乳がん治療 27-抗がん剤AC4回目その後 副作用まとめ (過去ログ)
最後のAC4回目に起こった血管外漏出の2日後、その経過観察とジーラスタ接種のため通院。
患部に悪化は見られないので、翌日の経過観察は免除、
そーよ、こんな事で連日通院だなんて!!
[AC4回目 副作用まとめ]
◾️両腕受難の日々
右(術側):肩関節・背中・腕・腋は痛みとシビレ
肩関節がまだ固く挙上が不十分で放射線治療まで3ヶ月。主治医に許可を得て週1回、訪問マッサージを受ける事にする。リハビリを頑張りマッサージに期待。背中の痛み、腕と腋のビリビリ続く。
左(抗がん剤投与):血管痛
腕が重だるくピンと伸ばせず、例えば洗濯機に手を突っ込んだり、少し先の物を手を伸ばして取る事もできず茫然自失、これには応える。
💀 痛い右腕に代わって、これらをやってきた事で、肝心の右肩関節を甘やかしていたとあとで気づく。やれやれ・・・
◾️動悸とむくみ
動悸は、安静時ではなく何かの動作中に予兆なく出て驚く。
両脚の浮腫みに、着圧の低い弾性ストッキングを着用するが不快。
(後に出現する腕の浮腫みには、着圧が30mmHg以上の医療用を使用)
<動悸> アンクラサイクリン系抗がん剤、今回のACの ”A” : アドリアシン(ドキソルビシン)は、心機能障害(心毒性)を生じさせる恐れがあるため、循環器科の診察を受けながら投与するのが望ましい、と説明にあったが、この後、動悸が頻繁に起こるようになる・・
<むくみ(浮腫)>リンパ管にリンパ液が溜まると流れが悪くなり、浮腫みが出る。抗がん剤治療やリンパ節郭清の場合はより起こりやすい。
▶︎むくみ 対処方法
スキンケア、リンパドレナージ、弾性着衣*による圧迫療法、運動などを組み合わせる。
*弾性着衣(ストッキング,スリーブ,グローブ,包帯)は、四肢のリンパ浮腫治療のために使用され、条件によって療養費の支給がある。参考:厚労省
◾️食欲不振と味覚障害
個人差"大" だから人と比べ落ち込む事はないが、情報交換。大福は砂を食べているみたい、りんごはバナナの味がする・・・ガン友と笑いあう。
舌が黒くなってきてー実は濃い紫色だったけど、どう見てもイメージは黒で鬼ババ・・・これも生まれて初めての経験、痛みは無いが、これも副作用?
塩味は殆んど感じなくなる
◾️その他
脱毛・頭皮痛・ウイッグ:脱毛は続き、ピリピリ頭皮痛には帽子。ウイッグは暑すぎて2つ目を買う。ウイッグも千差万別、熱を持つと知っていたら1つで済んだ・・・無駄遣い⤵︎
爪 :足の親指の爪付け根と周辺の皮膚の黒ずみが広がり、手の爪の付け根も黒くなる。
足の裏:足の裏が痛く、そのうち歩けなくなるのではと恐れおののく
お腹 :酸化マグネシウムとプルゼニドは欠かせず
★ 副作用は、いつか解決
副作用は個人差が大きい。でもほとんどは時間が解決する。
<蛇足>
両親の体調不全、そううまくいかない息子との関係、仕事は辞め、この先何が楽しくて生きる?・・・そんな気持ちになる。
気分はそりゃ落ちる。
それを埋めるのに、今は遠出や食で満たす事が困難だから、食べられなくても目が欲しがる食材を買ったり(←自分が駄目でも食べる人がいる)、ガチガチの安全策を少しほどいて、最終週は副作用の回復時期だから、タラの芽を摘みに行ったり、海に行ったりとにかく家の中に閉じこまらずに過ごし、気をそらしてきた。
サポートで、同居を始めたカタツムリの飼育ケースを買いたいです。