つるさん

『つるさん』と呼ばれております。2021年7月から津軽三味線を習い始めました。いつの日…

つるさん

『つるさん』と呼ばれております。2021年7月から津軽三味線を習い始めました。いつの日か音楽で地域を盛りあげたい、落語と和服とピストバイクが好きな四十路です。 ようつべやってます。 Youtube https://youtube.com/@tsurusan_jp

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  • つるちゃんと! 津軽三味線編

    2021年7月、45歳にしてはじめた『津軽三味線』にまつわるあんなこと、こんなことを吐露しています。音楽経験が義務教育程度しかない私の奮闘記。

最近の記事

新年と津軽三味線

新年おめでとうございます。 だいぶ投稿をおろそかにしておりました。 お恥ずかしながら仕事の方が上手くいかず、単に繁忙期というよりは、手戻りを繰り返しつつ、無駄に時間を食い潰すような仕事に悶々と苦しい日々が続いておりました。残念ながら仕事的には年明けできておらず、まだまだ引きずっております。 とはいえ、合間を縫って『テーマを決めて』短時間でもできる練習をコツコツと続けております。今日は撥付けだけ、今日はカマシだけ、今日は1の糸の運指だけなど、出来ることはかなり沢山あります

    • 仕事と津軽三味線

      『仕事と私、どっちが大事なの?』って強く言われても仕方がないくらい、仕事におわれています。私はデスクワーカーなので、エンドレスで仕事ができてしまう職業です。どこかで線引きをして、「この時間は仕事」、「この時間はプライベート」とわけないと、キリがありません。 我が家は一軒家ではあるものの、住宅街にある借家なので、ほんの少し肩身が狭いです。部屋内で堂々と三味線をかき鳴らす勇気などさらさらなく、毛布をかぶって忍び駒をつけても、朝は7:00から、夜は23:00が限界。ちょうど業務時

      • 視聴者と津軽三味線

        先日、3日間にわたって津軽三味線の全国大会が滋賀県は琵琶湖(?)にて開催されました。5月頃は私もこの大会へ参戦するつもりで練習していたのですが、夏にコロナに罹患し、大会前後にちょうど繁忙期を迎えるということもあって、泣く泣く諦めました。 結論、いかなくて正解だったというのが本音。いやはや、弘前の大会に参加された方々にレベルアップが凄まじく、きっと参戦していたらうなだれて深い傷を負って帰る苦い大会になったことでしょう。 もちろん、『大会で傷を負う』ことも大切な経験ではありま

        • 『1』と津軽三味線

          三味線の中には『1』がいっぱい出てきます。そりゃ、三味線じゃなくたって1は沢山出てきますが。特に三味線の中で私が大切にしている『1』をいくつか。 1の糸 最近、さわりをつけるとノイズが出る事象に悩まされています。1の糸を叩いてさわりをつけると心地よい『ビィーン』という響き(さわり)の中に、マイクの接触不良のようなジジっというノイズが混ざります。 気にはなっていたのですが、先日のお稽古で師匠に『なんの音?』と指摘されてからもう気になって気になって。かんざし(糸巻き)を解い

        新年と津軽三味線

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        • つるちゃんと! 津軽三味線編
          60本

        記事

          メタ認知と津軽三味線

          メタ認知とは、自分を客観視する行動で、「考える、感じる、記憶する、判断する」などひとつひとつの動作、行動に対して『認知』する行為を指します。(説明が足りてなかったらすみません) 最近、多忙すぎて本当に時間が取れなくなってきました。昔は『忙しくてさぁ』なんて自慢げに話すことに優越を感じるお年頃もありましたが、今思うと『色々足りていないからタスクが残って時間が足りない』=『忙しい』という己の未熟さでもあるので恥ずかしさすら感じます。あまり、忙しいことを言い訳にはしたくないなぁと

          メタ認知と津軽三味線

          配信と津軽三味線

          いよいよ繁忙期を理由に更新が滞るようになってきました。noteを書く余裕があるなら、1秒でも長く三味線弾きたい、そのくらい時間が取れなくて、もどかしい思いをしています。多忙になると、集中できなくなりますね、弾いているのに仕事が過ります。 X(旧twitter)をみていると、月末に琵琶湖で開催される三味線の大会のお話がちらほら出てくるようになりました。私は夏に患ったコロナの影響と事前に見えていた繁忙期を理由に断念したのですが。 目標が延期になったことでモチベーションも少なか

          配信と津軽三味線

          お手入れと津軽三味線

          左手指の付け根あたりがここ数日、筋肉痛です。最近習った新しい奏法のおかげでしょうか。気にはしつつ、成長痛だと思って1日自主練を続けているのですが、最近のスポーツ医学では休息も重要なんて言われていて『どっちがいいのか?』悩んだりします。急に肌寒くなったこともあり、心身ともにネガティブモードのようで、何を練習しても悪いところばかり目立ちます。どうにかして自分の成長できたところを見つけて『ちゃんと成長しているよ!』といってあげたいところなのですが。。。 SNSを見ていると、『撥が

          お手入れと津軽三味線

          流派と津軽三味線

          問)ご自身と同じ流派の先生、先輩方の演奏をどのくらい観ましたか? 先日、神奈川県横須賀市へ、高橋竹童先生のライブを観に行きました。お申込みしたときはもう嬉しくて嬉しくて。 以前から、『演奏がすごい!』というお話を様々な方からお聞きしてまして、かなり期待に胸が高鳴っておりました。『すごい』って言葉がもうすごいですよね、どうすごいのか知りたくなります。そりゃもちろん、探しましたよ、ありとあらゆる手段でネットを検索しましたが、どれも丸一曲は聴くことができず。。。 今回はたまた

