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続・元証券勤務なんてかっこよくぶら下げてるけど実は就活に失敗したわたし。

前回の記事はnote初投稿日ということもあり、さっくり書いたのですが
せっかくなので学生さんの役に立ちそうな感じで綴ってみます。長めです。



タイトルの通り私は就活に失敗した。
その結果、メンタルをやられ、意味わからないほど鬱になり
上司に平手打ちをされ鼓膜を破かれボロボロになって退職した。

就職した当時はこれでも希望に満ちて、この会社で頑張るぞ!なんて思っていたのだが。
まぁ人間関係をうまくできなかった当時の私にも原因はあるが…就活時代に
今持ってる知識があったら、もっと有意義な就職活動ができただろうなと思っている。そういう意味では失敗だったなと思う。

体験談を踏まえてこれから就職活動をされる学生さんに
就活をする上で知っておいた方がいい考え方をお伝えしていきたいと思います。

※この記事は体験談を交えながらテクニックよりも大切な、考え方をお伝えしていきます。


就活がボロカスに上手くいかなかった理由

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まず就活していた頃の私を知ってもらいたい。

・国立大の生物系理系
・3年生のインターンに行かずに海外旅行してた
・そもそも就活をよく分かってなかった
・みんなスーツ着てるし私もやった方がいいのかな?
・とりあえず食品系の会社に行きたいな

本当に当時の私はびっくりするほど就活というものを知らず
てか卒業したら働くんだ…レベルで将来のこと何にも知らなかった。

非常におめでたい就活生だった。クソザコである。
しかも大学生活を部活&サークル&バイトに費やし
社会人の方とまともに絡んだことがなかった。働くとか、社会のこととか、よくわかんないけど卒業したら社会人になるのかあ…みたいな。

ひとまず100社エントリーし、エントリーシートを50社以上書き、選考のために週に3回都心まで時間と交通費(往復6000円)をかけて移動したりしてたのに、一向に届かない内定通知。
(生物系理系なので田舎にキャンパスがあった。)

かなり時間とお金はかけたが落ちまくった。


無知なりに努力はしていたつもりだったのに。

これでも理系の端くれなので、内定を取るためににエントリーシートの書き方や自己PRの仕方とか、それなりに調べていたんですよ。ずっとネット検索して情報を集めて、面接の実践練習みたいなのにも何度も通ったし、掲示板のブラック企業リストを見たり面接で言ってはいけないフレーズを頭に叩き込んだり。かなりの時間努力をしていた。なのに一向に内定が出なくて、就活を終える同級生たちに焦りを覚えつつ結果が出ない自分に自暴自棄になったりもしたね…髪をバッサリ短く切ったりしてさ。同時に卒論でも追い込まれていたし…理系には辛い時期ですね。



社会人生活を長く過ごすと、なぜ当時の私が就活でボロカスにダメだったか
今になってよくわかる。

そりゃあんた、努力してるっていうけど、どうみても努力のベクトルが違うのよ。

途方もない時間をかけながら一生懸命ES書いて、足りなくなった証明写真をお金を出して追加して、噛まないで言えるように言いたいことのメモを見ながら何度も面接の練習して、雨の日に原チャでカッパ着てスーツで先行会場に向かったりして(怒涛だったホントに)

いくつか必要なこともあるけど、ぶっちゃけると決定的に足りなかったものがある。

ここまで読んでくれている学生さんたちには少し考えてみて欲しい。

これまでの内容で何が足りないのだろうか。










イメージである。

当時の私には明確なイメージができていなかった。


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就活生の私に足りなかったただ一つの考え

イメトレなんてよくスポーツ選手が行ったりするが
本当にイメージって大切で

イメージ=思考は現実化する って

人を動かすや金持ち父さんなど、自己啓発の本にもこんなワードはよく出てくると思うけど
侮るなかれ。これはマジ。イメージできたもん勝ちで
欲しい情報や人と繋がれたり、営業の数字が出たり、いいことがたくさん起きた。

なんだか怪しい自己啓発系の話になりそうだが…

私の場合はそのことに気がついてから何事もそういう視点で物事を考えるようになった。

なので転職に焦点を当てると
自分がうまく振る舞うことに力を入れるより
会社は何をやっているのか?
そこで自分は何ができるのか?
どんな価値が提供できるのか?
そもそもその会社で私が望むものは何か?
何がやりたいのか?
をイメージできるまでとことん突き詰めた。

内定をもらうためのイメージではない。その会社で働く自分をイメージした。
そんなの会社に入らないとわからないよ!って声が聞こえそうだがそこが大切で。
イメージするには情報がいる。だからひたすら情報を集める。入手可能な限り情報はとことん集める。イメージできるまで徹底的に調べて(必要があれば現地に足を運ぶこと)足りない情報は会社の方に聞いた。

イメージができるようになると言葉に魂がのるようになった。
だって頭の中では自分がここで働いてるイメージしながら話してるのよ。
ただの暗記とかではなく、ちゃんと意思がある言葉を発して会話ができる。

