友情ってやつ

母に言われた衝撃的な言葉がある。
「大人になったら友達が全然できなくなるよ。でもね、中高の友達は今でもずっと友達。」
確かそれを聞いたのは小学生の時だった。中学校に同じ小学校の人がいないことが分かってたから、卒業したらみんなと会えることないんだ！、とものすごく寂しくなった。

そして今、10代を満喫してるけど、小学校時代の友達がいなくてもなんとかなっている。
そして本当に恵まれている環境にあるな、とつくづく思う。
友達もまあまあいるし、人間関係も割と良好だし、困っていたら誰かが手を差し伸べてくれる。
喋るのが大好きな私に話を合わせてくれたり、ツッコんでくれる人だっているし、いろんな面で浮いている私に常識を教えてくれたりする人もいる。

だけど、大人になっても仲良いだろうなーと思っている人は、4人程度だ。
私は群れないとやっていけない人なのでグループで行動している(あるある？)。
そのグループの人かなあと思う。
中1で同じクラスになってから、進級して違うクラスになっても、ずっと私はべったりくっついている。
中学校も高校も同じだったので、大人になってもまだ仲が良かったら相当長い付き合いになるだろう。
一緒にご飯食べたり、ピアノ弾いたり。
まだ行きたい、やりたいことは山ほどあるけども、学校以外でどっかに行っているのはこのメンバーだけ。

当然ながら人によって将来の夢は違う。
例に漏れずグループ5人はそれぞれやりたいことが違う。
地元に残りたい人、東京に行きたい人。
バラバラになるのはまだ先だけど、少しずつ形を帯びてきた。
母の世代だと、ここで仲が良くてもバイバイしなくちゃいけなかったんだと思う。
でも、私の世代はSNSがある。
LINEだのdiscordだので、連絡を簡単にとれる。

無性に友達と今しかできないことを噛み締めたい。
BBQ行ったり、観光したり。
夏休みに会えてなくて、なんかさみしーなーってなってるんだから、
夏とか冬とか春とかにしか会えなくなったら、マジのぼっちになりそう。
私は排他的なので、今のうちにその性格を治さなくては。

文章を書いていて、私って幸せだなあと思った。
大人になって酒を飲むのか知らないけど、酔っ払ったらこんなことを思い出して泣くんだろうな。