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もし玄関先で犬を保護したら、 〈やること・行く場所・連絡リスト〉

我が家の愛犬ツナさんは、元保護犬です。

今日はツナさんを保護した時のことを書きます。

もし犬を保護したら(拾ったら)参考にしてくださいませ☺️

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保護犬とは

飼い主に捨てられたり、迷子になって飼い主が居ない状態であったために、動物愛護センターや動物愛護団体などの施設に一時的に保護されている犬の事
(省略)
何年か前にブリーダーがチワワを何頭も捨てた、という痛ましいニュースがありましたが、廃業したブリーダーから救出されて、里親を探している犬の事も「保護犬」と呼ぶ場合があります。

出典:ニッポン放送NEWS ONLINE

とありますが、うちの場合はそうではなく、もっと単純に、シンプルに直接保護しました


ツナさん保護の経緯

ツナさんをはじめに発見したのは私です

家に帰る道の途中、河川工事をしていた時期があって、車で通り過ぎる時仮説工事現場のプレハブの横に犬が座っているのが見えました

ノーリードなので自由自在

車で通る時すごく近くまで来るので(尻尾を振って遊んで遊んで!って感じ)

「危ないなぁ、大丈夫かな。轢かれないでね...」と毎回減速して通り過ぎるのですが、「働いている人の犬なのかな...?でも首輪も何もつけてなさそうだし、野良?餌をあげて手懐けているのかな?」と???でした


玄関先にいたよ

ある日夫が呼ぶ

行ってみるとあの犬がいる

私:「どうしたの?その犬」

夫:「玄関の前をうろうろしててさ。うち来るか?って言ったら来たw」

夫:「お前、うちの子になるか?」

犬、全く逃げない

しかしその日は用事があったのですぐ家を出なければならず、試しに夫は鰹節ご飯を用意して置き、ロープでリードを作って体に通し、先を物干しに結んで簡易家犬仕様にして家を出てみた

数時間後、帰ってみるとロープから抜け出し自由の身

でもその場に座って待っていたワン

私:「逃げないね」

夫:「こいつ人馴れしてるな。前に飼われてたんかもな」

夫:「迷子か捨てられたんかわからんけど、とりあえずうちで保護しようか」

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保護したすぐの頃、玄関犬だった時の様子。カゴを用意するも、使わない。
なんて律儀な😭


犬を保護したらやること・行く場所・連絡リスト

我が家の場合を例にお話します

番号を振っていますが状況により前後すると思うので、あくまで目安として捉えてくださいね

以下は我が家が電話したり行ったり掲載したリスト

・お風呂(自宅)
・動物病院
・市役所
・保健所
・警察
・迷子犬掲示板
・地域の人に聞く


1.お風呂

外の犬はノミ・ダニ・お腹の中に虫が入っていることもあるので、まずお風呂。
夫が入れてくれました

こんな時、保護犬お風呂代行サービスがあったらいいのにな〜、と思う


2.動物病院

そして獣医さんのところに連れて行って、診てもらいました
内容は、

・簡易健康チェック
・病気のチェック
・チップのチェック(飼い犬はマイクロチップで持ち主の情報が埋め込まれていることがある)
・ノミ・ダニ・虫下しの薬を投与

1500円くらいだったかな...(記憶が曖昧)領収書とってあるので後日追記します(すみません...)


3. 市役所

とりあえず「犬を保護したんですがどうしたらいいでしょうか」と市役所に電話
市役所側は、一時的に預かることはできる、その後は動物保護管理センターへ移すことになるとのこと

保護すること自体に手続きや何か書類を書く必要はないとのことでした


4.保健所

次は保健所に電話
保健所も、短期間預かることはできるが動物保護管理センターへ移すとのこと(市役所と一緒やん)どちらにしても犬は管理センターへ行くことになるので、直接連れて行かれてもいいですよと言われる(あ、めんどくさがっているのだな、と思った)

保健所の方も特に手続きなど不要とのこと

 - 動物保護管理センター

何度も出てくるこの「動物保護管理センター」
結局ここに行くとのことですが、行ったらどうなるのかを聞きました

道は2つ

センターに送られた犬は適正チェックを受ける。そこで人を噛んだり凶暴な面を見せる犬と、そうでない犬に分けられる。前者は殺処分、後者はもらい手を待つことになるそうです(でも全ての犬が引き取られるわけではない)

「殺処分」が頭をよぎり、うちの場合は結局管理センターへは連絡せず、連れて行くこともしませんでした


5.警察

法律的には保護犬も落とし物に当たるので、届出を出すと、持ち主(飼い主)が現れない場合、合法的にうちのものになります(命を物として扱うなんて!と感じる方もいると思いますが、あくまでもこの場合は法律的に現状そうなっているということです)

