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あいまいな喪失からみるレジリエンス(回復力)/解決できない問題の対処方法

Vol.25【ワタシノミテイルセカイ

日常がパラレルワールドになる「あいまいな喪失」。
 
対処にはレジリエンスが問われるらしいです。 
 
 
約20年ぶりに足を踏み入れた大学。 
渇望する「しなやかさ」が私を運んだのかも。 
 
 
教授との対話で憂いつつ再考した「あいまいな喪失」について記録します。 
 
賢そうなタイトルにやり切った感すでにあり←
 
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▼矛盾する現実とあいまいな喪失
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あいまいな喪失とは「不確定な喪失」です。 
 
存在なのか不在なのか、喪失の結論が不安定になります。 
 
ゆえに、正常な悲嘆反応がでにくいです。
その上、悲嘆できても公認されにくいです。
 
 
つまり、わかってもらえない=ひとりぼっち。
 
 
わかりやすい対称事例は自然な「死別」。 
 
死別は「確たる喪失」であり、正常な悲嘆的反応がでやすいです。 
 
 
 
あいまいな喪失は状況によって以下の2タイプがあります。 
 
・さよならのない別れ
→大切なヒトモノコトが『あるのにない』 
ex.行方不明、拉致誘拐、予期せぬ離死別など
 ※災害、戦争、コロナ禍などで発生  
 
・別れのないさよなら
→大切なヒトコトモノが『ないのにある』 
ex.認知症、虐待、不妊治療、各種依存症など 
 
ミクロからマクロのレベルまで、さまざまな喪失があるようです。
 
 
あいまいな喪失では、宙ぶらりんな精神状態で、日常生活を過ごさなくてはなりません。 
 
パラレルワールドに心が移入状態ともいえます。
 
 
 
矛盾の現実に気が狂いがち←


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▼あいまいな喪失を癒すレジリエンスとは?━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 
レジリエンスとは回復力や適応力のような「心のしなやかさ」です。 
 
トラブルや逆境による「ストレスから立ち直る力」ともいえそう。 
 
非認知能力のひとつみたいなもん←
 
 
 
なんせ、レジリエンスが高いと、あらゆる困難を乗り越えやすくなります。  
 
 
 
矛盾の現実、「あいまいな喪失」もしかり。 
 
 
 
レジリエンスは行動特性によって誰でも高められます。
 
意識するだけも心が軽くなるので、知っておくのがおすすめです。 
 
なんせ、生きていくために必要な力のひとつやし。
 
 
 
おすすめして詳細説明しないタイプ← 
 
 
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▼分断親子も「あいまいな喪失」
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離婚分断親子(家族)もあいまいな喪失状態に陥っています。 
 
タイプ別では「さよならのない別れ」。
 
戦争や災害で大切な人が行方不明になっているような精神状態です。 
 
 
加えて、日常のアタリマエ下で起きているので、事態を軽く扱われてしまいます。 
 
戦争のような明らかな悲嘆的事態のように、重く受け止める想像力を働かせにくいからです。 
 
 
さらに、アタリマエが邪魔をして、当事者でも想像できないケースがあるので、ますます「現実の矛盾が加速」します。 
 
さらに、親と会えない子どものあいまいな喪失状態は、私たち大人からは抹消されがち。 
 
 
 
災害や戦争で親が行方不明になった子が、なんのケアも受けずに日常生活を、何年も何十年も過ごしているのと広義では一緒です。 
 
 
そんなこんなで。 
 
日本以外のたくさんの国では、「子の連れ去り別居・離婚」は「子どもの人権無視」と認識されています。 
 
どんなあんな??
 
 
 
多角的に物事を眺めるって難しいけどあったかい。
 
学び舎で自省を深めた大阪冬の陣でした。


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あいまいな喪失体験は発狂がデフォルトです← 
 
おかしくなっても弱いわけではありません。
おかしいならへんほうがおかしい。 
 
だけど。
できれば生きて。
 
 
クリスマスに年末年始。
大切な人と過ごす時間。 
 
 
あいまいな喪失した誰かは、きっと私たちの幸せを願っています。
 
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現私は鬼高レジリエンス搭載。
おかしいならへんおかしいほう。
心臓に毛がふさふさ生えてる← 
 
逆境がなんぼのもんじゃい♡
 
どーにもならんもんはどーにもならんねん。 
 
 
とりあえず「今」に感謝。 
ここまで読んでくれたあなたにも感謝。 
 
私のレジリエンスまた高まりました。
 
ありがとう。 
 
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