自殺が未遂で終わった話

私は自殺未遂を3度起こしている。
3年前から鬱により精神安定剤や催眠導入剤、その他薬が多数処方されている。

私は鬱になってから過食嘔吐、リストカット、ハサミで皮膚を切るなどの自傷行為を繰り返していた。
1回目のきっかけは些細だった。今でも付き合っている彼女との喧嘩。LINEで喧嘩し電話で口論の末、「話したくないから連絡してこないで。してきても返さないから」と言われた。
鬱の私には彼女しか生きがいがなかった。家族との関係も悪く頼れる友人も少ない。大袈裟に聞こえるかもしれないが本当に彼女が全て。そんな彼女に拒絶され傷つき死にたいた思った。その時手元にあった薬を全てODした。服薬開始から2ヶ月くらいしか経ってなかったので今より薬の量も少なかったが、その頃の私には十分で意識は朦朧としていた。
彼女に電話しても出ない、家もオートロックで誰にも鍵を渡してないから助けに来れない。意識が途切れそうな時、突然怖くなり119番に電話した。何を話したか覚えていないが30分しないうちに救急車が到着し運ばれた。目が覚めたら知らない真っ白の天井で病院だと思った。点滴が刺さっておりカーテンもなく監視下に置かれていた。
目が覚めたのに看護師が気づき、「名前を言ってください」「ここがどこか分かりますか」「今日は何月何日ですか」など質問をいくつかされたのち、説明を受けた。
そこから2週間HCUに入院した。
理由は分からないが、普通ICUやHCUでは携帯など通信機器?は使えないが私の手荷物の中には携帯が置いてあり自由に使えた。内カメラで顔を確認すると泣いたせいとODのせいで顔全体がパンパンにむくみ目もほぼ空いてないような腫れ具合で顔色は真っ白だった。記念に自撮りをする余裕はあった(笑)
その後すぐに彼女に連絡した。
彼女からは長文で心配している、自分のせいだとLINEが帰ってきた。でもこの自殺未遂は確実に自分のせいだ。そして自分が決めてやった事だ。自分が情けなく感じた。この時は死ななかったことに安堵した。
退院日は義母が迎えに来て、そのまま精神科入院のため病院に送られた。しかし先生と話した結果経過観察で週一通院で良いと転院を免れた。彼女に連絡をし実家の下まで迎えに来てもらい彼女と私の家に帰った。その日に彼女に合鍵を渡した。もうしないと約束し仲直りをした。
また生きる希望が出来た。
でも、簡単には辞められない。彼女が約束の時間に帰ってこなければ過量服薬、リストカット。気分が落ちたらリストカット。手足にどんどん傷が増えていった。

長くなるため続きは次の記事で。

月ノひまわり🌻


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