レスリングとグラップリングへの今後の関わり方とグラップリングの試合を通しての気づき!レスリング時代とは明らかに違う精神面の変化🧘
先日に人生2回目のグラップリングの試合に出て、一本取って勝ちました🙌🙌
今回試合に出るにあたりレスリングをやっていた時と比べ抜群に自分の精神面の変化を感じたので記録します。
また、自分がレスリングとグラップリングにどのようなスタンスで関わっているのかを書きます。
特にグラップリングへの思いに対しては自分の中の思い込みを外したことで凄く変化があったのでそこも書きました!
・レスリングへの関わり方
現在レスリングに関しましては、
4年前にレスリングを引退してからはレスリング界には身を置いておらず主に総合格闘家や柔術などの格闘文化にレスリングを持ち込むことや浸透させることを続けていました。
今もそのように活動してます。
今年の4月には一緒にレスリングを通して人生を輝かせる為の環境作ろうよと僕を含め3人で、
1's WRESTLING BROTHERS(ワンズ)というチームを組みました。(来年から面白い事やってくので要チェックです!!)
ずっと一人でやってたから仲間がいることが凄く凄く楽しいです!
レスリングの練習に関しては現役のレスラーとの交流はほぼありませんが、今後少しずつまたレスリングの練習をする機会が1's WRESTLING BROTHERS(ワンズ)を通して出てきそうで個人的に楽しみ。
またスポーツトレーナーとしては動きの追求や練習や分析はずっとしているので動きに対する理解度や表現力は抜群に上がってます。
特にレスリングの動きに関する理解はスポーツトレーナーとしてかなり上がってきてるなと日に日に感じていて楽しい!
パーソナルトレーニングのご依頼お待ちしてます!🔥😂
・グラップリングへの関わり方
グラップリングを始めたのは2年半前です。
レスリングを引退してから1年が経った頃でした。
始めたきっかけは、
格闘家にレスリング教えるならせめて寝技はやらないと選手と感覚合わせられないなと感じて、
トレーナーとして動作の視点を増やしつつレスリング指導に磨きをかけるために始めました。
家から近くでジムを探し、
ポゴナクラブジムさいたま支部の先生の杉内さんがとても強かったのでポゴナに入会しました。
2年半前にグラップリングは始めているのですが、完全に趣味感覚で練習は週一回ペースでしかやっていませんでした。
一年前に一度プロマッチに出る機会を頂いたのでその試合前は結構練習しましたが、その後は空気が抜けるように週1未満の練習環境に戻りました。
何故かというと、
トレーナー活動や勉強の為の体力や時間優先と考えていたので自分自身がもう一度競技にのめり込むことの無いように熱を抑えてました。
この心のブロック,思い込みが今は外れたんです。下にそこについてまた書いてます。
そんな中で月日は流れて今年の9月、
僕ら3人のレスリングチームであるワンズと柔術家でグラップラーの竹浦さん(レスリングと柔術,グラップリングという構図)でお互いの格闘技の文化もっと交流させて互いの文化を盛り上げながら日本の格闘技強くしよう!盛り上げよう!
ということで、
「T-TEAM」というチームを組みました。
まずは火曜日の午前にしばらく毎週練習することが決まり、週一回確実に練習を積みながら実力をつけて、そのうちグラップリングの試合にも皆で出ていこうとなりました。
その練習風景をどんどん発信していくことで互いの文化の交流や認知の向上も図っています。
今後セミナー等の活動をしていきますので、
「T-TEAM」の要チェックのほど宜しくお願いします!
・精神面の変化
これまで、トレーナー活動や自分のビジョンに影響が出ないように!と理由を付けてグラップリングにのめり込む心を抑制してきた自分ですが、
自分と向き合い人に教えられ思い込みが抜けていく中で、最近心に決めたことがあります。
それは、
勝ちにこだわる形でこの競技をやってみたい。
という想いです。
要は、スポーツトレーナーとしての活動を続けながらもう一度選手の感覚としても競技をやりたい。
と思うようになりました。
ずっっとこの決断がしたかったのですが、
出来ませんでした。
それは僕自身レスリングで作った傷や引退後に自分にかけた縛りがそうさせてました。
引退後に本当に沢山の思い込みが抜けて、
不足感だけで無く常に満たされている領域があるからこそこの決断が出来ました。
「もう一度選手として何か競技がやりたい!!」
という心の声は聞こえ受け入れながらも、
その選択は取らない。
という心のブロックがずっと強かったのです。
自分と向き合い続け人と話し教えて頂きながら様々な思い込みが外れてく中でもう一度自分の心に、
やる??
と聞くとワクワクしたのでやることにしました!
