「コドセン! 〜子供先生、未来で爆誕〜」あとがき

2021年12月15日(水)、拙作「コドセン! 〜子供先生、未来で爆誕〜」が発売されます。初の小説、初の児童書です。一時期、僕が「夏休みの宿題(執筆期間が夏だったんです)」と称してTwitterでギャーギャー騒いでいたのがこちらになります。

大体10万字くらいある原稿を一度全て自分でボツにして、0から書き直す作業などもしているので、実質20万字くらいは書きました。長編映像作品のシナリオだと2〜3万字くらいのものが多いので、約7〜10本分の長編映画のシナリオを一人で書いた計算ですね。どうりで疲れたわけだと思いますが、これを映像作品の脚本にすると、おそらく30分作品5、6本くらいの分量になると思うので、読んでみると意外とサラッと行けるのではないか…サラッと読んで欲しいなという思いはあります。

ちなみに本作はカテゴライズすると「児童書」に分類されるそうで、主な対象年齢は小学校高学年〜中学年だそうです。対象年齢を意識して書いたことがほぼほぼなかったので、ここに大いに苦戦したんですが、最終的には「大人も子供もあんまり関係ないか?」と結論づけて、好きにやらせてもらいました。余談ですが、自作の「私刑倶楽部」という大人向けと思って書いたドラマを見たと先日十歳以下の方からご連絡頂いたりもしたので、やっぱりあんまり年齢は関係無いのかもしれません。

強いて言えば、児童書ということもあり、子供たちにこれだけは伝えておきたいなぁと思うことは踏まえて書いた気はします。そんなに大層なことは書いてないので、楽しんで読んでもらえたらそれが一番なんですけれど。大人になってから読み返してもらえたりしたらまた見方も変わるかもしれないので、どこかの誰かにとってのそんな話になればいいなと思います。

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