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"運の周期"を意識すれば、不況は怖くない。

新型コロナウイルスの影響で、暗いニュースに溢れる中、不況を乗り切る人生の術を書き残します。

今回の内容は、先日お会いした、とある有名社長のお話をもとに書きました。

"幾度となる困難を乗り越え続けた"歴戦の覇者のため、言葉に重みと納得感がありました。

運の周期を、意識しなさい。

2時間にも及びお話させていただいたので、その内容を全てを書くことはできませんが、あえて短くシンプルにまとめると、

《12年単位に起こる"運の周期"を考えて日々行動せよ》

ということでした。

どういうことかというと、だいたい人生は12年単位で良いことも起きれば悪いことも起きるということです。どんな人であっても、ずっと良いことが起こり続けるわけではなく、大小あれど、必ず良い時もあれば悪い時もあります。その周期がだいたい12年間ということでした。

ちなみにこの話は、個人単位だけでなく、組織単位や、社会単位でも言えることのようです。(運の周期は、6年や9年単位でも考えるらしく、リーマンショックや東日本大震災、今回のコロナウイルス感染拡大は、ある程度周期的にも合っている)

好況時には地に足つけて踏ん張り、不況時に発散しなさい。

大社長いわく、好景気の時にはしゃぐ人が多すぎる、とのことでした。景気が良いと、個人も組織も社会も前のめりになるから、どんどん勢い付く。ある程度の前のめりさは必要だけれども、自分のキャパを超えたことはすべきではない、とのことです。

好況時にこそ、地に足つけて、目の前のことに集中する。会社組織であれば、しっかりと利益を固め、たとえ不況に陥ったとしても、負けない組織をつくることが大切とのこと。これは個人単位でも同じことが言え、調子が良いからとお金を無駄に使ったりするのではなく、うまくいっている時こそ、先にあるうまくいかなくなる時に備えて、力を蓄えることが大切。

そして、不況時には次の好況時を見定め思いっきり楽しむこと。会社組織であれば、しっかり好況時に基盤を固めてさえいれば、たとえ不況になったとしても揺らぐことはない。むしろ、様々な仕入れ値が安くなるため、次の転機に向けて投資を行うことができる。個人単位でも、不況になればコストが安くなるので旅行に行ったり、家族での時間を楽しんだり、好況時に溜め込んでいたものを発散するチャンスと言える。

▼僕が思ったこと
この話は非常に経済的に理にかなった話だと思いました。投資の場合、値上がったタイミングは慎重に売りさばき、値下がった場合は、躊躇なく買い漁る。需給バランスをみて意思決定をすべきところを、どうしても個人単位になると忘れがちになってしまったり、見落としてしまう。

妻は貯金をするのが苦手ですが、よく「なぜ貯金するのか、する意味がわからない」と言います。今あるもの、今欲しいものにはタイミングを逃さずお金を投じるべきという考え方です。この意見も間違ってはいないため、明確に"なぜ"に対して回答をすることができていませんでしたが、この話を聞いてからはわかることがあります。

自分たちが欲しい欲しくないという軸の他に、社会全体としても欲しい欲しくないの軸が存在し、「自分たち欲しい」かつ「社会欲しくない」のタイミングでモノを買ったり、資本を投じるのが、いわゆるコスパが良い状態であるということです。これを意識していればお金に困ることはなく、幸福度を一定水準以上の幸福に維持できます。

<資本を投じるタイミング>
①自分欲しい / 社会欲しい = 値上がる → 本当に必要なモノのみ買う
②自分欲しくない / 社会欲しい = 値上がる → 売り時
③自分欲しい / 社会欲しくない = 値下がる → 買い時
④自分欲しくない / 社会欲しくない = 値下がる → あえて投資する(?)

言い換えると、好調時には慎重に選んで本当に欲しいものを買い、不況時にはある程度投資的観点を持って積極的に買うという、世間一般の行動原理と逆の行動を行うとも言える。

ただ、これが非常に難しい。だから僕らは、お金に囚われてしまうのかもしれません。これから生まれてくる子どものためにも、自分たちのことだけでなく、社会を読み、日々行動することが求められると思いました。

不況/好況をどう見極めるか

大物社長さんいわく、不況や好況に入るタイミングはある程度読める、とのことでした。どう読むのかというと、

周りの人から入ってくる情報から読み解く。とのことです。

自分の身の回りの人から入ってくる話が、ポジティブなことが多ければ、好況が訪れるシグナルであり、逆にネガティブなことが多いと、不況が訪れるシグナルだと言います。

良くも悪くも自分自身の経済圏は、自分の周りの人の経済と似たようなものと言えます。だからこそ、周りの人から不安や心配の声が多くなれば、その状況が近い将来で自身の身にも起こるようになり、逆に期待や満足の声が多くなれば良きことが起こる。

これさえ見誤らなければ、たとえ不況でも大きな失敗はなく、逆に好況時には一足早く大きな恩恵を受けることができる。そしてその大枠は、先に述べた12年周期で起こるということでした。

▼僕が思ったこと
今25歳。周期でいうと、2週が終わり、3週目に入ったところです。たしかにこれまでの人生では、良いこともあれば悪いこともありました。そして、昨年上旬までは"悪い話"を聞く機会が多かったですが、最近は"良い話"を聞く機会が多いです。つまりこれは、好況のしるしであるのかもしれません。

ただ一方で、これから必ず12年以内に訪れる不況には備えきれていないのも事実。好況だからといって浮足立たずに、これからも過ごしていこうと思いました。

いつもの投稿よりも少し長めになりましたが、今回は大物社長に聞いた「不況を生き抜く人生の術」について記録を残しました。

これから生まれてくるベイビーには、時代の流れを読み、いかなる時も幸福な人生を歩んでほしいと思います。そのためにはまず、僕たち夫婦が不況に負けない家族組織を創らないといけませんね。勉強になりました。



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