          流派と津軽三味線

          自主練と津軽三味線

          先々月から新しい曲を習いはじめ、3か月かけてようやく1曲分の節を教わりました。とても大好きな曲なのですが、正直なところ『曲』そのもののを覚えるのがとても苦手でして。 『十三の砂山』という唄があります。青森県の五所川原にある十三湖(十三潟)という湖の西側に『十三』と呼ばれる地にある港に出入りをしていた『北前船(主に日本海側で交易を成した船)』によって原曲が伝えられ、今の地に根付いた曲だと知りました。(歴史は覚えたてなので、間違っていたら後日訂正します。) さて、『曲が難しい

          自主練と津軽三味線

          嫉妬と津軽三味線

          昨年の10月12日に本格的に『◯◯と津軽三味線』というお題で毎週noteを書き、今回からいよいよ2年目に突入します。初回は『憧れ』がテーマだった気がしますので、似たようなテーマを考えておりました。 『嫉妬』とは優劣、特に他者が優れている、恵まれていると感じた時に現れる『妬み』、『嫉み』を言いますが、自分の中に憧れと同時に嫉妬の思いが込み上げてくるのを感じたにで、ひとつネタに書いてみようと思います。 前回、民謡民舞全国大会が川崎で行われ、観覧へ行きました。流石全国大会、もの

          嫉妬と津軽三味線

          見取り稽古と津軽三味線

          学生時代に部活に参加しておりましたから『見る』学びの重要性をよく理解しています。 この日をどのくらい待ち望んでいたでしょうか。5月に参加した弘前の津軽三味線全国大会の時には既に先生がお出になられることを伺っておりましたから、少なくとも半年?は待ったのかもしれません。そんなこともあり、結構序盤から『この日だけは絶対に休み』という謎の予定を入れていたのですが。。。 そんな時に限って、本業が繁忙期を迎えて、もうかれこれ1週間は三味線を触ることすら叶わない悶々とした生活を送ってお

          見取り稽古と津軽三味線

          耳と津軽三味線

          私の師匠、高橋竹春師匠の師匠、『高橋竹善』先生の音源を探しております。ネットで検索しても全くヒットせず、ようやく見つけた『合奏』のCDを中古で購入しました。流石にどの音が大師匠の音なのかまでは聞き取れませんが、気持ちの面でようやく辿り着いた感が。引き続き探してみたいと思います。どなたかご存知の方、ぜひご教示いただけたら幸いです。 連日の早出、残業に辟易しているのは、私の三味線タイムを侵されているからかもしれません。ここ最近は、ちょっと仕事が「忙しく」なり、我が家で自主練が可

          耳と津軽三味線

          『AIが見る私』と津軽三味線

          いよいよお仕事の方が繁忙期に入りまして、もう三味線の練習時間を稼ぐことすら叶わない状況が続いています。撥は握れずとも爪弾きで、それもダメなら左手指で、もう死に物狂いで『時間を確保する』という、三味線<時間に頭がいってしまって練習も落ち着きがありません。とはいえ、もうそろそろこのnoteも1年分の蓄積が溜まってきましたので、「代筆」を頼んでみることにしました(笑 私のnoteですから、先に私の言葉で感想を書いておかねばなりません。 正直なところ、まとめを書いてもらって笑いま

          『AIが見る私』と津軽三味線

          ジレンマと津軽三味線

          三味線のみならず、お稽古事や習い事、習慣としていることって、『いつ』やっていますか? 私は『コロナ禍』によりテレワークの増加によって通勤時間が三味線時間に置き換わり、そのまま習慣化しました。そのはずでした。。。 テレワークが日常となり、いつでも『働ける』ことがわかると、仕事量も変化します。通勤に充てていた時間に仕事が割り込んでくるのですが、これが厄介で。 我が家は『楽器禁止』の物件でして、本来は三味線そのものを自宅で弾くこと自体NGなのですが、試行錯誤した結果、音が漏れ

          ジレンマと津軽三味線

          動画と津軽三味線

          えー、面倒くさがりが祟りまして、youtubeを開設したにも関わらず、動画のアップロードをおろそかにしておりました。お詫び申し上げます。🙇 もう、絵文字を使っている時点で反省の色がない!と叱られてもおかしくはないのですが。(笑 どうも、『完成していないもの』をアップすることに抵抗がありまして、完璧主義がこんなところで発動しなくてもいいのに、と思うのです。反省はしております、ただ納得がいかないのもまた事実なもので。 そもそも、『客観視する』ことと、『見ていただいて自らを鍛え

          動画と津軽三味線

          齢と津軽三味線

          以前、同じようなテーマでnoteを書いた記憶はあるようなないような、どうやら錯覚だったようなので、書いてみることに。もしかしたら異なる題名で同じようなことを書いたかもしれませんが、『大事なことは2回言う』と言うのが私の仕事における鉄則なので(笑)同様に2回書きます。 47歳、三味線3年生(2年と2か月)が三味線を触っていられる期間ってどのくらいなのでしょう?不慮の事故、怪我などなく天寿を全うしたとして、87歳くらいまでは演奏したいかなぁ、なんて思っていたのですが。 なんで

          齢と津軽三味線