薄っぺらい小手先の発言ではなく、言葉にちゃんと意思がある。やはり言葉に真意があるかどうかは相手には良くも悪くも伝わってしまうのだ。

その頃は面接官とのやりとりは、問答ではなく、会話だと思っていた。

謙ったり、恐縮ですなんて考えは一切考えてなかった。
むしろこれからこの会社で働く私に足りない情報を教えてくれる人。
と思っていた。

それまでは質問されたことに答えて…という問答だったが。

この会社でこういうことをやりたいんですけどできますか?とか
やりたいことに対してこう考えているのですが、ここではこういうことができるって認識であってますか?とか 会社の方と会話しにいくわ〜くらいの感覚かな。(もちろん冷やかしではなくそこで働きたいと思っている)


たまに面接官の価値を計ったり、腹の中では見下したりとかする人いるらしいけど
そういうことはしなかった。多分顔に出る。面接官の方はよく見てる。
誠意を持って会話して教えてもらったらちゃんとお礼を言って
あわよくば会話中に面接官の方を苗字で呼びかけて話をして。普通に会話した。
すごいと思ったらすごいですねってちゃんと口にしてたし。

あとこれは必ず心がけてたことだけど、忙しい業務の中、私のために時間をわざわざとってくれてるなぁとは思っていたので、お礼はしっかり伝えていました。
これも想像したら言葉に魂がのるから。
イメージしづらかったら、自分がバイトで仕事をこなしてる最中にお客さんに質問されてるとイメージしてみるといいと思う。作業が溜まってるから早く仕事をこなしたいのに、でもお客さんからの質問も仕事だから対応しなきゃいけないみたいな状況かな。忙しい中時間作ってくれてるなぁって思えると思う。そうしたらきっと人事の方へ、心からのお礼が言えるから。

ちょっと余談になっちゃうけど仲良しの年下の男の子に
最近自分の名前以外の漢字を書けるようになった!
なんて言って喜ぶ高卒でアホで面白い子がいるの(20代前半)

アホなのにその子はめちゃくちゃ経営者や事業主に好かれる。
筋が通っていて
誰にでも臆することなく思ったことを素直に口に出すタイプなのだが
今都内のベンチャーの、仲良くなった社長の元で働いている。
彼は働く前、面接で初めて会った社長にこう言ったらしい。
「将来海外に住みたいから長く働けないし、お金が溜まってコロナが落ち着いたら1ヶ月休みもらって視察に行きたいんですけど。」
そしたらその社長は
「ええよ。ただしちゃんと前もって言ってくれな。1ヶ月前くらいに言ってくれたらいいから。」って。
その面接で「そんなこと言うなんてお前面白いなー」って社長に気に入られて、年に何度かある重役や取引先がくる接待の場に呼ばれているらしい。いい経験を積めているそう。
この彼は素直に人にものを聞くことをなんとも思っていない。わからないことはわからないんだから聞けばいいじゃん!くらいの発想なのだ。
嫌われたらどうしようとか微塵も思わない。そう思っているから、上記の発言も好印象にとられたのだろう。おどおどと、よく思われようとか、拒否られたらどうしようとか、少しでもそんな気持ちがあったら気に入られてないと思う。
彼が本気でそう思って発言したからであって、他の人が同じことを言ってもその社長に気に入られるとは限らない。
そこが言葉に魂があるかどうかの差だと思う。
(ちなみにアホは褒め言葉です。本人も知っている。アホだけど彼は甲子園出場経験があるほど目標に向かってがむしゃらに努力ができる人なので年下ながら尊敬している)
また飲み友達に西日本エリアNo. 1の外資のトップセールスマンがいるけど(年収3000万以上)その人もそんな感じ。かなりあっけらかんとしてる。
わかんないことはわからないということを恥ずかしがらずに、すぐ人に聞くし。そういう姿勢だから中小の経営者や事業主に好かれるみたい。この人とは腹を割って話せるなって。信用されて売り上げにつながっている。

脱線してしまったけど、共通して言えることはやはり言葉に真意があるかが大切なんだと思うの。

よっぽど悪意がない限り、自分のやりたいことや聞きたいことは、素直に発言していいのよ。うわべだけの考えでしゃべる方が人事の方に嫌われるから。

嫌われたらどうしようとか、顔色を伺うことはしなくていい。そう思ってしまうと逆によく思われない。顔色を伺うよりも、自分の意見を持つことの方がもっと大切だから。



長くなってしまったがイメージすること。をどうか意識してみてほしい。

きっと読んで理解してくださったみなさんには他の人が持っていない〝良さ〟が生まれるし、あなたに〝価値が備わる〟はずだから。


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最後に

お疲れ様でした。
ここまで読んでくださってありがとうございます。どうだったでしょうか。

勉強になった!って思ってもらえたら幸いだし
こんな知識知ってるし、実践してるよ!って学生さんは
すごいし、どんどん成長してぜひ目標を達成して欲しい。

私は起業とかしたことないけど、対面で数字の出る仕事で70万稼いだ時は
かなりこの考え大切にしてました。イメージすること。
感謝とか。結婚の時もそうだけどね。




まぁ、その時うまくいかなくても大丈夫よ。そのあと取り戻せばいいんだから。




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