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『ブレーシング』について

前回体幹の使い方で、ドローインに書きましたが、今回は2つ目の使い方になる『ブレーシング』について掘り下げようと思います。
※前回の記事は、下記のリンクよりご確認ください

まず人間が、なぜ体幹を鍛えないといろんな不具合が起こるのかというと、胸部には胸骨など骨が多く存在し、臀部などには骨盤があり、この大きな骨に支えられてかなり固定されている。

しかし、腰部については背骨しかしっかりと支えるものがない為、必然的に安定させようとすると、腹筋や背筋などを固定して安定させないといけないということが、運動の根本にある。

その固定方法は、前回紹介した『ドローイン』と今回お伝えする『ブレーシング』が存在する。
今回のブレーシングは、腹横筋・骨盤底筋・多裂筋・横隔膜など体幹のローカル筋を動かし体幹を固定する技術である。

ブレーシングで大きな動きを見せるローカル筋

僕の個人的な感覚を伝えると、ドローインは腹筋上部を固定して体幹を安定させる方法なのに対して、ブレーシングは主に体幹下部を膨らませて中から固定し体幹を安定させる方法であるように思う。
実際のトレーニング方法は下記のYouTubeで確認してもらうとわかりやすいので参照ください。

ドローインは、腹横筋のうまく使えない人へのリハビリ的な要素の強いもので、そこから運動につなげる体幹を作るのは、ブレーシングであると私は考えます。

下記の図のように、ブレーシングを活用したまま、従来のスタビライゼーショントレーニングを組み合わせたり、各競技に落とし込んだ運動の動きを発展させるとめっちゃ効果ありますよ!!!

ドローインとブレーシングの位置付けについて

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