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心象風景

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#小説

鳥の糞

それは頭を鈍器で殴られた、そのままのような出来事だった。
私は同じ過ちを犯したのだ。
人の価値観とやらに口を出して、その人を『未完成』と名づけた。
それからというもの私は自分が、燃えるタバコの煙や灰に炙られ煤となることを夢見ている。
食べ物を選ぶ。
嗜好品ばかり食べていた昨日までと、とある出来事があった昨日今日の食事は人間と馬のように違っていた。
嗜好品ばかり追いかける胃は膨れ、顔も体も醜くなるば

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今を見つめられないから。

お母さん、疲れちゃった。考えすぎて。
未来のことを考えすぎて疲れちゃった。
人に期待しないって難しい。

そうね、たしかに難しいわね。
未来を考えるのに疲れたら今を見つめる、過去を思い出す。それでいいんじゃない?

過去を思い出すことは出来るけど、上手く今を見つめることが出来ないんだよ。

うーん、なんでだろうね。
だってあなたが生きているのは「今」でしょう?

そうだけどあんまり今を生きてるって

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