「最近の子供は、“水が飲めない子ども”が増えている」というわけのわからないニュースの原因と対策(熱中症対策)

「あれ?避難所とか、熱中症予防をしようと思って、子供に、水を飲ませようとしたら、"水を飲んでくれない!!"」というパニックが広がっているようです。
何で、最近の子供や幼児は、「“水が飲めない子ども”が増えている」というのを、NHKなどのニュースが報道していたので、いろいろと調べる事になった。

さっきテレビのニュースを見ていたら、「最近の子供は、“水が飲めない子ども”が増えている」というわけのわからないニュースをやっていた。
これは、「防災対策」として、かなり危険な事なので、これをちょっと調べてみました。
避難所では、「いきなりミネラルウォーターだけ渡される」ような事も多く、「“水が飲めない子ども”が増えている」というのは避難所で、熱中症で死亡しやすくなるなど、「Z世代」、「アルファ世代」では、「自力で危険回避すらできない子供達が増えている」ようで、とても危険です。
なぜ?このような異様な社会になってしまったのでしょうか?

((NHK、2023/10/16放送)“水が飲めない子ども”が増えている)
https://www.nhk.or.jp/radio/magazine/article/my-asa/myk20231016.html

『きょうは、子どもたちをめぐる、ちょっと気になる状況をとりあげます。それは「水が飲めない子どもたちが増えている」というものです。

(味のない水が飲めない)
今年は猛暑が続いて、メディアではこまめな水分補給が呼びかけられていましたが、小学校では水を飲めない子が一定数いるようです。都内のある小学校の学級通信に次のような記述があり、私はショックを受けました。
『1学期に熱中症疑いで保健室を利用した児童の様子を見ていると、「水を飲めない」児童が目につくという観察結果があります。自分の判断で水を飲もうとしないこともありますが、症状が出ている子にコップにくんだ水を渡して飲むようにうながしても、唇をぬらす程度しか飲まず、コップの水が減っていきません。』というものです。学校では、「味のない水」や「冷えていない水」は飲み慣れていない様子だと考えています。
そこで、私が複数の幼稚園、小学校にヒアリングしたところ、水道水やミネラルウォーターなどの味のない水が飲めない、冷たくない水が飲めないという子どもたちは増加傾向ということでした。先生方は、熱中症予防だけではなくて、万が一、地震や豪雨などの災害時にも「味のない水」や「冷えていない水」を飲まなくてはならないので、何らかの対策が必要と考えています。

(国の「熱中症予防」の指示で、「熱中症予防の名目で、スポーツドリンクとかお茶などの自動販売機の導入が進んだ商業的な理由も背景にある」)
水を飲めない子どもたちのなかには、常にジュースやスポーツドリンクを飲んでいる、という子もいました。大阪市のある幼稚園の先生は、保護者から『うちの子は水が飲めないのでこれを飲ませてほしい』と、スポーツドリンクを渡されたと話してくれました。
学校側がスポーツドリンクを容認するケースもあります。背景として、文部科学省と環境省が2021年5月に「学校における熱中症対策ガイドライン作成の手引き」というものを出して、水分補給には『経口補水液やスポーツドリンクを利用するとよい』などと記しています。実際に兵庫県加古川市の中学校では、生徒の熱中症予防を目的にスポーツドリンクとかお茶などの自動販売機が設置されていて、運用が始まっているケースもあります。

(「Z世代」、「アルファ世代」など、インフラの社会の変化で行動パターンが変わってしまってきている)
近年は、気候変動の影響で夏場の熱中症が懸念されて、経口補水液やスポーツドリンクの利用も増えています。こうして見ると、インフラの普及、商品の登場、新型コロナ、気候変動などによっても、人の飲み水に関する価値観は変わってきている。』

「ああ、「Z世代」、「アルファ世代」など、インフラの社会の変化で行動パターンが変わってしまってきているのか」と、「“水が飲めない子ども”が増えている」というわけのわからないニュースを読んで思った。
自分は昭和の世代なので、昭和世代の感覚だと、昭和は昭和で、今よりもだいぶ危険性の高い事を、「学校、教師が行っていた」

(昭和世代の学校教育現場の普通の感覚)

昭和世代の学校教育現場の普通の感覚の標準的な対応としては、
・部活などの最中には、「絶対に!水は飲むな!」と、かなりきつく叱られた。
当時は、「スパルタ教育ブーム」もあり、「昭和は戦後なので、戦中の教育勅語などの無茶苦茶な考え方により、"精神力を鍛える為に、水を飲まず辛抱して耐える"」みたいな無茶苦茶危険な教育思想が蔓延しており、「学校、教師もそれが当たり前だった」。

