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会社のトップと関係をもった結果、退職を選んだ話。

衝撃すぎて今でも自分のことなのか疑問に思うことがあるし
noteに書くこともかなり悩んだ。

が、書いていく。

実は今年の頭、私は会社を辞めた。

約五年ほど勤めた会社だったのでとても名残惜しかった。


最初に言っておくが、関係をもったこと自体合意ではなかった。
まろやかに表現するためにタイトルのような言葉を選んだ。
いつもは絶対にそんなことしない相手が手を出してきた。

そのとき出来る範囲の抵抗はしたが、どこまでが冗談なのか、それとも本気なのか、拒否していいのか、と混乱してしまい最後のほうはもうよく覚えていない。
今であれば殴ってでも辞めさせるべきだったが、その時は会社のトップに手あげて訴えられたらどうしよう、と躊躇った。

また油断した原因のうちのひとつに、相手には妻子がいたことも含まれる。
妻、こどもをとても大切にしていた人だった。

たまに見るデスクにはこどもの写真が飾られており、
結婚記念日には豪華な食事をしたり、
年に数回は家族と海外へ旅行しに行っていた。


絶対にそんなことをしないと確信に近いものがあった。
でもそんなのは見せかけのものだった。

誰にも相談できず、そんなことをしてきた人と同じ会社で働いてることが嫌になり退職を選んだ。


その日以降相手から連絡が絶えなかった。
謝罪と思われるLINEや電話がたくさんきた。

そのどれにも対応しなかった。


会社を辞めた今でもたまに連絡が入っている。



私は相手の妻やこどもに対しての罪悪感がすごい。
もちろん同意でなかったため、私自身は一ミリも悪いとは思っていない。
逆に被害者だ。
ただそれだけが申し訳なく今もモヤモヤしている。

きっと私だけじゃないと思う。
他にも被害にあっている子はいると思っている。

性犯罪者は最初は軽い痴漢からはじまり、
(痴漢に軽いも重いもないと思っているが)
最後は取り返しのつかないレイプにまで発展していく、と
以前検察の人に聞いたことがあった。
一度捕まっても必ずと言っていいほど再犯するらしい。
本当にくそすぎる。


そんなくそすぎる状況でも
私はいつかのネタにできると思いポジティブに捉えている。
現に今もここで話のネタさせてもらっている。


それでもあの日以降、
彼とのセックスの最中に思い出してしまい、中断させてしまったり、
まったく寝付けない日が続いたり、
寝れても夢にまででてきたりすることがある。


自分は何ともないと思っていてもこういうことは体が拒否しているんだなぁと他人事のように感じている。


しばらくして、私の最も信頼できる人に相談したときは、
「立派な犯罪だから、何か行動するときは全力で協力する」
と心強い言葉をもらった。


いつか何か行動をおこすときのために証拠は今でももっている。

その旨だけぼんやり相手には伝えてある。


しばらくはおびえて暮らせ。


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