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ここから、どこまで。


17日㈬ 午前2時。

たぶん、前日の21:00とか22:00…そのあたりで眠剤飲まず横になったから
23:47に目覚めてそこから眠れず。
そろそろ眠剤ちゃんと飲んで、寝ようとは思うけど、
そうすると、朝方薬が身体に残ってて、正直介護の邪魔だから、
寝ずに朝まで起きてて、ある程度父が落ち着く昼前に仮眠取るのが、
実は一番効率的に動けてお互い楽だったりする。
けれど、毎日昼夜逆転するわけにいかないので、今日は、夜眠るの目標。

先週昼過ぎの訪問リハビリの際、
父の足がいつもよりよたよたとしていた。
時間がいつもと違ったために、本人もやる気を出しづらかったのもあった。
けれど、その翌日の週末辺りから、
一時的に立って座るだけの移乗さえ怪しくなり、
ついに月曜はぼんやりしすぎて、声をかけても立ち上がってくれなくなった。
タイミングをはかれないために支えづらいし、
引っ張り上げるには、私とは母では身長が足りない。

ぼんやりしているのは
不調の時間が多いために水分でさえ飲み込めないときがあり、
特に、水やお茶ばかりだと、「飲み込みたい」意欲を欠かす。
動ける時間帯に、食べられるよう食べ物と飲み物を口に運ぶために
割合としても、大した水分補給にならない。
気分的にも落ち込んでいた様子で、何度か目から涙を流していた。

今までコミュニケーションを取ってくれていたヘルパーさんたちが
必要最低限で帰っていき、
今までみたいに引き止めるのも悪いと分かっているだけに、
寂しさと悲しさと、どうしようもなく萎縮している感覚と、
家族がそばに居ても、孤独は孤独なんだと思う。
自分と妻と長女だけの空間では、遠慮したりもしているはず。

15日㈪は、父のそんな不安が、心身ともに顕著だった。
なかなか食べられない、立ち上がれない、泣いてしまう、飲み込めない。
そして、熱中症のようにぼんやりするという悪循環。

なので、16日㈫は、寝起きから、食べ物より飲み物優先した。
限られた、飲み込み可能な時間なのだから、今の時期はそうしていく。
そして、足があまりにも頼りなくなったので、
来週から始めることが決まったシャワー浴と、
来月に行くデイサービスにむけて、どれだけリハビリできるか。
本人にも説明をして、これから半月でがんばろう!と決めた。

今月頭から自宅でのシャワー浴への期待が見えていたから、
父は久々に家のお風呂でリラックスできると安心していたのだろうけど、
シャワーチェアの検討や、手続きに時間を要し、結局来週の㈫となった。
それに対する落胆もあるだろうし、
一人暮らししている次女と三女に暫く会えていないことも、ある。

だけど、まず、今できることは、
どこまで足の状態を戻していけるか。
出入りしてくれる訪問支援の方々がいらっしゃる限り、
マスクは大切だけど、父からすると負担が大きくて、
こもり熱も一時的に出たりするので、
不安を煽らないように自然にクールダウンしていきたい。
父が落ち着いて過ごしながらも、
希望を持って鍛えていく意欲をもてるようにする工夫を。

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