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DDリハ活とかコンカフェデビューとか

今日のは久しぶりのヲタ活記事。どんな文体で書いてたか忘れたし、めちゃめちゃ長くなってしまった…

強がってたのに今さら認めると今年の前半はまあまあの勢いで病んでいたと思います。そして今もやっぱり大好きだし忘れられないんだけど、推しはどうせずっと好きなんだからそのままでいるしかないよな、って思って気持ちが切り替わり始めたきっかけが、自分のこのツイート。
そう、そもそも自分はDDだったんだから、無理して新しい推しを見つける必要はないんだった。グループとして好きなアイドルのライブに行けばきっと楽しい。

そう思って、先月、今月と行ったのがこれ。

どっちもグデイが出ているのはもちろん意味があって、今年こそ絶対に配信でなく現場で観たいと思っていたのと、名曲が多すぎて絶対に楽しめると思ったから。そして対バンも、ハチキュウとのツーマンなんて楽しくないわけがないし、先週末のも大好きな夢際とマイクロウが出るから絶対に満足できると思ったから。そして、結果、そのとおりになりました。最高でした。

グデイは本当に令和のPUFFYだと思う。曲が本当にすばらしいしライブが楽しすぎる。GOOD DAY!!!!!!を聴くとどんなときでも元気がもらえる。8月のワンマンが今から楽しみ。
ハチキュウも曲大好きだしふたりの声がすごく好き。100万回くらい言ってるけどLamp lightは自分のなかではプリキュアの主題歌に決定しています。聴くとだいたい泣いてしまう。
yumegiwa last girl、新体制になってはじめて観れたんだけどすごくよかったしやっぱり好きだなと思いました。グルーミー聴けて幸せでした。そして伶菜さんやさしくてやっぱりすごい好き…
MIC RAW RUGAもライブがいつも絶対に楽しくて大好きなグループ。なんか最前で観ることになってドキドキしたけどはじまったら楽しすぎて汗だくになりました。メンバーみんな気さくでやさしい。やっぱりこの4人のバランスすばらしすぎる。
初見のハルカスミもデビュー直後とは思えないほどライブすごくよかったし、何も予習しないで初めて観たマニマニには本当に度肝を抜かれた。全組最高のイベントでした。

好きなグループのライブは必ず楽しい、ってことを改めて再認識できたのはとてもよかった。もともと自分はDDだったんだから特別な推しがいなくたってこんなふうにライブを楽しめるし、楽しんでいいんだ。よいリハビリになりました。


そして、今日はもうひとつ書きたいことがあって。

今年の3月、たまたま見つけたnoteの記事に、ものすごく心をうたれてしまって、いろいろ考えるきっかけをもらった、ということがあったんだけど。

タイトルだけだと意図が伝わらないから、ぜひぜひ、絶対に記事を読んでもらいたい。自分は、読んで、なんて誠実なひとなんだろう、この人のヲタクは本当に幸せだな、って思いました。そして、自分が常々思っていた、推しとヲタクの理想の関係性と、まいるさんの願うキャストと客の関係性が、ひとりよがりかもだけど似ているような気がして、とてもうれしかったのです。

自分の考える推しとヲタクの理想の関係性とは、

これとか、

アイドルとヲタク全体という観点でみると、ひとりのヲタクは小さな存在だけど、推すか推さないかとか、現場に来るとか来ないとか、その選択肢は常にヲタク側にあって、アイドルはお願いすることしかできないんだな…みたいなことを考えた。たぶんツイートした記事のヲタクは、そのアイドルにとっては、大多数のなかのひとり、というだけの存在ではなかったはずだから、そのひとが急にいなくなってそのアイドルはきっと悲しかっただろうし、でも、他のヲタクの手前、それを表出もできなかったかもしれない。というか、推される側にとっても、フォロワーが1人減ったけど3人増えたからまあいいか、っていうものではないよね、きっと。人と人との関係は常に1対1で、その1対1の関係が1000個あるとか、そういうものだと思うし。

完全に自分の印象であり偏見でしかないけど、ガチ度が高くて同担拒否です、みたいなヲタクほど病みやすいのは、推しに見返りを期待しているからな気がする。ライブでのレスとかSNSのリアクションとか。「ガチ恋」とはよく言ったもので、見返りを期待する好意が恋、見返りを期待しない好意が愛であると(勝手に)定義するなら、それは愛ではなく恋なのです。その観点からみると、大多数のヲタクは、DDだったとしても「ガチ愛」ですね。DDはガチ恋ではないけどガチ愛説を唱えたい。

