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「20代は人生で一番苦しい時期」と割り切った方がいいのかも

「20代」「30代」「40代」と年齢を区切ったときに、個人的なイメージだが、「20代」にはキラキラ感というか、この先の人生への明るい希望が詰まっているように感じていた。

特に20代前半なんて体力もやる気も満ち溢れているので、「20代のうちに圧倒的な成果を出して、名をあげてやるぞ!人生のピークを20代にもってくるんだ!」と意気込んでいた。

しかし、いざ社会に片足を突っ込んでみると、通用するものなんて何一つなかった。

むしろ「20代は人生で一番苦しい時期」と割り切った方が良い気がしてきた。

よく考えれば、20代は30代以降の年長者たちと比べて、経験も、実力も、お金もない。何もないのだ。

ポケモンで例えると、これからマサラタウンを出発する状態。「ポケモンはマサラタウンにいる時が一番楽しい!!」なんて言う人はまさかいないだろう。

マンガ『ハイキュー!!』には「勝負事で本当に楽しむ為には強さが要る」というセリフがある。

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その通りなのだ。スポーツにおいて、強くならないと本当の意味での楽しさは感じられない。

仕事だって同じだ。できるようにならないと面白くない。

でも、最初は何もできないわけじゃないですか。タスク管理やスケジュール管理だけでアワアワしちゃう。そんな状態で、仕事が楽しいなんて言えるわけがない。

でも、20代で茨の道を歩み、より苦しい期間を過ごしてきた人ほど、30代以降で大きな成果を出しているようにも思う。サイバーエージェントの藤田社長も、想像を絶するほどの苦労と困難を20代で経験されてきている。

苦労することが美徳だとは思わない。でも、「No Pain, No Gain」という言葉があるように、辛い目に合わないと成長もない。そして、20代は圧倒的に辛いことの方が多いのだと思う。

苦しみながら常にジタバタして、目の前の困難をなんとかしようともがいていくうちに、気づいたら20代は終わってるくらいのスピード感なんだろうな。

「20代は最も苦しい期間」と最初から認識しておけば、社会人1〜2年目の仕事ができない辛さで心が折れる可能性も少しは減らせるんじゃないかと思う。

ポケモンで一番楽しいのが四天王+チャンピオンと戦う時であるように、人生でも一番楽しいのは、それなりにレベルをあげてきた40代くらいなんじゃないかな。

30〜40代を最高に楽しい期間にするために、20代はドM精神で苦しい環境にガンガン飛び込んでいきたい。


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