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自分の強みを発信する

つくアカのプレゼン担当、にょろです。

いつもnoteの記事を書くときには、
普段の仕事が終わった後や
資料作りの合間に書いてます。

そんな私の様子を見て、
愛猫のれん君も一緒に仕事の手伝い(?)をしてくれます。

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仕事は進まないですが、少し張り詰めていた空気も和みますw

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皆様も適度に休憩を入れて、無理のないようにw

以下の内容は全て無料で読めるのでご参考までにどうぞ♪

◆強みの発信◆

最近、SNSやnoteの記事を見ていると、
自分の強みをアピールするような投稿が
目に付くようになりました。

ただ、読んでみると何だか自慢っぽく見えるかも?
と思ってしまうケースもあり、
何だかもったいないなーっと感じています。
(私が卑屈なせいもありますが。。。)

そこで、

● 反感をもたれず、炎上しない
● 共感され、応援される

そんな強みアピールのポイントを今回お届けします。

noteを始めたての頃に似た記事も書きましたが、
改めて他の要素も加えてお伝えします。

◆やりがちなパターン◆

自分の強みや魅力を伝えたい場合、
ついついやりがちなパターンがあります。

それが最初に記載した【自慢】や、
専門用語を多くを使った【説明】をしてしまうことです。

それによって、共感を得られない (場合によっては反発も)、
または数字を使った「スペック」の説明となりがちで、
共感を得るのは難しくなってしまいます。

SNSでは特に好き嫌いが一瞬で判断されるため、
「強みアピール」をSNSで行う場合、
自慢は反感を招きやすく、
長い説明は無視されるだけに終わってしまいます。

◆自分の強みがわからない人も多い◆

実は、SNSやブログで、自分のこと、
自分のお店、商品の事等を発信(=アピール・宣伝)
しようと思った時に

強みがわからなくて、何を書けば良いかわからない

という相談を受ける事もあります。

自慢にも見えないように、
また強みを探す方法。。。

プレゼンではこういうとき、
あることについて深堀をします。

それは【自分の弱みがあった頃の話】です。

◆自分の弱みがあった頃の話◆

まずは自分のことを良く魅せる前に、
昔の自分の弱みを挙げていきます

例えば
・何をやっても三日坊主だった。
・根気がないと周りからも言われ、逃避癖があった
(ゲームをやって逃げていた)

その次に、
そのときの体験や感じたことを書いてください。

例えば、
周りが上手くいっている中で、
自分だけがうまくいかない。
頑張っている人をみると
何だか自分がむなしくなる

また、
なんで自分だけできないのか
自分に苛立ちを感じていた


重要なのは、自分の体験を相手にも感じてもらい、
「あっ、その気持ち分かるかも!」
と共感を得てもらうことです。

そして書き出した後、
弱みの中から強みに変わったものを
リストアップしていきます。

その後で内容を作ります。


◆シンデレラストーリー◆

質問ですが、
「この人の内容は何だか引き込まれる!」
と感じたことはありませんか?

謙虚だから?

それとも最新情報が記載されているから?

もちろんその要素もありますが、
実はとある手法を用いていることが多いです。

それが
《シンデレラストーリー》という手法です。

シンデレラストーリーとは、
童話のシンデレラのように、苦労の末、
何とか成功するという話の構成を指します。
(まるでジェットコースターのように、
浮き沈みがある話ともいう)

ドラマや漫画とかでは必ずと言っていいほど、
シンデレラストーリーで構成されています。

仮にここで、自分の強みだけを話したとすると、
聞いている方にとってはただの自慢話にしか聞こえず、
話半分しか内容が入っていきません。

なぜならジェットコースターに乗ったはずなのに、
浮くことも沈むことのない、
平坦を走っているような感覚だからです。

そしてそのシンデレラストーリーを作る際には
《ある事》をするとより魅力的になります。

早速構成に入ります。

以下のような流れで文章を構成させていきます。

①今の自分はこういう強みがあります
②だけど昔は、強みではなく弱みでした。
③そのときのつらかった経験は~でした。
④乗り超えるために~をしました。
⑤結果、弱みが強みに変わりました。
⑥○○をするとあなたも強みになります。

ジェットコースターで例えると、
①で上に上がる、②③で下がる、④⑤で上がるという流れです。

◆シンデレラストーリーの例◆

ざっくりとして分かりづらいと思うので、一つ例を挙げます。
《ある事》も加えているので何か探してみてください。

私(にょろ)は人前で話すことが得意です。

大勢の方がいても自分の伝えたいことを伝えられます。
今では話すのが苦手な方向けにコンサルをしています。
そんな私ですが、高校生の頃は人前で話すのが苦手でした。

数人の前で話をしても頭が真っ白になって
何を話しているか分からないくらいでした。
その頃は人にできるだけ会わないようにする、
話しかけないことを徹底してやっていました。