これは声を大にして言いたいけど、推しがライブ中にレスをくれたり、特典会で自分を認知してくれていたり、SNSで自分のツイートを見てくれていいねしてくれたり、リプ返してくれたり、そういう行為は、ヲタクにとって奇跡のようなご褒美であり、絶対に当たり前ではない、ということを、ヲタクは常に肝に命じておく必要がある、と思う。自分が推しにとって特別なヲタクでありたい、という気持ちはわからなくはないけど、どれだけ尽くしたとしても、それが本当に相手のためになっているかどうかは、相手、つまり推しが決めることだ。ヲタクが最もすべきことは、ひたすら応援することで、もっと言えば、自分のペースで、応援し続けることなんじゃないかと思う。ヲタクはあくまでアイドルの夢を「勝手に応援させてもらっている」立場であって、それが自分の人生そのものになってはいけない。だから、自分の人生を大事にしつつ、自分にできる範囲で応援し続けられたら、ヲタクもアイドルもハッピーでいられるのではないでしょうか。推し活は日常と日常の間を埋めてくれる幸せな非日常であるべきで、それ自体が日常になってはいけない、というのが自分の持論です。

というわけで、自分は月にせいぜい1〜2回しかライブに行けない、在宅よりのヲタクだけど、自分のペースを守りながら、無理せず、でも、ずーっと推しつづけたいと思っているよ。推しのみなさんが存在してくれているだけで、自分はあなたのことがずーっとずーーーっと大好きです。推し増しはするかもだけど、推し変も他界もしないから安心してね。

これとか、

もう10年以上も前になるけど、当時よく聴いていたコンピレーションアルバムに入っていた曲で、今も忘れない、とても印象的な歌詞があって。

君のいちばんにはなれない
君も私のいちばんじゃない
だけど誰にもわからない心で
ふたりはつながる

歌詞が、なんだか、自分が思う、推しとヲタクの(理想の)関係性のように思って、なんだかとても共感してしまう。

推しにとってヲタクは当然ワンオブゼムだし、ひとりのヲタクが推しの一番になれないのは当然だけど、一方で、ヲタクである自分にとっても、自身の仕事や家庭、ひとりの時間というリアルな日常があるし、もっと言えば、単推しでない自分にとって、推しに順位をつけるなんてことは絶対にできないから、自分の「いちばん」と言い切ることは憚られる。

でも、以前にも書いたけど、推しとヲタクの関係って本当に特別だと思っていて。

自分の推しは、きっと、友人や家族や、恋人にすら言えないようなことを、ヲタクには話してくれていると思っているし、
ヲタクに対してだけ抱いてくれている感情がきっとある。はず。

だから、ヲタクは推しの友人にも恋人にも家族にもなることはできないけど、それでも、推しのヲタクでよかったって、心から思えるのです。

逆に、ヲタクにとっての推しもきっとそうで、推しは恋人でも家族でも友人でもないし、なれないけど、だからこそ、推しに対する想いって特別だし、とても大切な存在なんだ。きっと。

これとか。

(業界と無縁の自分が勝手に)想像するに、仕事というより、「自分がやりたいから」、アイドルをしているのだろう。
前のエントリーで書いた「目的」と「手段」の話で言えば、「目的」の部類だ。
だから、つらいことがあっても、割に合わなくても、自分がやりたいから、アイドルをやっている。

「ファンのため」、それは間違いではないし、その要素もあるだろう。ヲタクにとっては本当にありがたいことに。
でも、いちばん大切にしなければならない根っこの部分は「自分の(夢の)ため」であってほしいし、あるべきだと思う。

そして、だからこそ、推しはとても尊い。

推しは、自らの夢に向かって、たくさんの努力をしてステージに立っている。
つらいこともたくさんあるだろう。心がくじけそうになることもたくさんあると思う。想像することしかできないけど。
楽しいことよりつらいことの方が多いのかもしれない。

それでも、推しは今日も笑顔の自撮りを載せてくれる。キラキラしたステージを見せてくれる。
もちろんそれは自分の夢のため。でもそれがヲタクにはとてもうれしいし、何より、推しと夢を共有できることが幸せだから、推しの夢はいつしかヲタクの夢になる。
つまり、推しのために時間やお金や労力を使うことは、推しのためでもあるけど、同時に自分の幸せのためでもあるのだ。

アイドルとヲタク、それぞれが自分のためにしていることが、結果的に相手にとっての幸せにもつながる。
これこそが、アイドルとヲタクの幸せな関係だと思う。

そんなわけで、まいるさんに会っておはなししたいな、ってずっと思っていたんだけど、先週末のライブの帰りに秋葉原でごはんを食べようと思ったときに、急にそのことを思い出して。
まいるさんの出勤予定をみたらその日のその時間は出勤になってたので、これは運命かも!と思って、お店の場所を調べて、うまれてはじめてのコンカフェデビューしてみた。ひとりで。自分もずいぶんおひとりさま行動上級者になったもんだ。
Make U Cute(めいきゅ〜と)さんっていうとてもかわいらしいお店です。

