「通り過ぎない嵐はないんだ」


明日で東日本大震災から9年・・・。
当時、ニュースで見た津波の様子は、現実の世界とは思えないほどのショッキングな映像でした。
「通り過ぎない嵐はない」という言葉。これは、気仙沼にあるとある旅館の女将さんが当時励まされた言葉らしい。

「ともすれば被害の大きさに心が折れそうになり、何をやっても虚しく感じられることもありました。」と、当時を振り返り、

・・・・当初は廃業を決意し、せめて看板だけでも残しておこうと大工さんに取り外しを依頼したところ、どうやっても外れないとのこと。あぁ、これはきっと看板を下ろすなという先祖のメッセージに違いない、と思い至ったのです。あれほど多くの人命が失われた大津波から奇跡的に生還できたのも、旅館を続けてほしいという先祖の思いに導かれたからに他ならない。私はいまでもそう信じています。

当館をご利用くださっている船頭さんが繰り返しておられた、

「通り過ぎない嵐はないんだ」

という言葉にはどれほど励まされたことでしょうか。その言葉を信じて、長い階段を1段ずつ昇るように無心に復旧の努力を積み重ねて今日があります。そしてこれからも、自然に対する謙虚な姿勢を崩すことなく、お客様のため、地域のために、自分にできることを1つひとつ積み重ねていく考えです。

・・・と、あります。

いつになれば・・・と思うことが多い今の世の中の騒ぎ。
通り過ぎない嵐はない・・・と思えば、きっと次の糸口が見つかる。

コロナ騒動だけの話じゃなく、生きていくうえで、今はシンドイ状況でも、それがずーーーーーーーーっと続くとは限らない。
なにかをきっかけに事態は好転するかもしれない。
世の中、常に「変化」しているのだから。

だから、変わることを恐れちゃダメだ。

そう自分に言い聞かせてあすも頑張ろう。


#明日も頑張る #メンタル #東日本大震災 #通り過ぎない嵐はない  

#前向きに生きる #背中を押す言葉



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