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自省録

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反省
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生まれたときから哲学者。(20.8.30.19.23)//晒し

その子は小さなときから不思議な子だった。

一人で思索に耽ったり、作業したりすることを好みながらも、おしゃべりを始めると吃音で早口に口を動かしたまま止まらなくなった。科学が好きで新たな世界にワクワクしながらも、神の存在や倫理に頭を悩ませ、怖れていた。

その子は世界と正義を体内に抱え込んでいた。暴れまわる体の中の言葉がその子に牙を剥き出し噛みつく。自分の希求と矛盾する世界と正義が彼をおろし器に押し

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