だけどどうしても話すことが避けられない出来事がありました。

それは家が貧乏だったので生計を立てるために
私もアルバイトをする必要があり、
人に話す必要があったからです。
(田舎だったのでアルバイトは基本的に接客業)

そのとき人に話せない私は、
モゴモゴと話をするしかできず、
アルバイトをクビになったこともありました。

そしてスーパーでレジ打ちのアルバイトをしたときに、
お客様がレジに並んだ際の
「いらっしゃいませ」が言えず、
モゴモゴとしていたのを
店長に見つかってしまう事件が起きました。

そして店長からバックヤードに呼び出されました。

「(あーまたバイトクビになるんだ。。。)」

そんなことを思いながら店長に
人前で話すのが苦手であることを伝えました。

店長はちょっと考えた顔をして、私にこう言いました。

「一緒にトレーニングしてみるか!」と。

そしてバックヤードでいらっしゃいませ
のトレーニングが始まりました。

仕事の合間や終わった後の数分でしたが、
いらっしゃいませのトレーニング。。。

「(これで本当にできるのかな?)」

と不安な状態でやっていました。

そして二か月後、
またレジ打ち業務をやりました。

その結果は、、、、

『前と変わらない』でした。

むしろ変に頑張って言おうとした分、
気持ち悪さが増しました。

私にはやっぱり駄目なんだ。。。
と諦めに似た気持ちでいっぱいになりました。

だけど店長はこう言いました。

「俺がレジに並んだら大丈夫でしょ?」と。

確かに慣れた人なら大丈夫なので、
「はい、できます」と伝えました。

そして店長からは
「俺が休憩に入るときに、空いているレジに入って
現場で練習しよう!」と言ってきました。

店長が休憩のときにだけ一つレジが解放され、
謎のトレーニングの開始です。

バックヤードと違い、レジに立つと人の目が気になります。

人の目が怖いな、、、

お願いだからこっちを見ないで!

そんな気持ちでした。

そしてこのトレーニングを開始して
3か月が経ちました。

いつものように店長から
「休憩に入るからレジにきてくれー」
と呼ばれました。

レジに入ってみると、
他のレジではどこも混んでいる状態でした。

「(また凄いタイミングで店長も休憩に入るな。。。)」

そう思っている中、人影が見えたので店長と思って
「いらっしゃいませ」と言いました。

しかし目の前にいたのは、

高齢のおばあちゃんでした。
(店長はそのおばあちゃんの後ろ)

「(うわ!はめられたっ!!)」

そう思いながらレジ打ちをしていると、
あることに気付きました。

それは普通に、

【いらっしゃいませ】

が言えていたことです。

おばあちゃんのお会計が終わり、
次に並んでいた店長にそのことを伝えたところ、
店長からはこう言われました。

「俺はにょろさんならできると信じていたよ」と。

「(うわぁー、、、よく言うよ、、、)

だけど、その言葉が嬉しくて、
思わずその場で私は泣き崩れてしまいました。
(そしてバックヤードに連れていかれました)

この出来事をきっかけに
私は少しずつ人と話せるようになっていきました。

もちろん上手く話せないときもありました。

だけど続けていれば、
いずれできるようになることを知っていたので
決して飽きられることはありませんでした。

そして今では人前で話すのが得意なレベルまでになり、
プレゼンコンサルタントとして活動しています。

私に相談する方で、

「話すのが苦手です」

と悩んでいる方がおります。

その方に、

「いらっしゃいませは言えますか?」

と聞くと大抵ははいと答えが返ってきます。

そして私がいつも言うのは、

「いらっしゃいませが言えるなら大丈夫です。
あなたも話すのが得意になれます。
私よりも良い位置でスタートしてますから。」

自信はないかもしれませんが、
続けていればいずれできるようになってますよ♪😊✨


長文になりましたが、
シンデレラストーリーの例はどうだったでしょうか?

強みと弱みと自分の体験を盛り込むことで
魅力的な話になります😊


◆シンデレラストーリーに加える《ある事》◆

ようやく《ある事》についてお伝えします。

それは

自分以外の誰かをヒーローにする】です。

仮に自分をヒーローにしてしまうと、

聞いている方は

「それはあなただからでしょ?」

と思い、相手から共感されにくいものです。

逆に誰かをヒーローにすることで
共感されやすい話になります。

そしてこれが自慢を防ぐ効果に繋がります。

では最後に質問です。

私が先ほど出したシンデレラストーリーの例題では、


誰がヒーローだったでしょうか?


…そう、あの人です!!!
(ご想像におまかせしますw)

最後まで読んでくださりありがとうございます!!

コロナの影響で暗い気持ちになることが多くありますが、
その気持ちも話のネタになりますので活用していきましょう♪

今回の記事を通して皆様に何かお力になれば幸いです。

もし記事を読んで、つくアカを応援してもいいかも?!と思いましたら
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