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元官僚がコンサル10社受けてみて感じたこと(退職交渉編その1)

こんにちは、マロさんです。このアカウントでは、コンサル未経験のマロさんがどのようにして経験を積んでいくのかを観察日記形式で投稿していきます。コンサル業界への転職を考えている人・未経験中途でもがいている人に届けばいいなと思っています。Twitterも今後力を入れていきたいと考えているので、フォローしてもらえると筆が走ります。@QjXeZBVfpTJDDGH

本日は、退職交渉編その1ですが、お品書きはこんな感じ。割と愚痴回です
・内定~前職への報告編(所属部署編)
・内定~前職への報告編(人事担当部署部署編)
・前職への報告~慰留編
・次回予告

・内定~前職への報告編(所属部署編)
さて、ケース面接も終え、現職から内定を頂きました。9月から来てほしいとのことだったので「直前に言われても前職も困るしそろそろ伝えるか(約3か月前)」と思い立ち、まずは直属の上司に伝えることに。

マロさん「あのー折り入ってお話があるんですが」
上司「ん?」
マロさん「実は転職活動をしていてすでに内定もいただいているので8月末をもって退職します(どやされるかなー)」
上司「お、まじか。ウケる。いやーさみしいけど、お疲れ!ん?止めたほうがいい感じ?」
マロさん「(なんていい人、、、)いえいえ、ありがとうございます。」
拍子抜け感もありましたがサクッと済ませ、さて、人事部署への報告です。

・内定~前職への報告編(人事担当部署部署編)
所属長まで話を通した後、人事担当部署にチャット。
マロさん「あのー折り入ってお話があるんですが」
担当の年上のおじさん「受け付けません」
マロさん「へ?ですから。お話が」
担当の年上のおじさん「受け付けません」
マロさん「・・・・・・・・・・(これはあかんやつだ、、、)」

辞表叩きつけてやめればいいじゃん!とか思うでしょみなさん。公務員はそれはできないんです。なぜなら任命も辞職も人事上の発令であり行政行為なので、勝手にやめられないんです。しかし、規則上は以下のようになっているので「受け付けません」は規則違反なわけです。

(辞職)
第五十一条
 任命権者は、職員から書面をもって辞職の申出があったときは、特に支障のない限り、これを承認するものとする。

内閣人事院規則(平成二十一年人事院規則八―一二)

・【前職への報告~慰留編】
日を改めて再チャレンジ。今度は実際にオフィスへ。
マロさん「お話があるのですが。かくかくしかじかで8月末に退職します」
おじさん「なんで辞めるの?」
マロさん「お仕事は楽しいんですけどお金が欲しくなりました」
(本当は違う理由ですけど、議論の余地を残したくなかったマロさん)
おじさん「退職なんて急に言われても困る!!人事を組みなおすのも大変だし。結婚してることが本当の理由ならそんなものは認められないから相手をここに連れてこい!!受け入れることはできない!!会議室の時間もあるのでもう帰りなさい!」
マロさん「(何言ってんだこの人。3か月前だぞ)はあ」

・【次回予告】
どうもすんなりいきそうもない退職交渉。次回は
・慰留の日英会談
・なぜおじさんは荒ぶるのか
・どう立ち向かえばいいのか
の3点を主に書いていこうと思います。

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