2024.08.08 漆黒のシンフォニー@埼玉会館
一年ぶりに夏の一大イベント、埼玉会館での「漆黒のシンフォニー」に参戦してきた。
このイベントのために主催の浦和ナルシスで新規のバイトを雇っているのか、去年に引き続き運営面、特に入場や周知事項について気になる点があった。去年と今年の2回しか知らない自分にはこれが常なのかどうかが判然としないため詳細は省くが、29年続くイベントでファンの出鼻を挫くようなことが起きるのは残念だ。
さて今年はダウトの企画による「夏の魔物」を冠した日。
オープニングアクトはD=OUT、
出演はXANVALA、UNiTE、零[Hz]、メリー、DIAURA、ダウトの6組だ。
DIAURAとダウト以外は初見であったが、大変楽しめた一日だった。
XANVALAはホールにはまだ不慣れな様子だったが、ここからもっと経験を積んでいけるだろう。
UNiTEは経験も実績もあるからだろう、足元がしっかりしている印象を受けた。小柄なヴォーカルの、エネルギー溢れるステージングについ引き込まれてしまった。
零[Hz]はライブ後に調べたところ2018年始動ということだったが、ホールでのステージングも引けを取らない様子であった。
メリーはさすがの貫禄で、技術力も高く終始圧倒されてしまった。
数年ぶりのDIAURAのライブでは、友人に予習用の曲のリストをもらっていたが、馴染みのある曲も多く、「MASTER」では客席へマイクが向けられると私の口からも自然と歌詞が出てきた。埼玉会館をDIAURAの「独裁の庭」へ塗り替えてしまう手腕はさすがである。
去年から続くダウトによる企画の「夏の魔物」。
ヴォーカル幸樹の三味線演奏や扇子パフォーマンス、当日リリースされたアルバムからの新曲披露、定番曲に祭りらしい一曲も加えたダウトらしさを前面に押し出したライブだった。
昼の2時から6時間に及ぶイベントは大きなトラブルなく終了。
普段ならば目当てのバンドが終わると早々に帰ってしまう私も、
オープニングアクト「D=OUT」から「ダウト」まで全てのバンドを楽しむことができた。
去年はそこに我らがRides In ReVellionも居たのだが、今年は叶わず残念だ。
ダウトも今年で企画から外れると聞くし、来年は参加しないだろうが、この2年楽しい思い出を作れたことは嬉しく思う。
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