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【上野】和食展のあとに天丼を食べた話


和食展にお邪魔しました

今日は休みを取って、上野の国立科学博物館へ行ってきました。
お目当ては『特別展 和食 〜日本の自然、人々の知恵〜』です。

和食展の案内板

会場内はかなり空いてました。これだから平日凸はやめられません。
今回は一人で行ったので、音声ガイドも申し込みます。ボイスは白石麻衣さん。

和食とはなんぞや、というところから始まって、地質と水の解説。
日本国内で採取される水は、多少の差はあれどほとんどが軟水だと思っていましたが。採取する場所によってはかなり高めの硬度になるということを知って驚きました。

あとキノコについての展示も非常に興味深かったです。世界における既知種数の中で、約1割強が日本に分布しているそうです。キノコの多様性がすごい……。

そして、これは……!

野菜の渡来時期

これって『お野菜時代考証警察』対策に絶好の資料じゃないですか!(笑
そしてしばらく進むと……。

マグロ‘s!

和食に魚類は欠かせませんよね。
そのほかにも海藻や貝類、甲殻類などの標本展示も数多くありました。
うーん……そろそろお腹が空いてきたぞ(苦笑

この後も展示は盛りだくさん。出汁から始まって発酵、発酵といえば酒、醤油、味噌などなど……。
先史時代〜現代までの食事のサンプル展示も圧巻でしたね。卑弥呼が結構いいもの食べてるなーと思ってたら、長屋王の豪華すぎる御膳に目を回したり。
あと戦国時代に織田信長が徳川家康をもてなしたという「饗応膳」も再現されていましたが、まさにフルコース! 内容もかなり充実していてびっくりしましたね。

そして明治天皇が牛肉を食されたことで事実上の解禁になった肉食。ここからの発展ぶりも、すごいものがありました。さすが日本人。食への愛が重い。重すぎる。もう偏愛って言っていいんじゃないかこれ(笑

最後に公式ガイドブックのほか、いくつか美味しそうなお土産を買って退出。
いやー、腹が減っ……ゴホン。大変勉強になりました。


平日で空いていましたが、社会科見学らしい子供たちがたくさんいました。

おでん&地酒フェスを冷やかす

あー、腹減った(グゥゥ
お隣の噴水広場で『おでん&地酒フェス』がやっていたので、ちょっと眺めてきました。
しかしながら、おでん屋台はものすごい行列!
その行列に、先日食中毒が出て話題になってしまった某二枚貝フェスを思い出してしまい、いまいち食指が動かず……。

すみません。結局、素通りしてきました……。

天丼を食べに行こう!

それでも私のわがままな腹は、容赦なく鳴りつづける。
よしよしと優しくなだめつつ検索していると、オッ!というお店を見つけました。
ここから徒歩20分ほどの距離。のんびり歩いてたどり着いたのは、元浅草の天三(てんさん)さんです。

口コミで薄い衣が絶品とあったので、ワクワクしながら初訪問。結果は……大正解!

季節の天丼。1500円也。

季節の天ぷら定食と迷ったのですが、お腹ペコリーヌすぎてボリュームを欲してしまった……。
大きな牡蠣が二つの他、海老2本。野菜はピーマン、れんこん、大きめの舞茸でした。
いやー、めっちゃ美味かったです。絶妙な揚げ加減はもちろんですが、タレが甘すぎないタイプで私好み♪
私はもともと少食な方なのですが、こちらはぺろりと食べきっちゃいました。近くに行った際はぜひ再訪したいです!

しかし……。
本当は取材を兼ねて昼飲みしようと思ってたのですが。天丼で完全に満足してしまった。残念ながら飲みは断念。

それにしても本当にここらへんは何度来ても飽きないなー。
また来るぞ、上野!

【追記】和食展の公式ガイドブックは良い

和食展の公式ガイドブック、これすごくいいです。資料的な価値あり!
創作界隈の皆様、おすすめでーす!

公式ガイドブック。税込2662円(税抜2420円)

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