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なぜ福岡ソフトバンクホークスは、千葉ロッテマリーンズに苦戦しているのか〜データで見るプロ野球〜

千葉ロッテマリーンズが、福岡ソフトバンクホークスに1ゲーム差(2020年10月1日時点)と優勝争いが過熱するパ・リーグ。そんな首位ソフトバンクですが、ロッテに対する対戦成績を現時点で4勝10敗1分と、昨季と同様苦戦している状況です。

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今回は、そんな両者の対戦成績をデータから見て、なぜソフトバンクは、ロッテマリーンズに苦戦しているのか分析していきましょう。

打率での成績比較〜ロッテは対ソフトバンクで大幅増〜

打率を全球団に対する通算とで比較した場合がこちらになります。通算の打率は、ソフトバンクもロッテも実は全く同じ。その一方で、やはりロッテのソフトバンクに対する打率は、通算に比べて+.023と大幅増になっています。

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打撃内容による比較〜2塁打が突出するロッテ〜

打撃内容による比較は下記のとおりです。本塁打数は、本塁打数リーグトップのソフトバンクが上回っています。一方で、単打数に大きな差はありませんが、ロッテは対ソフトバンクの2塁打の数が大きく上回っています。

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ちなみに、2塁打の数だけで比較すれば、ロッテはパ・リーグでNo.2です。

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一方で3塁打はリーグ最少。なお、チーム本塁打数では、リーグ4位となっています。

まとめ

ソフトバンクとロッテの打撃成績を比較する中で、特に2塁打の数に違いがありました。これは、強風の日が多い本拠地 ZOZOマリンで、ともすれば押し戻されてしまうフライ性の打球ではなく、ライナー性の2塁打で得点を重ねる傾向が数字にあらわれているのではないでしょうか。打線のつながりで一挙に得点するケースを多く目にします。


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