つきおか まみ

思うことを思うまま。普通の会社員。

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  • 短い映画感想

    短く、(時々長く)映画の感想を気ままに書いてます。 ネタバレもあるので注意。

最近の記事

短い映画感想『名探偵コナン から紅の恋歌』

冒頭数分からド派手に爆発するから笑ってしまった。景気がいいな。アンテナぐるぐるするコナンくんにも笑ってしまった。映画コナン、そうはならんやろ案件多すぎて面白い。 ラストの平次かっこよかったね。あそこだけ音響の質変わった?ってぐらい力のこもったセリフ。平次推しじゃなくてもテンションあがる。

    • 短い映画感想『グランド・イリュージョン』

      再鑑賞。前に見たのは大学生のときかな? 内容ほとんど忘れてた。というか、2の方に記憶が上塗りされてる気がするなぁ。 マジックの可能性というものにみんな夢見てるからこういう作品が生まれるんだろうなとぼんやり思った。証拠がなければ警察は彼らを捕まえられないけど、証拠がないマジックとか存在するのか?

      • 短い映画感想『フィールド・オブ・ドリームス』

        不思議な話。子供向けの絵本みたいな展開。 主人公の思い切りの良さがすごい。劇中で、いままで挑戦をしたことがないと言っていたけれど、今回のことに全振りしすぎでは?この行動力があったなら、絶対他にも何かできたと思う。 とうもろこし畑から人がわらわら出てくる描写が何とも言えない味わい深さ。あちら側に行った作家先生は戻ってこれるのだろうか。 ラストの若いころのお父さんとの邂逅はすごくよかった。自分の記憶の中の父ではなく、若いころの父なのがなんかいいな。

        • 短い映画感想『劇場版 響け!ユーフォニアム 届けたいメロディ』

          再鑑賞。以前、映画館で観たときも思ったけど、アニメ版総集編かと思いきや、あすか先輩のエピソードにフォーカスされていて、また別作品かのような味わい深さがある映画だなと。 先輩と一緒に吹きたいんです、と子供のように久美子が思いを吐露するシーンが大好きです。高校の部活の先輩ってなんか特別で、引退の時にめっちゃ泣いてしまったことを思い出した。今はもう交流は続いてないけど、だからこそまぶしい記憶になっているような気がする。 忘れかけていた、感情を引っ張り出してくれるような映画。

        短い映画感想『名探偵コナン から紅の恋歌』

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        • 短い映画感想
          25本

        記事

          唐突に、終わりゆく20代のことについて思う。

          20代があと数時間で終わる。なんだかとてもさみしくなってきた。 友達と遊んだ帰り道、とことこと歩きながら、自分の20代はいかほどのものだったか考えた。 正直、この十年で自身のなにかが大きく変わったとか、そういうことはないけれど、でもたくさんの経験とした10年だったなと思う。 基本楽観思考の私が、ほんとにしんどいと思う出来事もあったし、なんやかんや迷走していた時期もあった。今だってもやもやする出来事があったりする。 でもそんな気持ちを抱えながらも、20代、めっちゃ楽しかったな~

          唐突に、終わりゆく20代のことについて思う。

          短い映画感想『十二人の怒れる男』

          狭い一室で繰り広げられる会話劇。おじさんたちがずっと議論しているだけなのにものすごく面白かった。疑わしい点があるのであれば、考えましょうと声をかけた主人公はえらい。彼がいなかったらどうなっていたか。 最後に気が付いたけど、みんな名前を名乗ってなかったねそういえば。

          短い映画感想『十二人の怒れる男』

          短い映画感想『ゴールデンカムイ』

          ゴールデンカムイはアニメ視聴済み、漫画未読という感じの私。 実写化どうなんだろうと思ってたけど、ほんと凄かった。役者陣にキャラクターが降りてきているこれは。 あと、北の大地を感じるコンテンツとしては実写映画という形が一番いいなと思った。勝てないと思わされる自然。その中で自然と共に生きているアイヌの人々。大きなスクリーンで観ることによってより実感できた気がする。

          短い映画感想『ゴールデンカムイ』

          短い映画感想『劇場版 響け!ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部へようこそ』

          春から始まる新アニメシリーズに向けて再鑑賞。 高校を卒業してからも、やりたいことはできるけど、やっぱり高校生だったあの頃にしかできないことがあるよなぁ。思い出して心がきゅっとなってしまう。 自由曲の「三日月の舞」めっちゃかっこよくて好きだけど、コンクールで自分が吹くことを考えると苦い顔をしてしまう。出だしのトランペットのファンファーレ震えてしまうわ…。

