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【読書記録】海外ファンタジー小説ブックガイド1

2022年24冊目。

以前紹介した『海外怪奇幻想小説ブックガイド』のkazuou さんの新刊です。

広義の幻想小説はホラーだけでなくファンタジーやSF小説も含むようなので、実は愛好家が重なることが多いのがこのジャンル。例に漏れずファンタジー小説好きの私にとって、熟達した読み手であるkazuou さんのブックガイドが読めることは、この先の選書の役に立ちますので非常に楽しみにしておりました。

今回の章立ては、

  • 妖精たちの物語

  • 魔法をめぐる物語

  • ダンセイニの幻想世界

  • ナンセンスな物語

  • 幼き日々

  • 死者たちと幽霊たち

  • 時を超えて

  • 物語の物語

怪奇小説ファンとしては「死者たちと幽霊たち」の章で紹介されている本が気になります。タイムトラベル小説の傑作『トムは真夜中の庭で』が好きなので「時を超えて」も読んでみたいです。

紹介されている本のレーベルを見ると、やはり岩波少年文庫が多いですね。その次が東京創元社と早川書店。ながらくファンタジー小説を出版している出版社さんなので信頼できますね。

その他にも数多くの出版社の書籍が紹介されています。このアンテナの広さは見習いたいというか、どうやってるのか教えてほしいですね。

1巻だけでも充実のラインナップですが続刊があるようなので楽しみに待ちたいと思います。

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#日本怪奇幻想読者クラブ

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