ただ、現代に入って、「熱中症」が口うるさく言われるようになってから、きちんと調べると、
・急激に大量の水を飲み過ぎると起こる「水中毒」になって、かえって危険になる。
ようです。

(急激に大量の水を飲み過ぎると起こる「水中毒」とは)
https://fdoc.jp/byouki-scope/features/water-intoxication-symptoms/

水中毒とは、血中のナトリウム濃度が下がることで、細胞間の水分量を調節できなくなっている状態です。
「死亡するまでの重篤症状になってしまった、熱中症、脱水」症状と、ちょうど逆のパターンのような危険な、「体内の細胞の浸透圧」の異常が発生してしまっている状態に陥る。

(「水中毒」が、悪化した場合の症状)
体内の水分量が増えると胃腸機能が低下し、更に悪化すると次のような重い症状が見られることがあります。
・吐き気
・嘔吐
・錯乱
・性格変化
・意識障害
・脳浮腫
・肺浮腫
・心不全
・呼吸困難』

自分は、昭和の世代なので、
・水は蛇口からガバガバ飲む。
のが当たり前の生活だった世代なので、
・「最近の子供は、“水が飲めない子ども”が増えている」
というわけのわからないニュースの意味がわからなかった。

(「最近の子供は、“水が飲めない子ども”が増えている」原因)

(1) 「コロナ禍」の時に、衛生面から、「蛇口から水を飲まないように」と学校で指導が徹底されたから。
(2) 近年の「熱中症への警戒」ばかり大量に、ニュースで言われるようになって以降は、「親が、子供に水筒を持たす。小銭を持たせて、すぐに、自動販売機で何か買いなさいと言われる」ようになった事で、「生まれてから、ただの水を1度も飲んだ事の無い子供までいる」

下の「保育園で水を飲まない1歳の息子の様子」が書かれた記事のように、最近の乳幼児は別の理由で、「水を飲まない」ようです。

(保育園で水を飲まない1歳の息子。保育園の対応はこれが普通ですか?(2020/05/27に書かれた質問の記事))
https://select.mamastar.jp/397415

上の『保育園で水を飲まない1歳の息子。保育園の対応はこれが普通ですか?(2020/05/27に書かれた質問の記事)』を読んで、「ああ、そういう事か」と思い当たる事が自分の経験にあったので、下に、「考察」として、「“水が飲めない子ども”が増えている原因となりうる事」を書いた。

<考察>
・保育園で水を飲まない1歳の子
親に甘えたいので、親からもらった物しか口にしない」
本能的に、動物なども、「親からもらった安全な物しか口にしない」
まだあまり話せない幼児は、態度によって、相手をコントロールしようとする」ので、「保育園で飲料物も食事も何も口にせず、プイッと顔をそむけてしまうといった、"ごねる"ような辛抱強さを見せると、親が迎えに来てくれる事を知っている
そうやって、親に甘えたいという欲望を満たせるように、他人をコントロールするように仕向けるが、この時に、「尋常では無いほど、頑固で辛抱強くなる」ので、危険なほど、物を口にしないなど「辛抱してしまう」ので注意が必要。

(周囲の大人の勝手な都合で「叱られたトラウマ」が原因)

・「おねしょ」を叱った。
・ショッピングモールや授業中など、「トイレに行きたい」と行ったら親や先生に叱られた。
という経験のある子供は、「トイレに行く事がトラウマになっている」ので、極力、「水を飲まない」という行動パターンを頑固にとる事がある
例えば、子供と一緒に買い物に行った時に、「親の方のタイミングで、親は今トイレに行きたいから行った」
この時に、親は、子供に対しても、「あなたも今の内に、トイレに行っておきなさい」と、かなり無茶苦茶な要求を突きつける。
当然、「まだ全然トイレに行きたくない」のに、親の買い物や炊事の忙しい都合で、「今トイレをしろ!」と言われても出るわけもない。

それで、少し買い物に行って、お店を出てしばらく歩き出した頃に、いきなり「子供の尿意の時期がくる」
子供は、当然、「トイレに行きたい!」とかなりごねるが、もうお店を出て、かなり重たい荷物や、場合によっては子供も抱えて歩き出している親は疲れ切ってしまっており、ここで、「何で!さっきトイレに行っておかなかったの!」とかなりきつく叱ってしまう!
これによって、「その子にとって、トイレと飲料物を飲む事はトラウマになってしまう!」
それで、「水が飲めない子供」になってしまう。
震災がいざ起きると、避難所では、「いきなりミネラルウォーターしか渡されない」事も多く、「水が飲めない子供」は熱中症で死亡するなど危険な状況に遭遇しやすい。

