見出し画像

- tsumugiya -という名前の由来

- tsumugiya -という名前は私の屋号です。
再来月開く予定の上映会で屋号が必要になり、
1年半ほど前から屋号として用意していた名前を名乗ることにしました。

- tsumugiya -という屋号は
そのまま読んでいただけたらお分かりになると思いますが、
紡ぐことを生業とする意味合いを持ちます。

自己紹介にも書かせていただいた通り、
私は放送大学の心理と教育コースの卒業生です。

放送大学の恩師は臨床心理学がご専門で、
恩師はあの河合隼雄先生の教え子です。
その恩師に私は卒業研究の指導教員を担当していただき、
晴れて大学を卒業することができました。

今から4年前、
河合隼雄先生の地元である丹波地域で
染織の職人の方から糸車による糸紡ぎの講習を受ける機会に恵まれました。

講習を受けながら職人の方と色んな話をしていると、
職人の方のお母様はなんと河合隼雄先生の同級生の方のようでした。

そんなことあるんだー…なんて思っていたら、
職人の方の同級生の方が私の住む信州にある山間地域で
お店をやっているとのことで(しかも知ってるお店)
あっけにとられてしまいました。

そしてその1か月後、
今度は関東で紡ぎ車による糸紡ぎの講習を泊まりがけで受けました。

すると講習を運営する会社の代表の方から
直接ご指導を受けることになりました。

その日の夜、
代表の方が執筆された文章を読んでいると、
なんと地元が恩師と同じだと判明。

糸を紡ぐように、
そんな不思議な縁がいくつも絡み合って
今の自分が形成されていくことを
あの時思いました。

今の私は恩師がいてこその私だけど、
恩師は河合隼雄先生がいてこその恩師です。


紡ぐという言葉には、
言葉を紡ぐ、想いを紡ぐ、心を紡ぐ、など、
色んな事柄を結び付ける意味があります。

私は紡ぐことを人生において大切にしていきたい。

そんな願いを込めて、
私は- tsumugiya -という屋号を名乗ることにしました。

本業も、地域活動も、ライフワークも、
全てにおいて紡ぐことを大切にしていきたいと思います。

どうぞ- tsumugiya -をよろしくお願いします。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?