癖から始まった僕だから

そういうのを理解してくれる女性じゃないと愛せない

その後、数十年に渡って他のフェチが色々と足されて

いつの間にか巨大なモンスターのようになってしまった

あれもしたい

これもしてみたい

画像 動画 イラスト 小説

刺さるものなら何でもいい

全て自分の中に取り込んで巨大化していく

ここまで巨大化してしまったモンスターを

受け入れてくれ

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untitled 21

untitled 21

モノ扱いしたい

人形やマネキンもそうだけど

もっとヒトらしくないモノ

イスやテーブルなんかでもいい

拘束してその状態から動けないようにする

モノはしゃべらないから口枷は必須

無様な格好であればあるほど興奮する

顔にはパンストを被せよう

おもいっきり上に引っ張り上げて誰だか分からないくらい

美しくないと思われるものが美しいと感じる

鼻フックをされた顔もそう

醜い姿がとても美しい

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untitled 16

untitled 16

特別な人とは特別な部屋で過ごしたいんだ

こういう贅沢なのもいいでしょ

外へ食べに行ってもいいんだけど

ルームサービスを頼もうよ

2人だけの時間をゆっくり過ごしたいからさ

君の肌に触れた時

声をかけたのは間違っていなかった

と思えたんだ

君をこの腕に抱きしめた時

ずっと探していたのはこの人だ

と確信したんだ

君が望んでいたことと

僕が望んでいたこと

君の秘めた想いと

僕の

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untitled 15

untitled 15

君が先に僕を見つけたんだよ

いつだったか覚えてる?

初めは他のたくさんの人たちの中の1人だった

君が特別な存在だと思うようになったのは

ある言葉がきっかけだった

何て言ったか覚えてる?

どういう人なんだろう

どんな事を考えてるんだろう

君の事をもっと知りたい

君の紡ぐ言葉を見るたびに

どんどん惹かれていった

君も僕と同じモノを見ていたんだと知った

もっと早く出逢いたかった

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untitled 14

untitled 14

僕も同じだよ

もっと触っていたかったし

本当は帰したくなかった

抱きしめたまま

この時が永遠に続けばいいのに

と願っていた

マスクを被った君もとても可愛い

優しく触れるだけで

可愛らしい声を聴かせてくれる

僕が用意した衣装は気に入ってくれたんだね

たくさん汚していいんだよ

君のその香りでさえ愛おしい

たぶん僕のほうが先に死ぬだろう

その最後の瞬間まで君を愛していたい

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untitled 13

untitled 13

楽しい時間はあっという間に過ぎてしまう

このまま時間が止まればいいのに…

あれもしたい

これもしたい

あれも話したい

これも話しておきたい

やりたいことや話したいこと

時間がいくらあっても足りない

楽しかった?

満足した?

僕はどうかって?

僕は君が楽しければそれでいい

君が満足してくれれば

それで僕は満たされる

最高の時間をありがとう

untitled 12

untitled 12

どうして君の言葉は

心に届くのだろう

氷漬けになっている心を

温かい言葉でゆっくりと溶かしていく

透明で輝いてるように見える

簡単に触れそうだと手を伸ばす

ささくれ立って尖った氷は

容易に触れようとする者を傷つける

時にはドライアイスのように

強烈な火傷を負わす

そうやって他者と距離を取ってきた

それ以上近づく事を許さなかった

誰にも心の内を見せる事なく

自分を守ってきた

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untitled 11

untitled 11

僕の瞳に映る君は

とても可愛らしい女の子なんだ

本当だよ

僕が愛情表現を下手なのは知ってるよね

クールな人に見られることが多いけど

手を繋いで散歩したり

肩を寄せ合って話したり

本当はしたいんだ

君と出逢って

少しずつ変わっていってる

まだ言葉の足りない部分がたくさんある

想いを上手く伝えられない

もどかしい

あの頃の僕に戻るのではなく

様々な経験を積んできた今の僕

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untitled 9

untitled 9

意識はあるが意思はない

ただの着せ替え人形

そうやって肌色の顔開きゼンタイを着ていると

本当の人形みたい

衣装は用意してあるよ

今日はどれにしようか

レオタードとタイツ

スクール水着と白いスイムキャップ

体操服とブルマ

それとも全身パンストに包まれたい?

あ、話さなくていいよ

君は人形なんだから

尤もそれじゃ話したくても話せないか

全部君に合うサイズで用意してあるんだ

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