<適切な「熱中症」対策はどうしたらいいのか?>

実は、
・適切な「熱中症」対策はどうしたらいいのか?
については、かなりクセがあって、かなりややこしいです。
これは、以前、自分自身が、「熱中症」になった時に、かなり苦しい思いをしたので、その時に、徹底的に調べたので、かなり詳しく知っています。

(1) 急激に大量の水を飲み過ぎると「水中毒」になって、かえって危険。
(2) それで、自分は、「熱中症」になった時に、「スポーツドリンク」を常時手放せないような生活をしていたら、「歯がボロボロと欠けた」
この原因が、「虫歯」ではなく(というか最終的には「虫歯」で合っているが)、「酸蝕歯(さんしょくし)」といいます。

(酸蝕歯とは)
https://haisha-yoyaku-blog.jp/tooth-sheer-7566

『私たちの大切な歯は、主体となる「象牙質」と、それを守るように「エナメル質」が覆っています。ただ、エナメル質が食事中の『酸』によって溶かされてしまうと、歯が透けたような状態が起きてしまいます。この状態を「酸蝕歯(さんしょくし)」と呼んでいます。』

歯の表面の「エナメル質」の部分は、かなり頑丈で、虫歯にも、そこそこ強いのですが、「唯一の弱点は、酸に弱い」事です。

((NHK)歯の表面のエナメル質は、酸性度を示すpHの値が5.5以下になると、溶けやすくなる)
https://www.nhk.jp/p/kyonokenko/ts/83KL2X1J32/episode/te/2862YXLYM6/

『酸蝕歯の原因は、飲食物などの酸に歯が長時間さらされることです。
歯の表面のエナメル質は、酸性度を示すpHの値が5.5以下になると、溶けやすくなります。そのため、酸性度の高いかんきつ類、酢、炭酸飲料などの飲食物を頻繁にとっている人は注意が必要です。』

酸性の極端に強い日常口によくするものだと、「スポーツドリンク」、「黒酢」、「コーラ」は、極端に、酸性度が強いので、
・「スポーツドリンク」を常用していた自分は、いきなり急激に、「歯がボロボロと端の方から欠けていった」という、「虫歯」とは違う不自然な現象が起きた。
この原因が当時はわからず、後で、
・「スポーツドリンク」を常用していると、「酸蝕歯(さんしょくし)」になる。
と書いてある歯医者の記事を見つけて、ようやく原因がわかったというわけです。

「酸蝕歯(さんしょくし)」が先に起きてから、次に発生する「虫歯」が、かなり嫌なタイプで、
(1) 「スポーツドリンク」を常用していて、「酸蝕歯(さんしょくし)」になって、歯の表面の「エナメル質」に小さい穴がたくさん空いていく。
(2) 「エナメル質」に空いた小さい穴から虫歯菌が入って、虫歯菌に弱い歯の中の「象牙質」の中の方から、「歯の中側からいきなり虫歯になる」
(3) この「歯の中側からいきなり虫歯になる」という状態が、かなりやっかいで、しろうとが、「外側から見ても見えない」ので、気がつかない間に、「歯の中側に大きな虫歯の穴が空いてしまう!」
だから、自分は、噛むたびに、「ボロボロと歯が欠けた!」という、人生ではじめてなった変な虫歯になった!
一方で、「熱中症対策としては、「スポーツドリンク」はかなり有効な対処方法で、細胞の浸透圧に重要な「ナトリウム、カリウム」の両方がバランスよく含まれている」

(熱中症予防では、細胞の浸透圧に重要な「ナトリウム、カリウム」の両方がバランスが大事)

「熱中症」が死亡する所までいってしまう原因は、
・細胞の浸透圧に重要な「ナトリウム、カリウム」の両方のバランスがおかしくなっている。

からです。
テレビでは、「水分をたくさんとりましょう」、「塩分補給も大事」のような、間違った対処方法を口うるさく言っているが、
・細胞の浸透圧がおかしくなり、正常にできなくなった状態の時に「死ぬ」

