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【鷹の韋駄天】周東 佑京 選手の盗塁成績・打撃成績を昨年度と比較 大幅な成績向上

福岡ソフトバンクホークスが10連勝を果たしマジック8が点灯。その中でも特に、俊足で知られる周東佑京選手の活躍が目立っています。10月21日時点で、41盗塁を記録、打撃成績も昨年度から大幅に向上しており、まさに首位ホークスの原動力となっています。

今回は、盗塁成績および打撃成績をそれぞれ昨年度と比較していこうと思います。

盗塁成績の年度比較〜成功率は昨年度よりも向上〜

盗塁成績で2019年度と2020年度(10月21日時点)を比較すると下記のとおりです。40盗塁超をマークし盗塁数を大幅に増やしていますが、成功率の高さも驚異的な数字です。企画数も大幅に増えていますが、失敗数はまだ昨年度よりも下回っています。

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なお、今シーズン始めて盗塁を記録したのは7月17日のオリックス戦なので、6月19日の開幕戦以降、約1ヶ月間は抜きにした上での数字ということも非常に驚異的であります。

盗塁の総数と成功率の両立が重要

盗塁成功率については、盗塁の総数が少なくとも高い成功率をマークすることは可能です。他方、盗塁数が多かったとしても、成功率が高くない場合は出塁という貴重なチャンスを潰していることになります。つまり、盗塁を売りにする選手は、盗塁数と成功率を両立するということが非常に重要です。

2010年度から2019年度の間で、盗塁数を35以上マークし、なおかつ盗塁成功率が.900以上となると、セ・パ合わせても該当する選手は、2018年度の西川遥輝選手のみとなります。盗塁数が多くなるにつれて、相手バッテリーからの警戒も増えるので、それぐらい両立するということは難しいことと言えます。

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打撃成績の年度比較〜今季は打撃も開花〜

昨年度と比較し、打撃成績も大幅に向上しています。各種指標を2019年度と2020年度(10月21日時点)で比較すると下記のとおりです。

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特に後半戦、目覚ましい成績を見せ、ホークスのリードオフマンとして定着しつつあります。俊足を活かし、3塁打も7本記録しています。なお、3塁打の数としては、ホークスの中では1番の数字で、2位は柳田選手で5本となっています。(10月21日時点)

まとめ

今年度は試合数が少ないことからその上での盗塁記録という点では、はたしてフルで試合数を行っていたらどこまで数字を伸ばしていたかというところも気になるところですが、最終的にどんな数字を残すか楽しみですね。そして打撃成績も向上している中、はたして将来的にどんな選手になっていくのでしょうか。

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