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アトピーで不登校だった私が立ち直った方法

こんばんは。つるあやこです。

今日は私の体験談について記していこうと思います。


私は幼稚園からアトピー性皮膚炎を発症し、
小学校に上がった頃からひどくなってきました。

かきむしって常に体は傷だらけ。
全身痛くてベッドから起き上がれないこともありました。

なので学校に行けない日も多々。

顔も腫れあがってしまい、そんな自分の顔が嫌で嫌で。
家中の鏡を逆さまにしていました。

それでも周りの友人に恵まれてなんとか過ごせていた日々でした。


高校生になったばかりの頃です。

私がお手洗いで手を洗っていると、
クラスメイトの子が2人、私の方を見ながらコソコソ話しているのに気が付きました。

実際何を話していたのかは分かりません。
でも、自分の傷だらけな風貌に自信がなかった私は、
「私は周りの人と見た目が違うから、悪口を言われているんだ」
と受け取ってしまいました。

それから、「本気でアトピーを治そう!」と思うようになります。

色々試しました。

ステロイド治療もしましたが、一時的に良くなるものの、
またぶり返してしまう。

アトピーに効く入浴剤を入れてみましたが、
傷にしみすぎて毎回泣きながら入っていました。
でも特に私には効果がなかったようです。

そうこうしているうちに大学生になりました。
そこで私は趣味で歌を始めたのです。
ハマるととことん追求する性分なので、歌を極めたいと思い、
ボイストレーニングを受け始めました。

すると、その時期からアトピーが良くなってきたのです!!

ボイトレを始めて1年後くらには、ほとんどアトピーと分からなくなるまでになりました。

後で知ったのですが、「呼吸」と「皮膚」は深い関係にあるとのこと。
きっとボイトレで呼吸法を学んだのが、私の皮膚に良い影響を与えたのだと思います。
(もちろん病院にも継続して通っていましたので、ボイトレだけで治った訳ではないと思いますが…)

私はこの経験があったから、今話し方講師(ボイストレーナー)として
「話し方のレッスンを通して、心と体の健康を与えたい!」という想いで
活動ができています。

そもそも、昔人と見た目が違ったからこそ、
「どうやったら周りと深いコミュニケーションが取れるだろう」
と話し方について無意識に研究していた気がします。

そう考えると、今となってはアトピーの経験に感謝です。

辛くて辛くて逃げだしたい事でも、
後から振り返ると絶対に必要な経験だったと思える。
そんな大切な事をアトピーの経験から学ぶことができました。

今日も最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました^ ^


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