要するに、
・「低ナトリウム血症
・「低カリウム血症
のどっちになっても、「死ぬ」とか、かなり重篤な症状が発生する。

「ナトリウム」が、「塩」なわけですが、細胞が浸透圧をバランスを取る時に、ちょうど逆の事もしないといけないので、逆をやっているのが、「カリウム」というわけです。
「ナトリウム、カリウム」の両方は、「筋肉の収縮、弛緩を化学的に作っている」役割をしているので、どちらかが過不足になると、「筋肉が収縮しっぱなしになる」、「筋肉が弛緩しっぱなしになる」わけですが、「心臓の筋肉は、収縮と弛緩を交互に繰り返している」わけなので、これができなくなる事は、「心臓が止まる」というわけで、それで、「脱水になると心臓が止まって死ぬ」

テレビでは、「水分をたくさんとりましょう」、「塩分補給も大事」のような、間違った対処方法を口うるさく言っているが、
・「熱中症」対策の正しい手法は、「ナトリウム、カリウム、水」を適切なバランスを維持する事です。

(適切な「熱中症」対策は、どうしたらいいのか?)

適切な「熱中症」対策は、どうしたらいいのか?については、「昔の日本人の和漢方の知恵」の「医食同源の日本人の伝統的な生活スタイル」の中に、そのまま知恵として残っています。

(1) 「麦茶」、「スイカなどの果物」、「野菜」には、カリウムが豊富。
(2) 急勾配の多い火山列島の日本の地形では、「魚などを腐らせないで長距離を運搬できるように塩をかなり利かせた保存食の文化が発展した」
結局、江戸時代とかの昔の日本食では、「塩がかなり強い」ので、そのバランスを取る為に、和漢方の知恵として、「カリウムが豊富な麦茶」をよく飲むという生活スタイルが定着していたわけです。

ここで、近年に入って、
・「塩分とり過ぎは、高血圧になる!」
という事ばかり言われるようになってしまい、「塩分控えめにしたら、今度は、熱中症で、毎年のように人が結構死ぬようになった」のに、そっちはあまり批判されない
。というわけのわからない状況。
「ナトリウム、カリウム」の両方は、「筋肉の収縮、弛緩を化学的に作っている」役割をしているので、「どちらかのみが過剰に偏ると、それも危険」なので、このバランスをどう取ればいいか?という感じの話になる。

結論としては、
・「麦茶」、「スイカなどの果物」、「野菜」には、カリウムが豊富なので、こういった食材から「カリウム」をとっている分には、「死亡するほど、カリウム過剰には絶対にならない」が、「カリウムは体内の水分の排出を促す」ので、おしっこがかなり近くなったりするが、あまり気にしなくていい。
「カリウム剤」のような変な「カリウムの塊」のようなサプリメントや薬剤は、「深刻過ぎる熱中症になった時だけ、医師が、バランスを見て処方する」だけなので、個人の判断で勝手に飲まない事。
この「麦茶」、「スイカなどの果物」、「野菜」といったカリウム豊富な食材を食べている状態で、普通に、「味噌汁」とかの伝統的な日本食の「塩分」をとっていれば、江戸時代とかの昔の人達は、そういった生活の知恵で、「死なないバランス」を経験則から作っていたわけなので、その「ナトリウム、カリウム」の両方を多めにとっている江戸時代とかの食生活の場合には、「水をかぶ飲みする」ような状態でも、ちょうどよくバランスを保っていた。

自分のように、
・「スポーツドリンク」を常用していた自分は、いきなり急激に、「酸蝕歯(さんしょくし)」になって、「歯がボロボロと端の方から欠けていった」
というタイプの失敗を回避したい場合には、

現在の自分は、
・「麦茶」、「スイカなどの果物」、「野菜」には、カリウムが豊富
・「味噌汁」など、普通に、度を超えて塩辛くない普通の食事
・「筋トレ」をして筋肉量を増やして、熱中症耐性を強くした。
という状態で、まったく問題無く、「熱中症」対策はできている。

(「筋トレ」をして筋肉量を増やして、熱中症耐性を強くした)

「筋トレ」をして筋肉量を増やして、熱中症耐性を強くしたという事を説明すると、
・人体の中で、大量の「水分を貯める」役割をしている臓器は、「筋肉」です。
だから、高齢者介護などで、「フレイル」といって、「筋肉量の総量が減る」と、「簡単に、熱中症にかかりやすい体になる」
というわけです。

(「筋肉」は第2の「腎臓」位の役割をしている「筋腎連関」)
https://365college.press/special-feature/tounyoujinzou/5621

