東京トリップ
「いーなー、東京に住んだら見たい美術館とかたくさんあって、退屈しないなー」
と以前同郷の友人に言われたことがあり
その時初めて
『私は長年東京にいても、東京のメリットをいかしきれていない』
と悟った
それから5年も経たないうちに転機は訪れ、私は年に数回美術館やら博物館やら文化施設を訪れるようになる
敷居の高いあの美術館を気軽に行きたくなったのはそう、木版画のおかげ
今回は木版画にも影響を及ぼしたマティスの展示に行ってきた
新国立美術館は六本木のお近く、乃木坂駅から直結で雨が降っていても心配のない施設
おいしいレストランがあると評判
マティスは様々な芸術に傾倒していた
油絵、ドローイング、銅像、版画、ステンドグラス、切り絵
結局表現の1つであるのだから、縛る必要はない
そんな生き方を見た気がする
ある作品には全裸の女性がブレイクダンスさながらのポーズを決めていて
「全裸でこの状態ってどういうこと?」
とつっこんでいたが、それが芸術なのかもしれない
それにしてもなぜ女性の裸体のモチーフが多いのか…
保健の教科書に出てくる
「丸みを帯びた体」
が魅力なのだろうか
山の稜線と同じ?
これは誰かに教えて欲しい案件
お土産屋さんではポスターを買うかどうか迷ったが、私の部屋はちょっと日本風にしたいのでそんなポスターをいつか買おうと決め、諦めた
乃木坂をあとにし、渋谷に立ち寄ったあと下北沢へ
ちょっと早めの晩ごはんのつもりが、ちょっと遅めのティータイムと重なり、目的のカレー屋さんでは40分待ち
おしゃれな本屋さん行きます?ってほだし、私の好きなB&Bへ
ジャンルが濃縮されていたり、zineが売られていたり本当に魅力的
レジでめっちゃ小銭の音するなぁと思っていたら友人が本を買っていて、その小銭は私が立替金を渡した硬貨でした
今は小銭に両替するのお金かかりますからね!!!
なんだかんだでカレー屋さんのお時間になり、デザートとカレーって思っていたので、先にデザートを頼む
ケーキを食べ終わったあと
「食後のカレーはお持ちしてよろしいですか?」
というデザートを先に頼んでしまったがためのはてな
「食後とは何か?」
がつきまとっていましたが、デザートも飲み物もカレーもおいしく頂きました
なんせ紅茶の種類が「アールグレイ」
それだけでポイント高くなっちゃいます、頼んでないくせに
そして本多劇場で行われたダウ90000の単独ライブへ
よしもとのライブにはよく行っていますが、老若男女とまではいかないが中若男女くらいの幅広い客層
最近はいろいろ見すぎてしまって
「なぜこの順番なのか?」とかまで考えてしまう手垢がつきまくってるお笑いファンになっている自分が悲しい
しかし、そんなことを考えながらもネタは楽しめて、とてもおもしろいライブだった!
チケットとるのも大変らしく、友人に感謝
私が好きなのはオープニングの呼び鈴と、雨のコントです
そういえば彼らを最初に見たのは小さい劇場で舞台に8人も出てきて、エレベーターのコントをやった時
あんな人数が珍しいので、それだけで覚えていたけど、ネタもおもしろかった
まさか、その数年後に本多劇場を満席にする芸人さんになるとは!
東京にはいくもの美術館があり、お笑いライブがあり、舞台もある
そして球場も
お金はかかりますが、その分の価値はあるものばかり
鑑賞するのにはうってつけの東京
1つだけ忠告すると
「人気のある土日の展示はびっくりするほど人がいて、ほぼ見ていない」
っていうことですね
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