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ベテラン経済記者の目

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経済分野に軸足を置いて取材歴30年超のベテラン記者がスポンサーに忖度せず忌憚なく本音ベースで書いたコラムです。
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記事一覧

個人情報の流出が相次ぐ データ軽視にもほどがある:佃均

写真は筆者:データ生成センターのセキュリティ管理室とAI監視カメラ(丸囲い) 「NTT西…

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【アーカイブス】デジタル敗戦の赤字は原油輸入額を超えるという試算 「”2025年…

経済記者シニアの会に掲載したコラムです。コメントは本編(⇩)に書き込んでいただけると嬉し…

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東京都の木造住宅密集地域の防災対策は大丈夫か?:千葉利宏

 2024年1月1日に能登半島地震が発生して1か月が経過した。被災地の支援や復旧復興については…

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「政治改革政権」の登場を望む:大澤 賢

http://blog.livedoor.jp/corporate_pr/archives/61592815.html  復興と国際社会への復帰、…

Around Seventy
10日前
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【アーカイブス】「電子政府」なのに書類添付が必要な行政手続きが48億件もあるって…

2018年5月に書いた記事の再掲です。6年前と比べて現在はどうでしょうか。 ネット処理は手続…

Around Seventy
12日前

ダメ論でなく10年後、20年後の再生・浮揚・復活プロセスを語ろう 13年前、上海で撮影…

写真は筆者 高層ビルと闊歩する女性たち 上海の下町(貴州路):2011年7月   トップに載せ…

Around Seventy
2週間前
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住宅価格の高騰はいつまで続くのか?——アフォーダブルハウジングから考える:千葉利宏

トップのグラフは「首都圏新築マンション年収倍率」  アフォーダブルハウジング(affordable housing)という言葉をご存じだろうか?直訳すると「手頃な価格の住宅」という意味だ。平均的な勤労者世帯が無理のない家賃や住居費で住むことができる住宅のことである。賃貸であれば管理費を含めた家賃が月収の30%以下が望ましいと言われる。  日本では、戦後になって政府が持ち家政策を推進してきたこともあり、国民の持ち家指向が高まり、持ち家比率は60%に達している。購入する場合も家

中国のGDP統計“水増し疑惑”のもっともわかりやすい判別法:和泉田守

 この4月下旬、日経新聞の国際面で3段1本見出しの地味な体裁だが気になる記事があった。タ…

Around Seventy
2週間前

大幅円安が示唆する日本の衰退:大澤 賢

トップ写真は日本銀行のホームページから  4月29日午前のシンガホール外国為替市場(東京市場…

Around Seventy
3週間前
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読売ねつ造--「思い込んで疑わず」筆を曲げる:山下郁雄

トップの写真は、ねつ造の懲戒処分伝える読売新聞  「150年の歴史があるというけど…プロの…

Around Seventy
3週間前
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危機的状況の日本のものづくり~シャープの液晶生産撤退に思う:高橋成知

経済記者シニアの会(https://www.pr-konwakai.com/)「経済記者シニアの眼」http://blog.live

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3週間前
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離婚後の「共同親権」導入で子育て環境は改善するのか?:千葉利宏

経済記者シニアの会 https://www.pr-konwakai.com/) 「経済記者シニアの眼」http://blog.li

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4週間前
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CEOもオッケー? 生成AI活躍の場が全方位に広がる:山下郁雄

写真は生成AIが作り出すクローンのイメージ(オルツ・ニュースリリースより)  犯罪謝罪文 …

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1か月前
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日経産業新聞休刊に想う/抗えない奔流は何を無くし何を生み出す:山下郁雄

トップ写真:50年余の歴史に幕を閉じた日経産業新聞最終号  「眼光紙背に徹す」とは「書物を読んで、ただ字句の解釈にとどまらず、その深意を読みとる」(広辞苑)、つまり、高い読解力を表す文言だ。コラムのタイトルに、この四字熟語を用いた某紙が、先月下旬のある日に合計六つのコラム記事を一挙に掲載した。『へーゲルの“螺旋的発展”に思う』『デジタル社会を灼熱地獄にするな』などの見出しが付いた各コラムはいずれも読み応えたっぷり。コラムライターの端くれとして、興味深く読み、勉強になる点を