『腎臓は、血液の老廃物をろ過して体外に排出するというとても重要な働きを持つ臓器です。
腎臓と連携を取りながら障害を軽減する臓器として注目を集めているのが筋肉です。筋肉と腎臓のつながりのことは「筋腎連関」と呼ばれ、近年の研究では筋肉に腎臓を保護する働きがあるという興味深い報告がなされています。』

(心腎連関(「心臓が悪くなると、腎臓が悪くなる」、「腎臓が悪くなると、心臓が悪くなる」))
https://iairjapan.jp/rehacollege/archives/2062

「筋肉」を使って「運動」をする事で、新陳代謝が起こりますが、これは、「筋肉」は第2の「腎臓」位の役割をしていると同じと見ていい位の役割をしているので、「腎臓の仕事が楽になる」そうです。
結果的に、
・心腎連関(「心臓が悪くなると、腎臓が悪くなる」、「腎臓が悪くなると、心臓が悪くなる」)
という事もあるので、
・「筋肉」を使って「運動」をする事で、「心臓」も良くなる。
といった、
・「筋腎連関」
・「心腎連関」

という事が最近、よく言われるようになってきた。
そういったわけで、
・高齢者介護で、「フレイル」といって、「筋肉量の総量が減る」と、「簡単に、熱中症にかかりやすい体になる」だけでなくて、「筋肉が弱ると、腎臓と心臓も弱っていく」事で寿命が進んで行くようです。

とりあえず、現在の自分は、前の「スポーツドリンク」と「酸蝕歯(さんしょくし)」の失敗から、熱中症対策は、「江戸時代とかの和漢方と医食同源時代の伝統的な日本人の知恵」を参考にして、
・「麦茶」、「スイカなどの果物」、「野菜」には、カリウムが豊富
・「味噌汁」など、普通に、度を超えて塩辛くない普通の食事
・「筋トレ」をして筋肉量を増やして、熱中症耐性を強くした。
というやつをやっていて、コロナ禍で運動不足で不健康ぎみだったが、だいぶ、体が強くなってきた感じです。(普通の高校生とかがやるような、簡単な筋トレしかしていないが、だいぶ健康が戻ってきた)

<最も深刻な「脱水」、「熱中症」のケース>

(「脱水している」+「筋肉に力が入らない」+「コーラにそっくりなほどの濃い茶色のおしっこが出た」場合。「痙攣している」(横紋筋融解症))

「脱水するほど、激しい筋トレ」は、「死亡する」、「筋肉が溶ける」など危険なので、「コーラにそっくりなほどの濃い茶色のおしっこが出た」場合には、すぐに、救急車で病院に行く必要があります。(入院と点滴で治るが、放置すると死ぬか、筋細胞がどんどん壊死してしまう)
かなり激しい筋トレジムに通っている人がなってしまう、「深刻な脱水症状、熱中症」のたぐいのようです。
「横紋筋融解症」が発症している最中には、「筋肉をマッサージするなどの筋肉への衝撃が加わると急激に筋肉が溶けていく」ので、あまりいじらず、すぐに救急車を呼びましょう。

(尿の色がコーラにそっくりなほどの濃い茶色。横紋筋融解症による急性腎不全)
https://nyolabo.com/archives/331

『血液は全身を流れた後、腎臓で不要な 老廃物や水分が濾過されて尿として排出されます。
そのため、体の中に異常があったり、腎臓の 働きが低下したりした場合、尿の色に影響が出ることが。
尿の色が茶色くなった場合、横紋筋融解症が起こっていることがあります。
「横紋筋融解症」とは聞き慣れない病名ですが、体を動かす骨格筋の筋細胞が何らかの原因で壊死して血液中に溶け出すことで、体に力が入らない、手足がしびれる、全身の倦怠感、筋肉痛などが生じる病気
です。
血液中に溶け出したタンパク質が腎臓で詰まると急性腎不全を起こし 、重症化してしまうことがあります。
血液中に溶け出した成分は尿にも排出されるので、尿の色が茶色くなってしまうのです。
横紋筋融解症の原因としては、薬の副作用、激しい運動、手足が何かに挟まれた時の外傷などがあります。
筋肉痛や手足のしびれと同時に赤褐色の尿が出る場合は速やかに病院を受診しましょう。』

<「Z世代」、「アルファ世代」の人達へ>

今回のニュースで、
・「Z世代」、「アルファ世代」といった最近の子供達は、「“水が飲めない子ども”が増えている」というわけのわからないニュース
をやっていた事について、とても危険な兆候だと思われるので、「Z世代」、「アルファ世代」がどう生きるべきかについて書いていく。

(どうして、こんな異様な社会現象が起こるのか?)