そしてなによりもう一度選手感覚でやることが、僕をスポーツトレーナーとして何段階も成長させるし、先日のnoteに書いた自分自身の夢の達成のためにも必要なのだと感じてます。
今後はスポーツトレーナーとして心や意識の領域でもある、
クライアントに対するコーチング
セルフコーチングや考え方のトレーニング
メンタル,心のトレーニング
集中力,意識力向上トレーニング
ゾーントレーニング
などの領域にもガッツリ踏み込んで仕事していこうと考えているので、
それらを机上の理論としてクライアントに渡したり発見してもらうのではなく、
トレーナーとして活動しながらも選手をすることでリアルに常に自分で実践して気づきを得ながら学び成長をしてクライアントと接することが出来る。
こうして初めて中村剛士が定義する本物のコーチ,トレーナーになることが出来るのかな感じたこともこの決断を後押ししてくれました。
チャレンジャーの横に本気で立つなら、自分も常にチャレンジャーじゃないと感じました。
心と身体の健康を目的としてこの領域にトレーナーとして踏み込んでいくのであれば、
これまで以上にまずは自分自身が自分の心の声や感情に蓋をせずに、やりたいと感じたことに言い訳を作らずにどんどんチャレンジして楽しむ人生を歩もうと改めて肚に決めました。
今はプライベートがバタバタしており毎週火曜日のT-TEAMでの練習しか出来ていませんが少しずつ環境を作り半年後までには週3回、1年後には週4回はグラップリングの練習に取り組める環境を作り選手としてもやっていきたいと考えております。
グラップリングの応援も宜しくお願いします🔥
・今回の試合で感じた精神面の変化
グラップリングの試合のレベルは三段階あり、
ビギナー、アドバンス、エキスパートの順にレベルが上がります。
試合に出るきっかけは今カルペでお世話になってる竹浦さんに提案して頂いた為です。
試合に出ると決めて申し込んだのは2週間前、
T-TEAMとしてエキスパートの67,5kgで出る予定でした。体重が70.5kg位だったので3キロ減量。
正直、出るかはちょっと迷っていました。
その迷いの出処は、完璧主義の自分であり負けることを怖がる自分です。この人格はレスリング人生を通して育みまくった自分。〈大切な自分〉
この迷いを生んだ理由のまず4つが、
・試合までの期間が短いのと週一回の練習でエキスパートで出るのは厳しいなと思ったこと
・レスラーに圧倒的に不利なルールだったこと。(ポイントと判定なしの極めるか極めないか。)
・T-TEAMとしての初陣で勝敗はブランディングにも関わる所でもあり、レスリングの良さを普及するためにも負けられないので実力をつけてから試合に出たいと思っていたこと。
まずこの3つ。
以前の自分なら「まだ出ない」という選択を取るのに納得できる理由でしたが、
それがどうした。
と出場する選択を取れる自分にレスリング時代よりも成長を感じ取れました。
しかし試合が近づいていく中で、
67,5kgのエキスパートの相手が見つからず、
同階級の一個下のレベルであるアドバンスに落とすか、六キロ上の73,5kgのエキスパートに出るかという選択になりました。
僕は、アドバンスに出ようと思いました。
理由は上の3つに加えて、
・勝ちの確率が上がるから
・既に減量開始して一週間が経ち2キロ落としていて上の階級だと4日前で5kg足りてなかったこと
・膝と首を痛め、特に首は強めだったこと
・上の階級に一番自分がグラップリングを練習していた頃に出稽古でスパーリングで負けた相手がいて、階級を上げたらこの選手とやることになると直感的に分かっていたこと
これらの理由が重なって、
圧倒的に勝ちやすいであろう同じ階級のアドバンスに出ようと思いました。
だけど実際にその選択をすることになった前の日の夜に、本当にこの選択で良いのだろうかと自分が自分に問いを投げてきました。
確かに勝ちが大切なT-TEAMの初陣。
そして色々と不利な状況で怪我もあり練習もそもそも全然しておらず、前に負けた相手。
だけど、
おれ本当にこの選択でいいのか
と思いました。
しばらく自分を観察してから、
挑戦しよう。タフチョイス!
そう自分自身に誓いました。
すると、音楽を流しながらお風呂に入っていたのですが、サンプラザ中野くんのRunnerか流れてきたんです。気がついたら爆裂に歌ってました。
サビの最初の4秒しか知らんけど。
同居人にうるせぇと言われてもフルシカトでした。
そして歌い終わった頃には、
階級あげてチャレンジ以外の選択肢はねぇ!!
ウォォォォォ!!
となってました。笑
これらの瞬間に、
自分のコンフォートゾーンを思いっきり超えてずっと破れなかった自分の分厚い壁を1枚ぶっ壊せた気がしました。
レスリング時代なら絶対にこの選択はしてないんです。本当に。
自分に勝つってこういうことかぁ。
と分かりやすくその成長を体感しました。
この選択が、
こう在りたいと想う自分にまた一歩前進させてくれました。
少しの勇気ある選択が、
少しずつ自分を変えていくのだぁと実感しました。
試合に負けて怖いのは、
負けたあとに自分自身と生活環境がどう変化するのかが怖いから。
中でも、
自分の期待に自分が答えられなかったときの自己否定や自己嫌悪。これは本当にしんどい。
今回挑戦の選択ができたのは、
ここを受け入れられる器ができたのと同時に、
本当に大切な根っこの部分は負けても失わない。
このことを知れてるからなのだと思います。
ここで心を壊すアスリートや信念を失う人は多いと思うので、このような思い込みもふっと外せるような環境やサービスをやっぱり作っていきたいと思います。
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