映画『色即ぜねれいしょん』くるり岸田繁に又会いたくなった
この数日なんだか疲れてYouTubeで「くるり」を見ていたら、「東京」からはじまり無限「くるり」で止まらなくなってしまいました。
2019年7月18日、磔磔のライブが「くるり」を同じ空間で観た最後の日です。とても蒸し暑い雨の日でした。
いつでも会える。簡単に思っていたことが今どんなに貴重で大切なことだったか、しみじみ感じます。
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「色即ぜねれいしょん」の岸田繁を又観たくなりました。
まだ、こんな日常になるずっと前の作品。原作みうらじゅん。監督田口トモロヲ。2009年公開です。Amazonプライムで鑑賞。
1974年の京都が舞台。仏教系男子高に通うモテない主人公・純(渡辺大知)のひと夏の経験物語。
主人公純には黒猫チェルシーの渡辺大知。現在、色々な作品にひっぱりだこの彼ですが、これが映画初主演で2000人の候補者から主役の座を勝ち取ったそうです。若々しくて、モテない音楽大好き少年にぴったりです。
この純の家庭教師役がくるりの岸田繁なんです。初めての映画出演だそうですが、若い岸田さんを見たい時は、この作品です。髪は長く、若者なのに若者と思えないほどのまったりとした京都言葉。ええかんじです。
実際のくるりの岸田さんも、ライブの時驚くほどのまったりとしたトークなんです。まったりトークの後、ぎゅんぎゅんとギターをかき鳴らしたりで私は惚れ惚れです。
この家庭教師は純にすごく影響を与えます。音楽や愛について。
純が夏休みに過ごすユースホステルの管理人・ヒゲゴリラ役には銀杏BOYZの峯田和伸。そこで出会う、あこがれのお姉さんには臼田あさ美。すごくキュートです。
純のオカンは堀ちえみ、オトンはリリー・フランキーと出演者クセあります。
音楽やってる人がたくさん出演する映画です。
その存在感と1970年代を堪能する作品だと思います。
私は数年ぶりに観て、とても楽しむことができました。
でも、やっぱり「くるり」の岸田さんにはライブで会いたいです。
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