          短い映画感想『劇場版 響け!ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部へようこそ』

          短い映画感想『アメリカン・フィクション』

          この属性の人はこうあってほしい、こうあるべきだという意識がみんなの中にあって、それ通りのもので返すと、大ウケする。それが真実でなくとも、「リアルだ」とみな口を揃えて言う。これ、現実でもしょっちゅう起きてることなんだろうな。

          短い映画感想『アメリカン・フィクション』

          短い映画感想『市子』

          自分が自分であるための証明ができない。 そうして生まれた悲劇の話だった。 冒頭のシーンが後半にも流れるけど、最初に観たときと印象が違ってて、苦しくなってしまった。幸せになりたいだけなんよ。 最後に歌う鼻歌が、あの事件のあった日のお母さんの鼻歌と一緒で、市子として、新しい人物として、生きていこうとしているその足取りにまとわりつく、過去の罪のように見えた。どうしたって自分が自分であることをやめれない。でも、自分が自分であることを人に証明することはできない。 そのこと自体を観客とし

          短い映画感想『市子』

          短い映画感想『カラオケ行こ!』

          狂児と聡実くん、2人の関係性が本当にツボでした。尊い。鑑賞後、胸がいっぱいで、観終わってすぐにもう一度観たいと思った。2人の応酬をずっと観ていたい。 カラオケ大会でのオチは普通に読めたけど、読めた上でも「紅だー!」で落涙してしまった。 中学生たちも本当によかった。後輩の男の子、部長大好きやないかい。映画部の彼も絶妙な言葉を投げてくる感じいい。「俺がサンタクロース信じてたらどうするん」 それにしても、「カラオケ行こ!」ってなんとまあ魅力的な言葉だろうか。

          短い映画感想『カラオケ行こ!』

          暖かくて機動力が上がる。久々にこれといった予定のない週末。いつもより多めに家事タスクをこなす。暖かくなったしカーテンも洗おうかと思ったけど、花粉つくしやめた。

          暖かくて機動力が上がる。久々にこれといった予定のない週末。いつもより多めに家事タスクをこなす。暖かくなったしカーテンも洗おうかと思ったけど、花粉つくしやめた。

          短い映画感想『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』

          全然子供向け映画ではなくて笑ってしまった。今でこそ、アニメは大人も足しむコンテンツで、大人向けの作品も作られているけど、この作品が生まれた時代ではまだまだ「アニメは子供の見るもの」としてあったんじゃないだろうか。どうなんだろう。 演出が好みです。何かがすっきり解決するわけではなく終わる感じも。 あと、あたるのセリフを聞きながら、ポリアモリーの知人が本当に同じようなことを言っていたのを思い出した。だからどうしたと言うわけではないが。

          短い映画感想『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』

          短い映画感想『落下の解剖学』

          結局、この作品において真実というのはそれほど重要ではなくて、どうしたってはっきりしたものがないときは、考えて、最終結論を出すしかないものなのだなとぼんやり思った。 一面だけ切り取って、絶対にこうだ!と決めつけるのは簡単だけど、実際は人間はもっと複雑で、多面的で、こちら側からみているものも真実の一部ではあるのだけれど、それだけではないと、自分も忘れないようにしたい。 喧嘩のシーンはひりひりした。分担とか時間とか、よくTwitterで見るやつやん…となった。分担できてないことが

          短い映画感想『落下の解剖学』

          短い映画感想『ヴァチカンのエクソシスト』

          壮絶な仕事だな、エクソシストって…。 そのがたいの良さは、扉を蹴破るときにしか使わないんですね。いや、でもめちゃめちゃ体力仕事だろうし、体を鍛えてるのは理に適ってる気がしてきた。

          短い映画感想『ヴァチカンのエクソシスト』

          短い映画感想『夜明けのすべて』

          人が人のことを思いやって助けるということ。 鑑賞しながら人の優しさを思い出した。と、同時に近年の自分を省みた時に果たしてそういう心持でいれたかと自問した。特に職場の描写で思った。形式化した気遣いはやはりなくてもいいと思うけど、そんなものではなくて、ただ自分がそうしたいと思って生ずる優しさは、やはり人が人であるゆえんを感じる。 「人にやさしく、自分のできる範囲で」を心に掲げようかな。 あと、監督から観客への信頼よ。余白がいいな。 ラストのノートの読み上げも心地よい。 劇的なこと

          短い映画感想『夜明けのすべて』