届を出す時先方に言われたのは、もしこの犬をうちで飼うつもりなら届を出して構わないけれど、飼わない場合は拾得物として引き受けることはできる(要は落とし物と一緒)短期的に警察署で預かるが、その後は結局管理センターへ行くことになる。だから飼うことが決まってから届を出されたほうがいいですよ、すぐに届けなければいけない決まりはないですから、とのことでした

そうそう、もしかすると署によるかもしれませんが、届出には写真または実物が必要です。犬を連れて行けばそこで写真を撮ってくれます。データ提出はできませんのでその点は注意(スマホの写真を取り込んではもらえない)

●一旦持ち帰り再度夫と話す

私:「---ということで飼うかどうかはっきり決めてから届出をするんだって。どうする?」

夫:「飼ってもいいよ。前から飼うなら柴犬がいいって言ってたじゃない。まさか柴犬が自分から来るとはね」

私:「じゃぁ、飼い主が現れなかったらうちに迎えましょうか」

●翌日警察署

担当さん:「どうなりましたか?」

私:「飼い主が現れなかった時は、うちで飼うことにしました」

担当さん:「ではこちらの書類にご記入ください」

手続きとしては“一時預かり”となり、我が家が署から委託される形で、うちで犬を預かる。3ヶ月間の間に持ち主が名乗り出なかった場合は、犬の所有権はうちに移るというシステムです

届を出すと合法的に我が家のものとなるので、例えば後から「うちの犬を盗まれた!」とか「その犬いなくなったうちの犬じゃない!?返して!」となるようなトラブルを回避しやすい。窃盗で訴えられるということを避けられる(その辺りのことは詳しくないので、署で聞いた程度の話です。)

要は、その時点で「その犬の持ち主はうちですよ」とはっきり言えるということです。もし届出を出していないと、保護したのに盗まれたと言われた時大変よねって話ですが、実際どうかは未知の話なので何とも... しかし、ツナさんは人馴れして明かに人との接点があった様子なので、届を出しました


6.迷子犬掲示板

迷子のペットだといけないので(飼い主にも返してあげたいし)ネットの迷子犬掲示板に投稿しました

全国の保護犬・猫・その他の動物たちの情報が載っているので、もし迷子で飼い主が探しているのであれば、情報を見るはず、探すはず


7.地域の人に聞く

近所の駐在さんが見回りに来た時聞いたり、ご近所の人や職場の人や、地域の人に聞き込みをしましたが、ツナさんのような犬を飼っていた・いなくなったという情報はなくて、結局3ヶ月が過ぎました

そして犬はうちの犬になりツナさんとなりました


このnoteを書く時、届出の控えを探すも見つからず(あることはわかっている)、出てきたら加筆します

犬を保護した時のメモに役立ててもらえれば幸いです☺️

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すっかり安心して寝るようになった姿。舌がてへペロw

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今では枕もしてくれます◎


最後に、お願いしたいこと

一つお願いしたいのは、もし犬や猫、ペットを迎えようと思っているのなら、保護犬たちを迎えてあげてほしい

今まで辛い思いをしてきたのだから、その先は穏やかに愛されて暮らしてほしいと思うから

ペットショップで子犬を買うのは簡単だけど、その子犬を買ったお金でまた子犬を入荷する。見えないところに業者もいるし、繁殖センターは劣悪な環境で犬を扱っている場合もある。いらない犬は捨てられる。そのサイクルを回すより、今引き取り手がない子達を迎えてほしいと思っています

同じ母親として、まだまだ小さいのに母犬から離されてガラスケースに入れられる赤ちゃんを減らしたい。子犬のママは人間じゃなくて、母犬だろうから。もう少し、一緒にいさせてあげたい

保護犬・保護猫はとても優しい

実はメリットがたくさん(それについてはまた後日書きます)

今、犬・猫だけでなく、鳥や小動物も保護犬同様に引き取り手を待っている子たちがたくさんいるという状況を知りました

選択肢に一つ、加えてもらえると嬉しいです

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本日も最後までお読みいただきありがとうございます☺️
フォローお気軽に

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動くツナさんはこちらw

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【毎日更新に挑戦:8日目】

#note毎日更新  毎日投稿少し慣れてきた!連休の壁に遭遇中

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Tsuritako

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都会と田舎と秘境の山暮らしの経験から、都会と田舎両方の視点から田舎暮らしを翻訳しています。「楽しく暮らす」をモットーに情報発信中

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