結論から言うと、まいるさんは体調不良で急きょお休みで、それをツイートもしてくれてたのにまいあがってチェックしなかった自分が100%悪いのだけれど、残念ながらお会いできず。
(でも、今にして思えば、チェックしたらたぶん行くのやめてたと思うから、しなかった自分の適当さを全力で肯定したい)

ただ、Twitterにもさんざん書いたんだけど、そのとき対応してくれて、はじめての自分にいろいろ教えてくれた、ららさんというキャストさんが、もう本当にすごくやさしくてプロの鑑という接客をしてくれて、チェキのお絵描きもオムライスのお絵描きもめちゃめちゃていねいに描いてくれるしいっぱいおはなしもしてくれるしで、すごい幸せな時間を過ごさせていただきました。

どんなことでも、いちばん最初の印象ってすごく大事で、自分の中で、お店はもちろんコンカフェ自体の印象が大きく左右される瞬間だったと思うんだけど、それが、ららさんのおかげで、こんなにも非の打ちどころのない完璧な時間だったので、「コンカフェってこんな最高なとこだったんだな…いままで人生損してたな」ってなりました。自分チョロすぎる。でも幸せ。

そして、もちろん、当初の目的であった、まいるさんにも絶対にお会いしたくなりました。ららさんとおはなししたみたいに、まいるさんともおはなしできたら、楽しくないはずがないので。そして、願わくば、さっきのnoteみたいに思ってもらえる、ヲタクの末席に加えてもらいたくて。
次にライブに行く日の前後に、どうにかして時間を作ろうと思います。

そう、これもTwitterでも書いたことなんだけど、アイドルの特典会に慣れすぎている自分にとって、コンカフェ(すべてがそうなのかはわからないのですが)のシステムはとても新鮮でした。
特典会より全然ゆっくりおはなしできるし、何より静かだからすごく話しやすい。チェキのお絵描きもものすごくゆっくりていねいに描いてくれて、時間つかわせて申し訳なくなってしまうくらい。というか、あとで気づいたのだけれどキャストドリンクをお願いするべきだった…初めてで右も左もわからず申し訳ない…
当然、ライブの特典会はあくまでオマケで、メインはライブなわけだし、そこだけ比較するのはアンフェアだしライブの特典会ならではのよさもたくさんあります。あの場でアイドルがおはなししながら一生懸命書いてくれるチェキもこの上なく尊いし、最高の体験。
つまり、ちがうけど、どちらにもよさがあって、どちらもとてもよい、ということです。でも、つい、自分の大好きな推しと、こんなふうにゆっくりとおはなしできたらどんなに幸せだっただろうか…とも考えてしまいました。

自分はもともと音楽が好きでいろんなバンドのライブにしょっちゅう行っていて、たまたまでんぱ組を好きになってライブに行くようになってから少しずつアイドルにはまっていった人間だから、最初は、アイドル(個人)というよりはアーティスト(グループ)を観に行く、という目的でライブに行っていたと思います。その時代も、もがちゃんとかねむきゅんとか、あのちゃんとか、グループ内に推しはいたけど、基本的に箱推しでした。
今も基本的にライブがメインだと思っているし、それは変わっていないんだけど、一方で、アイドル個人の魅力にも少しずつハマっていって。その最初のきっかけは、初めて特典会というものに参加したフィロのスのおとはすであり、twitterで偶然出会って今の界隈を知るきっかけを作ってくれた夢際りんさんだったと思うんだけど、それが決定的となったのが、今も大好きなEMOEのさちゃんであり、とどめを刺した?のが、ずっと忘れられない最推し、仏東京のらいさんだったと思います。
その推したちも、まずグループが好きで、そのライブが大好きという大前提はあるのですが、個人としても、ものすごく惹かれて、どうしてもこのひとと話したい、と思って、特典会に行ったりオンラインチェキを買ったりしていました。
そういう流れがあったからこそ、今回、noteを読んですごく惹かれた「まいるさん」と話したい!と思ってはじめてコンカフェに行く、というのが、自分にとって違和感のない、自然な感覚だったのかも、と思いました。箱推しだけのヲタクだった時代だったら、コンカフェでキャストさんと話すのは違うだろう、とか思ってやめてしまっていたかもしれない。そしたら本当に人生損してた。今の自分で本当によかった。さちゃんとらいさんにも感謝です。

そう考えると、アイドルヲタク歴もだいぶ長くなった自分だけど、ヲタクとしてのアイデンティティは少しずつ変わっているんだなと感じます。自分の好きなものだけ好き、なのではなく、いろんな好きがあっていいし、それぞれのよいところを認められる方が人生が豊かになるよね。
世の中には自分が知らないだけで楽しいことがまだたくさんあるはずだから、今回のコンカフェみたいに、臆せず新しいことにチャレンジできる自分でいたいと思います。

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