まず、
・「Z世代」、「アルファ世代」というのは、「デジタルネイティブ」世代といって、「この世に産まれた瞬間には、すでに、社会に、スマートフォン、インターネットが充実して存在しており、それらの技術は、「デジタルネイティブ」世代にとっては、空気のようなもので、当たり前に存在している物です」
そうすると、
・「デジタルネイティブ」世代以前の人々とは、行動パターン、考え方、感じ方などが、全部、大幅に異なっている。
わけです。
この問題は、ずっと指摘されてきたが、「何の、行動パターン、考え方、感じ方などが、大幅に異なっているのか?どういう弊害や、逆に、利点があるのか?」などが、いまいち社会学者の方でもよくわかってこなかった。

(「デジタルネイティブ」世代独特の行動パターン)

「デジタルネイティブ」世代独特の行動パターンというものがあって、
・まず、「ネット検索する」
・「先に解答だけを知りたがる」

そうです。
ですから、
・「Z世代」、「アルファ世代」といった最近の子供達は、「“水が飲めない子ども”が増えている」というわけのわからないニュース
のような、異様な変な行動パターンが出てくる原因は、
・先に、誰かが作った理想「解答」である、「熱中症予防は、経口補水液、スポーツドリンクを使う」という、行動パターンになる。
というわけなのですが、この
・『誰かが作った理想「解答」しか利用できない』という悪い行動パターンは、『自分で解答を考えて作る事ができない程、脳が衰えてきてしまっている』という悪い状況を生み出している。

『規制品の経口補水液、スポーツドリンクが手に入らなかったら、熱中症を乗り越えられず死んでしまう』という状況ではいけない。
『今ある状況だけで、情報を再構築して、生き残れる術を見つけられる』程度にまでは、脳が発達していないと、いざという時に危険です。

(<情報応用力>今ある状況から「生き残れる術」を自力で考えて、情報再構築ができる昭和世代)

ですから、「全部、自分で考えて、情報を組んでいく昭和世代」の場合には、すぐに、『麦茶、野菜、果物(カリウム豊富)』+『塩分のある食事』+『水』という組み合わせで、生き残る術があると、すぐに、『情報を自分で考えて組み立てられる脳の柔軟性や思考能力があった』というわけですが、
・「Z世代」、「アルファ世代」といった「デジタルネイティブ」世代独特の行動パターンの『誰かが作った理想「解答」しか利用できない』という悪い行動パターンは、緊急時に、自力で生き残る「情報応用力」が桁違いに衰えてしまっており、『規制品が消失したら、自分達も死ぬしかない』ような、「自力で生き残る力の消失」をしてしまっている。

(「自分で考える」という事をさせてもらえなかった「Z世代」、「アルファ世代」といった「デジタルネイティブ」世代)

実は、この「デジタルネイティブ」世代は、
・「自分で考える」という事をさせてもらえなかった「Z世代」、「アルファ世代」といった「デジタルネイティブ」世代
という特徴のようです。
「Z世代」、「アルファ世代」といった「デジタルネイティブ」世代では、
・『誰かが作った理想「解答」しか利用できない』

事に加えて、次の段階の行動パターンが、
・「ネットやSNSで、先に、誰かに聞く」そうで、ここでも、「徹底的に、自分の脳を使って考えようとしないので、脳がどんどん衰えていってしまう」
なお悪い事に、
・「デジタルネイティブ」世代が、自分で考えようと思っていても、「ネットやSNSで、先に、誰かが解答を言ってしまう」そうで、それは、「ネットは世界中の数十億人以上の人々とつながってしまっているから、先に、ネットの誰かが解答を見つけてしまう」ようです。
そうすると、
・「自分で考える」という事をさせてもらえなかった「Z世代」、「アルファ世代」といった「デジタルネイティブ」世代
という現象
が起きるそうです。
また、
・「Z世代」、「アルファ世代」といった「デジタルネイティブ」世代では、「ツイッターやLINEといった短文慣れしている」弊害が大きすぎて、「長文を読める忍耐力が無い」という脳が衰えてしまった悪い特徴が出てしまっていて、「ツイッターやLINEといった極端に短い短文での解答」では、あまりにも情報の内容が低すぎて、それで、『熱中症対策は、スポーツドリンクが理想』という解答は拾うが、『「スポーツドリンク」常用で、「酸蝕歯(さんしょくし)」という深刻な虫歯になる』という別の特徴の情報まで辿り着けない。
自分は、中の人が辞典の校正をしている辞典学者なので、「熱中症については、今回書いた全部の情報」程度は知っていないと危険であるという、この位の情報量は最低でもないと、「何の問題、トラブルの検証も情報量や情報密度としては足りない」です。

