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アーユルヴェーダの超基本「アーマ」とは

アーユルヴェーダのことを少しでもご存じの方は「アーマ」という言葉を聞いたことがあるかもしれません。
アーマとは日本語で未消化物のことで毒素と訳されたりもします。
毒素と訳されることからも想像できるように、アーユルヴェーダでは全ての病気のもとはこのアーマだという風に考えられています。

何がこのアーマ(毒素)になるのかというとそれは私たちが日々食べている食事です。
食べ物は私たちが生きていくうえで必要不可欠なもので、正しく消化吸収されれば私たちの体を作り、また元気に生活するためのエネルギーとなってくれます。
しかし反対に正しく消化吸収されなかった食べ物は未消化物として体にとどまりそれは毒となって私たちの体を病気へと導きます。
同じ食べ物でもそれは栄養にも毒にもなり得るということです。

アーユルヴェーダを勉強する前は「食べ物が毒になる」という風には考えていませんでした。
もちろん添加物や油っこい食事、砂糖がたくさん入ったお菓子などは体に良くないということは分かっていましたが、それだけではなくたとえどんなに体にいい食事であっても食べ方ひとつでそれは毒にも変わる、それはアーユルヴェーダに出会う前の私にとっては全く考えたこともない事実でした。

「食べ過ぎは良くない」
「早食いは良くない」
「腹八分目の食事」
「よく噛んで食べる」
子供の頃からよく聞いてきたこんな言葉も今思うと全てアーマを作らないことにつながってきます。
あまり理由も分からず何度も聞いてきたこれらの言葉もアーユルヴェーダを勉強したことでクリアになり今は大切さを実感しています。

アーマは全ての病気のもとであると言われるだけあってアーユルヴェーダの古典所にはアーマを作らない為の食事法や取り入れたい習慣などがたくさん紹介されています。

これから少しずつそれらを紹介していきたいなと思っていますが、
まずは今日から取り入れられる一番簡単なものはお白湯です!
お白湯が何故いいのかについては少し長くなってしまうのでまた別の記事に書きたいと思いますが、
今現在冷たいものを飲む習慣がある人はそれをお白湯に変えるだけで体の変化を感じられるかもしれません。
ぜひ楽しみながらご自身の体をよく観察してみてください!



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