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自分の頭で考える。

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十六夜も美しい月の出でした。
月が昇る位置が違うので 今回は鉄塔の影が映って面白い写真になりました。

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今読んでいる本です。
「政府は必ず嘘をつく」 堤 未果著
強烈なタイトルです。

p99より 書き抜き
歴史学者 ハワード・ジンが イラク戦争真っ只中の学生たちに繰り返し伝えた 「政府や権力は 嘘をつくものです」 という言葉。
それは単なる政府批判ではなく 未来を創る際の選択肢を他人任せにするなという、力強いメッセージだ。

この一文に 象徴されるように 堤さんは 現在の各国政府の権力の横暴、それを伝えるマスコミの報道の仕方の問題点などを指摘してくれてます。

権力を持つ人が(例えば政府が)自分の意に沿わない人たちの意見を無視したり、ひどいときには 左遷、首切りしています。
そのため 政府に批判的な意見は出にくくなり、逆に 意に添うように忖度して立ち回る人が出てきて その人たちが 出世したりしています。
自分たちに不都合なことは うやむやにして 時間とともに忘れさせようとしているようにも感じられます。
ちょっと危険だな。

僕たちにできることは マスコミの報道を鵜呑みにするのではなく 情報があふれる中 きちんと自分たちの頭で考えること。
ざらりと違和感を感じる報道、ニュースがあれば その出来事によって だれが得をしているのか という見方をすることも必要だと思います。
堤さんは お金の流れを追え、と アドバイスしてくれています。

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出勤前 家の西の竹林の上に、雲を照らす満月がありました。
政治はボクたちの暮らしのためにあるはずであり 一部の大きな声の人のためだとか 少数のお金持ちのためにあるのではないという当たり前のことをもう一度しっかり認識したほうがいいと思います。

必要以上に熱くなったり、批評家になるのは 感心しないけど、無気力になったり、どうせ何も変わらないとあきらめたり という態度は、そろそろ卒業すべきかなと思います。
身の回りからできること。自分自身の頭で考えること。
小さなことからでいいので 少しずつでも意識して 日々過ごしていかなきゃ と思います。 手遅れになる前にね。

みなさま ハッピーな週末をお過ごしください。
      チャオ(^^♪    梅田剛嗣



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