問題な事は、
・「全部、自分で考えて、情報を組んでいく昭和世代」の場合には、すぐに、『麦茶、野菜、果物(カリウム豊富)』+『塩分のある食事』+『水』という組み合わせで、生き残る術があると、すぐに、『情報を自分で考えて組み立てられる脳の柔軟性や思考能力があった』
ように、「情報応用力」が昭和の世代にはあったので、これ以外の状況が発生したとしても、「すぐさまに、今ある状況の中で、生き残れる別の術を"自分の頭で考えて見つけられる"能力が鍛えられている」
こういった「情報応用力」の事を、「情報リテラシー」というようです。
しかし、
・「自分で考える」という事をさせてもらえなかった「Z世代」、「アルファ世代」といった「デジタルネイティブ」世代の場合には、誰かが作った理想「解答」である、『熱中症予防は、経口補水液、スポーツドリンクを使う』といった『規制品頼みでしか生き残れる術を知らない』上に、さらに、今回の『“水が飲めない子ども”が増えている』というわけのわからないニュースです。
何で、ここまで、「デジタルネイティブ」世代は、「生き残る為に、自分自身で考えて、情報を応用して、現在ある状況だけで生き残れる情報を組み立てる脳の能力が衰えてしまったのか?」と危機感を感じる。

(今回の熱中症対策の臨機応変に行動を変えられる結論)

昭和の世代が、「全部、自分の脳だけで再び情報を組み直して、今ある物だけで生き残れる情報に組み直す」という事をどうやってやっているのか?というと、今回の熱中症対策の臨機応変力で説明していくと、
・昭和の世代は、人生力、人生経験則の体験した知識力を持っています。
今回のケースでいうと、「前提知識を持っている」のです。
例えば、
・「カリウム」不足で、熱中症で倒れないレベルであれば、「日常のきちんとした分量の食事で、野菜、果物をとっている人達」は、基本的には、「カリウム」不足になる事は無い。
という目安
を知っている。
ただ、
・最近の「Z世代」、「アルファ世代」といった「デジタルネイティブ」世代は、「いきなりネットのツイッター、LINEのような極端に短い短文の情報」で単発情報として、「いきなり、1人キャンプは楽しい」とかいう情報を見て、いきなり山登りに行ってしまう。とか、単発情報として、「ダイエットに成功したよ」という情報を、ネットのツイッター、LINEのような極端に短い短文の情報を見て、いきなりやってしまう。
これらの個々の「単発、短文情報」には、それぞれにつながりが無く、そういった「短文しか読めない「Z世代」、「アルファ世代」が集めてくる情報が、単発情報の短い情報を大量に仕入れてくるが、それぞれにつながりは全く無い」
だから、「Z世代」、「アルファ世代」がいきなり興味を持った「1人キャンプ」、「いきなりの山登り」、「ダイエット」なんかの情報量が極端に少ない単発情報の中で、興味を持ったいろいろな事を勝手にやってしまっているので、そうなると、
・「カリウム」不足で、熱中症で倒れないレベルであれば、「日常のきちんとした分量の食事で、野菜、果物をとっている人達」は、基本的には、「カリウム」不足になる事は無い。
という目安の、大前提の状況が崩れてしまっているわけです。
だから、「ダイエットをしていたり、テレビで、塩分控えめにしないと高血圧になるよ。という情報を見て、塩分をとっていない」にも関わらず、「短文しか読めない「Z世代」、「アルファ世代」が集めてくる情報が、単発情報の短い情報を大量に仕入れてくるが、それぞれにつながりは全く無い」のに、いきなり興味を持った「1人キャンプ」、「いきなりの山登り」、「ダイエット」なんかをやってしまうのに、「そこを調整する情報の再組み立て能力が劣っているというか、脳が育っていない」ので、「何をどの程度するならば、どの程度、野菜や塩分をとらなければ危険になってしまうのか?」の調整もしないし、それができる経験則も人生経験していないのに、いきなり興味を持った「1人キャンプ」、「いきなりの山登り」、「川遊び」とかをして簡単に死んでしまう。
「情報再組み立て能力」は難しいが、昭和の世代ならば、当たり前のように簡単にできるのだが、目安を、もう1度まとめると、

