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社会人が身につけるべき思考系フレームワーク〜その4〜クリティカルシンキング最強説

みなさんこんにちは。
強ニューです。

思考系フレームワークの最たる内容といえば強ニューはクリティカルシンキングだと思っています。。
社会人5年目でグロービスというビジネススクールで3ヶ月学びましたが
目から鱗の連続でした。。
その後いろいろな本や動画を見ましたが、グロービスの授業で受けた衝撃を越えられるものはなく。さすがメイン商品だけあるなと今だに思っています。。

クリティカルシンキングとは

聞き馴染みのない方は、そもそもクリティカルシンキングってなんなん?って思いません?強ニューもなんかFFの技っぽいと初めてきいたとき思いました笑
あのメンタリストもYouTubeで説明していましたので、詳しくはそちらでも確認してもらえればと思いますが、直訳すると”批判的思考”と言います。
ただグロービスでは下記の通り定義されています。

経験や直感だけに頼らず、客観的な視点で分析し、問題を解決する力。客観的な視点で考えた内容を周囲の人に納得感のあるかたちで伝える力

グロービスコラムより

言葉にするとこんな感じで定義されているのですが、ちょっとわかりにくいですかね。経験や直感だけに頼らない。というのは何と無くわかると思います。自社内でも何か意思決定を迫られるときに、〇〇するべき!と提言しても、「それファクトあるの?」という指摘がガンガン入ってきて、直感・経験での判断はことごとく棄却されます。。客観的な視点で分析したり問題を解決する力。ただ問題を解決する前に、問題が何かを特定する力が求めらえれますし、この力を養うのもある意味クリシンが発揮すべきポイントです。
グロービスでは”イシュー”という風に呼んでいました。そんなベストセラービジネス書があったなー。。
なので、カッコよく、イシューは何か?という言葉を覚えていきましょう笑

最後に、周囲の人たちに納得感のある形で伝える力で結んでいますが、クリティカルシンキングとは最終的に意志決定者もしくはアクションをする人に対して考動してもらうために養うべき力なので、納得感のある形で伝えられるか?というのが実は最大のポイントとなります。

もう一度、書きますね。
クリティカルシンキングを身につけるポイントとして、
問題(イシュー)を特定し、経験や直感に頼らず、客観的な視点で論点を分析し、周囲に納得感を持たせるべく、伝える力です。

イシューによってスピード感を持たせるために、論点を絞る必要がある場合もありますし、結論に持っていくだけの情報が揃っていない場合は仮説としておいておく状況もありえます。また論点の規模感・粒度は、横並びで合わせる必要がありますし、納得感を得ないといけない相手が経営者、上長、はたまた同僚、得意先かによって伝え方も変わってきます。

とにかくやり方を理解しトレーニングし続けることでしか、クリティカルシンキングスキルは高まっていかないため、正直記事では説明しきれない内容かと思います。とはいえ書き出したので例題も交えてもう少し考察していければと思います。

身近な例

実は意外とみなさんの身近では、クリシンと言えるような色々な意思決定がなされているはずです。例えば、簡単な例を1つ。

明日の朝食は何を食べようかなー。バナナや食パンがあるしなー。。
こんな独り言が妻から聞こえてきたとします。

我々は明日の朝食に何を食べるべきか?
これが強ニューが解決するべきイシューとなりました。

続いて妻にとっての論点について、考えられる内容を書き出しましょう。
・準備する時間はどの程度あるか?
・片付ける時間は?
・賞味期限間近の食材がないか?
・栄養が偏らないか?
・1日の活動量に即したメニューか?
・連日同じメニューで飽きないか?

などなど、瞬時にイシューに対して考えるべきポイントを頭の中で巡らせたことと思います。

このように考えて実際に情報をとっていくと、明日は子供が幼稚園にいかないといけないため、朝の時間が限られる=簡単なもので済ませたい状況が浮かび上がってきました。またバナナがどうやら黒っぽくなってきていて食べごろだということと、食パンの賞味期限があしたまでということがわかりました。
ただ今朝も食パンでKALDIのカレーパンの素を使っていたようです。

ということで、
バナナと食パンにりんごジャムと牛乳を食べるべき!
という妻への提案が答えとなりました。

結局、最近買ったジューサーを試したいという前提での不足情報があり、
またテレワークの強ニューが後片付けをするという前提理解が不足しており、結果バナナジュースプロテイン入り+レタスとプチトマトとチーズのサラダと食パン半枚が結論でした。。サラダは食べる時間あるんだ。。
女性のダイエットへのモチベーションを甘く見ていました笑

ビジネスにおけるクリシンの活用シーン

身近な例だとあまりわかりにくいかもしれませんが、
ビジネスにおいてはイシューを特定すること自体がまず難しいのと、論点を設定して集めるべき情報がすぐに取れない場合がほとんどです。
例えば、店舗の売上を上げるために広告を打つべきか。
Aという商品をリニューアルすべきか。Bという商品をリニューアルする際どのサプライヤーを使うべきか。。などなど
強ニューはほとんど毎日何かしらのイシューと向き合い、その都度「この件の論点はなんだろうか?意思決定するために集めないといけない情報は何か?納得感を持たせないといけない相手はだれか?」
を考え思考しています。

イシューの大きさと重要度、納得感を持たせないといけない相手が社内か社外かで、提案するポイントや順番、お互いの前提情報などが変わってくるのですが、クリシンをグロービスで学んだおかげで、納得性の高い提案づくりが以前に増してできるようになったと思います。

ロジックツリーを作る

このイシューを特定し、論点を設定し、情報を集めて、結論を導き、次のアクションにつながるまでの思考の形を相手に伝えるときに役に立つのが、ロジックツリーというフレームワークです。

言葉を聞けばネットでいくらでも例が出てくると思いますので、ここでの細かい説明は省きますが、何か意思決定をする際漏れなくダブりなく(MECEと呼ぶ)論点と情報をまとめることで、取るべきアクションを決定することができます。

googleで調べてもたくさん出てきますね。。

先ほどの朝食の例は少しわかりにくかったかもしれませんので、例えば別の事例で、カナダ・アメリカ・オーストラリアどこに留学するべきか?というイシューを設定した場合、前提は英語を勉強するため、就活で有利にするため。などイシューの目的を明確にしておく必要がありますが、この場合の論点は、学費・滞在費・治安・生活水準・日本人の満足度・その後の就職のしやすさなどの項目で情報を取り、結論を出すことで適切な選択ができるようになります。

まとめ
イシュー:カナダ・アメリカ・オーストラリアのうちどこに留学するべきか?
前提:英語を勉強する・就活に活かす
論点:学費・滞在費・治安・生活水準・日本人の満足度・就活の影響

この時にイシューをどこの国に留学するべきか?と大きく広げてしまってもいいですし、広すぎると調べる時間が増えてしまうため、ある程度人気の3カ国に絞って考えるなど、イシューの設定をどうするかがある意味その人の思考センスになりますので磨いて行きましょう。

あくまで思考系のフレームワークは効率よく最適な解を導くためのツールだと認識して使うことをお勧めします。
結局どんだけロジカルに説明しても、最後は、好きか嫌いか!で判断されることもありますので、相手の納得感を得るための交渉術!という点で万能ではないということも理解しておくことがあります。。。人と人ですからね。

というわけで、本日はここまでとさせていただきます。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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今回は抽象度の高い記事になってしまいましたが、最終的には”ロジックツリーを作る”という


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