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自然

淡い朝を纏う草木岩土はどれを掴んでも、冷ややかな感触が返ってきた。差し込む光によって徐々に温度を取り戻す山が一つの大きな生物であるように思えた。その中では人間も一種の動物として主に寄生する存在だという自覚をもち、周期に従うのが自然だろう。

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