(熱中症を臨機応変に対処できる目安)

・「カリウム」不足で、熱中症で倒れないレベルであれば、「日常のきちんとした分量の食事で、野菜、果物をとっている人達」は、基本的には、「カリウム」不足になる事は無い。
まずは、「きちんと日常の生活で、野菜、果物を多めにとっていれば、「カリウム」不足の方は、あまり考えなくても大丈夫」

・「きちんと日常の生活で、野菜、果物を多めにとっていれば、「カリウム」貯蔵量が人体内にそこそこストックがある」ので、その状態の人ならば、「塩分は多少多めにとっても、ナトリウム、カリウムバランスが崩れて、熱中症で倒れるような事にはならない」

・「塩分を多めにとる」と、当然、「水は結構飲まないと汗をかいて脱水症状になってしまう」
通常、日常の普通の年間を通しての人間の水分必要量は、「1日2リットル」は最低でも飲まないと危険で、その程度は、普通にただ歩いたり寝ている間に汗をかくとかで、消費してしまう1日の水分量になる。
だから、その程度では、「水中毒」にはならない。

・当然、「野菜、果物は食べない(「カリウム」不足)」で、「ファーストフードとかお菓子ばかり食べている」ような変な生活スタイルをしている人は、「細胞の浸透圧を処理できる、ナトリウム、カリウムの人体内の貯蔵量が桁違いに少ない」ので、簡単に、「水中毒」になるし、「筋肉が痙攣して、筋肉が溶けていってしまう、尿が濃いコーラのような茶色の尿が出てしまっている、危険な熱中症や脱水症状」に到るまでの時間が極端に短い。

普通の「日常のきちんとした分量の食事で、野菜、果物をとっている」事が最低条件で、そこに、「今している運動量や、日射を浴びた量」とかで、塩分や水分の補給をして、ようやく、熱中症を回避できるのに、最低条件の「日常のきちんとした分量の食事で、野菜、果物をとっておらず、体内備蓄量のカリウムがほとんどない」にも関わらず、いきなり興味を持った「1人キャンプ」、「いきなりの山登り」、「ダイエット」なんかをやってしまうので、「死への閾値(いきち)」が極端に低い人達がいるわけです。
まずは、普通の「日常のきちんとした分量の食事で、野菜、果物をとっている」事が最低条件で、そうしないと、体内備蓄量のカリウムが少なすぎて、すぐに、重篤な方の熱中症にかかってしまう。
こういった人生経験則の情報量を持っていないと、「ネットからのデジタルの文字情報」をいくら集めても、「情報を再構成して自分で今の状況で、きちんと役に立つ現在を乗り越えられる情報にまで、情報再構成はできない」

昭和の世代は、「デジタルネイティブ」では無かったので、「全部、自分の脳で考える能力が育っていた」ので、感覚的に、そういった事は簡単にできるのですが、具体的に、どの辺りを判断基準にしているのか?を説明する事が難しい。
今後、「AIが判断してくれるようになる」と、「デジタルネイティブ」世代の脳は、さらに輪をかけて、もう1段悪い方へ、脳が致命的なまで衰える世代が誕生する事でしょう。

結論を1文で書けば、
・夏場を重篤な方の熱中症(筋肉痙攣、筋肉が溶ける、脱水症状で死ぬ)にならない程度にまで、人体内のカリウム備蓄量を常時保持したいのであれば、「まずは、きちんとした日常の普通の食事で、野菜、果物をそこそこ多めに食べておけ」
まずは、そこからだ。
という感じが、最低条件のそもそもの、熱中症安全基準のスタートラインです。
ここだけクリアーしておけば、「現場で、その都度、塩分や水分補給をすれば、あまり考えなくても、その都度乗り越えられる」程度の人体内のカリウム、ナトリウムバランスは保持しやすく、乗り越えやすい体ができあがっています。

次に、もうちょっと「熱中症に強い体」に鍛えたいのであれば、
・日常から、運動をして、筋肉量がそこそこ多めに保持していないと、「筋肉が人体内の水分の大半を保持している」ので、高齢者介護の「フレイル」のように、筋肉量が少ない人達は、簡単に脱水症状になる。

こういったように、複合的な知識を組み上げる事で、「情報応用力」が生かせる脳に育つ。


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