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ふれっぷ@深川

北海道深川市の古き良き喫茶店「ふれっぷ」。

外観

パパ氏の単身赴任先として何度も訪れたことのある、深川では老舗の喫茶店、初めての訪問。北海道のレトロ喫茶の紹介本に載ってました〜

入口は奥

建物の正面向かって右奥に進んでいきます。

入口

入る前から、レトロな感じが漏れ出てる。きれいで整然としたチェーンカフェよりも、古びた老舗カフェが断然好き。

暖炉

今どきのおしゃれ暖炉でははなくて、昔から変わらずそこにあります、っていう方の暖炉がやっぱりセクシーだよね。

店内

静かで広い。平日だったので地元のおばちゃん達が一組ほど。

蓄音機

そういえば暖炉の傍に立派な蓄音機がありました。

階段から撮影

母氏と娘、2階へ続く階段に近い窓際席に!
ピアノも置いてありました。定期的にコンサートやトークイベントなどの催し物が開催されてる模様。

SCHEDULE

イベントスケジュール。というより「催し物の予定」のほうがしっくりくる予定表。

2階へ続く階段

好奇心旺盛な私、マスターに「2階見てもいいですか?」マスター「何も無いですけどどうぞ。」

扉の向こうは・・

娘氏が襖を開けると、きれいな(何も無い)畳の部屋がありました。
何かのイベント時に使われてるのかな。ほんとに何もなかったです。

焙煎室

一階に戻って、また面白いもの探し(注文の品は意外と時間かかっている)。
焙煎室のドアが半開きになっていて、こっそり開けてみると、ちょっと焦げたような、或いはホコリのような匂いがしました。

じゃりン子チエ

焙煎室の横に、私には名前しか知らない昔の漫画。母氏はけっこう食いついてた。私に似てるらしい。

漫画

他にもけっこう色々ありました。ドラゴンボールとかも。

日に焼けた本

本好きな私、お店に本棚があると必ずチェックします。そのお店の色や店主の趣向がわかって面白い。

ふと手にとった本

不思議なもので、作者やタイトルをそんなに意識していなくても、なんとなく手に取った本が自分にとって縁のあるもの、思い出のあるものだったりする。

故・宮脇昭さんは、もう何年も前にネパールの植樹活動(という名の社員旅行)でお会いした方。こんなところであの方(と言っても顔も覚えていない)に出会うなんて、思いもしなかったな〜

メニュー

因みに、メニューはこんな感じ。
せっかくなのでコーヒー飲むなら自家焙煎がいいし、娘用には店名の「ふれっぷ」がついてるジュースにしました。

母氏と疑問に思っていたふれっぷジュースの中身について、マスターに「ふれっぷジュースって何が入ってるんですか?」とマスターに聞いたんです。

そしたらすごい困った顔としばしの沈黙があり。マスター「・・・ふれっぷです。」
母氏と私「・・・?」

その後すぐに「ふれっぷ」がコケモモの類の果物で、特に北海道の人はその果実をふれっぷと呼ぶことを教えてくれた。「ハスカップ」的な感じなんだろうか。アイヌ語とウィキに書いてた気がする。

母氏「え、ふれっぷ知らないの?みたいな態度取らなくてもいいのに」と少しボヤいてた(笑)
若干、クセあり店主かもと私も思ったけど、特に不快は感じないし営業スマイルより、素で接してくるマスターの方がいいな〜

ガガイモ

店内の壁面に、ふれっぷ感あるお花の写真が飾ってあったのでマスターに聞いてみると、「ガガイモ」というお花でした。河川敷に咲いてる事が多いんですよ〜と教えてくれたよ。

フレンチ

こちらが、先ほどの焙煎室で焙煎されたであろう豆で挽いていただいたコーヒー。
いつも思うけどフレンチって何なんだ。フランスの豆?フランス風のコーヒー?誰か教えて!(調べる気は無い)

味は普通に美味しいです。コーヒー詳しくないので、グルメライターのくせに語れませんが、コーヒー好きの母氏曰く「角がない」そうです。

ふれっぷジュース

キッチンでミキサーの音がしてたり、割と時間かかってたり、こだわり店主(=手間ひまかける)な印象を受けてたので、「きっとふれっぷの実の皮をむくとこから丁寧にやってるんだろうね〜」
なんて話てましたが、尋ねるとなんとシロップとの回答(笑)

でも味は人工甘味料とは違う自然な甘さ!素朴でフレッシュな、搾りたて感があり美味しかったです。

パズル

ふれっぷは子どもさんも来るのかな、年季の入った木製パズルで娘氏、遊ばさせてもらいました。
手垢で黒くなっている感じとか、経年変化で面取りされているところとか、すごい味があって好き。

しかもこのパズル、1ピース1ピースがよく見ると海の生きもので可愛かった。

入口横には展示販売されてる木製おもちゃもありました!

時間を気にせず、ずっといれる喫茶店。フードも気になる。また来ます!

2024.4.2

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